転生日記10
そろそろ文章量を増やしたいのですが、時間が、ががが。
【十七日目】
今日も魔法の練習をする。昨日は火炎魔法を使ったが、威力が弱くて使い物になりそうも無かったので威力を上げることにする。いつものように外に出るが、今日は場所を変えて家から少し離れた荒地っぽいところで実験する。というのも岩に当てたとき、煙が家の中に入ったようでヨークが外に出てきたからだ。見つかったら説教+作業だろう。作業をさせるとか生徒指導の先生かよ、って突っ込みたくなる。
十分程度歩き、荒地に着くと先客がいた。モンスターだ。一、二、三…五匹いる。
ゴブリンと狼の二種類だ。ゴブリンは条約を結んだので安全だ。狼とも貿易できたらいいので近寄っていったら狼がゴブリンに噛み付いた。
どうやら命懸けの喧嘩をしているようです。
もちろん知らん顔をすることもできるが条約を結んだし、魔法の実験台も必要だし助けよう。もちろん、狼に消えてもらう。
本当に喧嘩かどうかを確認するために近寄ってみる事にした。ばれないよう隠れながら、足音を立てないように(聞こえていないと思うけど)近寄る。
近寄る間にもゴブリンが一匹噛まれる。こりゃ本気だな。火炎魔法の攻撃を仕掛けることにした。魔法の威力は弱いけどどうにかなるでしょ。
『火炎魔法の発動』
距離は約二百メートル。あちらも俺を発見したようだが、お構いなしに喧嘩を続けている。枠にも入っていないのかよ。
魔法が間違えてゴブリンに当たる確率もあるが魔法を放つ。当たっても回復魔法でどうにかなると思う。威力弱いし。
『体内魔素の確保…成功。”火炎魔法”の異次元化…成功。対象を選んでください。』
狼は動いていて狙いにくいので地面を狙う事にした。どんな結果になるのか楽しみだ。
『”火炎魔法”を発動します。』
野球ボールくらいの火の玉が地面に向かって飛んでいく。残り100メートルくらいで気づいたらしく、避けようとするが間に合わない。
『ボンッ!』
大きな音がして煙で覆われ、何かが焦げる臭いがした。
煙が晴れると焦げた死体(二匹)と腰が抜けたゴブリン(三匹)が出てきた。
瀕死の状態のゴブリンに近寄り回復魔法を掛ける。腰が抜けたゴブリンは俺のことを恐れているらしく距離をとる。
魔法を掛けるが、回復したのは内部だけで表面はまだ傷だらけだった。元気になって立ち上がろうとするゴブリンを仲間が制する。
もう一度回復魔法を掛けると表面の傷も大体治った。約二回でほぼ回復。恐ろしく回復力の高い魔法だな。
そういえば魔素って魔法を発動する度に確保するから体内にどれくらいあるか気になる。
『体内魔素はどれくらいありますか』
聞いてみてまだ余裕があるなら完治まで回復魔法を掛けようかな。恩を売るのは悪くない。
『貴方の体内魔素確保量695あります。そのうち現在体内魔素は395です』
ということは一回の魔法で使う魔素は100で、俺は三回魔法を使ったので魔素が300減ったと計算した。もう一回掛けても大丈夫だな。ゴブリンに回復魔法を掛けて今日の練習は終了した。




