③思ったよりこの武器ネタすぎた
感想とかもらっちゃうと飛び上るかもしれない・・・
「呪われてるってなんだよ・・・ったく変な装備渡しやがって、これで性能悪かったら解呪費しゃれにならんぞ・・・」
とりあえずメニューを開き武器の性能を見てみることにした。
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邪病神の大鎌+9(呪)・攻撃力9666・分類・大鎌
性能
装備した時-特性□装備時病気・衰弱・麻痺・気絶・混乱・毒・微毒・檄毒・狂毒・邪毒・誘惑・火傷etc....・hp-90%down・デバフの進行速度99倍 装備時+特性=攻撃命中時すべてのデバフを相手に100%の確立で付与する・攻撃力、攻撃速度、詠唱速度、スキル再使用減時間速度、素早さ、集中力、+400%UP、全ステータスパラメータ+300
説明
始祖なる病をつくったとされる邪神が持っていたとされる大鎌
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死神の衣+9(呪)・防御力1・分類コート
性能
-特性□装備時hp-90%down受けた攻撃が80%の確立で致死判定になる・デスペナルティ+300%UP
+特性□装備時素早さ+300%UP スキル・クローキング+50使用可能(周りから自分の姿がわからなくなる+50=発動中使用mp-80%詠唱時間2秒・再使用時間60秒)
説明
死神がきていたとされる衣、命を投げ打つことで人外の力を得ることができる。
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ヘイドアミュレット・分類アミュレット
性能
+特性□攻撃命中時 スキル・ラムキャドー+30使用可能(闇の瘴気をのせた斬激をあたえる+30=斬激の回数+20・詠唱時間無し・再使用時間10秒)
スキル・グルーミーエフェクト+50使用可能(闇の瘴気を武器に付与する+50=瘴気の量が増える・詠唱時間2秒・再使用時間60秒
-特性□hp-90%
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「はい?・・・」
正直こんなリスキーな性能を持つ装備ばかりとは思わなかった・・・これら全部を装備するとhpが1になるじゃねぇか・・・しかしそれを除いても+のリメットもかなり多かった。一番のネタ性能の鎌の全パラメータUPや色々なステータスの大幅アップもかなりすごい、使い道を考えればかなり強いはずだ。
「うんっどうにかなんだろ!」
デメリットの事は両手で頬を叩き忘れ武器の性能を確かめるために町の外に出て見ることにした。
「おうっあんちゃんずいぶんと立派な装備もってんなぁ」
「そんないい装備あんならcもたくさんあんだろうなぁへへっ」
「ちょっと俺等に恵んではくれねぇか?」
門から出て町の外の草原にでた俺に革の鎧を着たチンピラの様な2人組がナイフを振りながら脅し?てきた。
(こうゆう時ってどうすればいいんだ・・・たしか町でのpkはなんかペナルティがあった気が・・・)
「おい、聞いてんのか中二病みてぇな恰好したやつがよお」
「あ?」
ザンッ、勢いで背中に担いでいた鎌を横なぎに振るってしまった。
(やばいっ挑発にのってやっちゃたじゃねぇかっ逃げるしかねぇぇぇぇぇ)
「あがぁぁぁぁくそがきぃぃぃてめぇ武器に毒ぬ・・・がはっぁ」
かすっただけなのにチンピラが一瞬で血を全身の毛穴から噴き出し肌は赤黒くなり目はうつろになりだんだん腐っていきながら光の粒子になって消えていった。
「お、、おい平気かってめぇよくも仲間をやりやがったなっ」
(おかしい・・・俺ってこんな凶暴な人間だったか?・・・)
ふと考えてから前を見るとチンピラの片割れがナイフを持って襲いかかってきた。
「もうふっきれたここはゲームだもんなぁ好きにやっちまうぜぇぇぇグルーミーエフェクト!」
俺はニヤリと笑いスキルを発動した。
発動した瞬間武器には毒毒しい瘴気+黒く妖艶な光が纏わりついた。
「くらいなぁぁラムキャドォォォ」
スキルを発動した瞬間瘴気と妖艶な光が20程のカマイタチとなって俺の正面に吹き飛んでいき草原の奥の木や草を200メートルくらい切り刻んでいった。
「な、なんだよこの威力っ・・・・」
武器の性能に驚いていた俺の頭に【レベルアップしました1→17・スキルポイント16ゲットしました】という機械音が響いた。
「ははっ・・・これは暫くスキルは使用禁止かな・・・」
鎌を背中に掛け直し適当に森の奥に向かって全力疾走してみたここにいるとまたあのチンピラ達にあってしまいそうだったからだ、-----ヒュンッ鎌の性能とコートの性能のせいか信じられない速度で俺の体は加速していった。それでも意識がはっきりしているのは鎌の集中力補修のお陰であろう、走りながら周りを見ると角の生えた馬を4人くらいのptで倒している人や。茶色い2m程度あるウサギに蹴り技で戦っている人がいたウサギの尻尾を振りまわす攻撃をバックステップでかわし隙が生まれた瞬間に相手に背を向けバックステップで急接近しその勢いのまま回し蹴り、おぉかっこいいな!思わず立ち止まってしまった。 そんな感じで色々な人を見ながら走っていくと10~15程度の人達が話しあっている声が聞こえたのでスキル、クローキングを発動し近づいてみた、クローキングを使用したり理由は、さっきの出来事についてだとしたら色々まずいのでまずは姿を消して近ずくことにしたのだ。
「なぁ君たちのpt何階までいけた?」
「3階が限界だったよ・・・合体して襲ってこられたんじゃどうしようもなかったし・・・」
「そうかぁ・・・今のところ3階まで行ったptが僕たちのところと君たちのところ見たい、後はそこのptが今から入るとこみたいだね」
「ほうほう~まぁ俺等は結構ポーション消費しちゃったしまた次の機会に行ってみることにするよ」
「そっかぁ僕等はもうチョイ休んだら周辺でレベル上げでもして再チャレンジしてみるわ」
(3階?合体?どういうことだ?)
10メートルくらいはなれたとこから彼等たちのすぐ近くまでいくといままで何もなかった所から時計台が現れた。周りは森なのにその時計塔の周りだけきれいに刈りそろえられた芝生になっていた。頂上をみてみるとてっぺんに大きな時計がついており針は一時を射していた。恐らくあれがストーリークエストの塔の1つであろう、そこにいた人達の姿はみな金属製の鎧やきちんとした素材でできたであろうローブなどを着ていたので今のところのトッププレイヤー、いや攻略組なのであろう。
時計台のほうに視線を移すと入口に今まさに入ろうとしている鎧を着た人、ローブを着た人、軽量そうな革の鎧を着た3人組が見えた、ふむ今から挑戦するのかあの人たちががでてきたら俺も挑戦してみるか。
近くに生えていた木に背中を預けスキルの調整をした。
解説書どおり初期職のみのレベルアップスキルを覚えるようだ。
ちなみに初期職ではさまざまなスキルが使えるらしいがどれも弱いスキルだけらしい。
上位職に転職するとその職のスキルしか使えない代わりに上位のスキルを覚えられるらしい。
◆◆◆
マジックアロー→マジックブレッド+1(進化4
アイススピアー→アイスシュート+3
◆◆◆
スキルの振り分けを終わらせた俺は暫くすることがなくなったのでつい昼寝をしてしまった。
「ちくしょうっあとちょっとで4階までいけたんだがっ」
「ねー・・・あとちょっとだったんだけど」
「やっぱ3人じゃきついんかな・・」
突然の大声に俺は目を覚ました、眠っていてもクローキングは発動されていたようだ。
(よし初戦闘いってみるか!)
周りを見ると人が増えていたようで30人近くに増えていたが皆「いってみる?」「うーんどうしよっか・・・」
等しゃべっており扉のほうには目を向けていないようだった。
キィィィ--そっと扉をあけると目の前に広がっていたのは塔の大きさからして考えられないほどの広さ、大体体育館2つほどの湿っぽい牢獄の様な部屋の中に青くうごめく粘液状のスライム?というやつか?が大量にいる部屋だった。
【部屋の中の敵をすべて殲滅してください制限時間は1時間です。5秒後にベルが鳴った瞬間開始されます】
頭の中に機械音声の指示が現れた、いいねぇさぁはじめようか!
俺はニヤリと不敵に笑い鎌を持ち直した。
【リーィン・start】
鐘がなった瞬間今まで俺のことを見向きもしなかったスライム達が俺に向けて襲いかかってきた。
「スラッシュッ」
鎌を横なぎに一閃頭の中に残り79というカウントが起きる、
眼前にいたスライム達を処理しおえさぁ、どうするかと考えると生き残ったスライムたちが俺を挟むように左右にまわってくる。
「ははっすこしは頭をつかんだねぇけどそれが墓穴になったな」
俺を囲もうとして左右に広がったため真中に直線状にあいた通路のほぼ真ん中へと全力疾走し、まわりがすべてスライムで囲まれたのを確認したところで発動した。
「グルーミーエフェクト、回転斬りぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
鎌に黒く妖艶な光を含ませ叫びながら鎌を周りに振った。
シュアァァンッ----俺を中心に発動された黒いカマイタチが円状に広がり囲んで優勢にたっていたスライム達を斬り裂く、俺に近かった奴からどんどん光の粒子となって消えていく。ラムキャドーを発動した時に気付いたが速度アップの効果がついた状況でグルーミーを使うと瘴気が飛びカマイタチになるようだ。
【レベルアップしました17→21◆一階クリアです、最速タイム1分30秒でクリアです。】
頭の中に機械音声が響くどうやら全部倒しきったようだ。するとなにもなかった壁にドアが現れた。
俺は鎌を一回振るいドアに向け足を運んだ。