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第86話「俺は二次元ヲタクでアイドルヲタクとは別物だけど、何か質問あるw?」(4/6)

久々に見たら読者がいて驚きました。

嬉しいです。

王都の外れにある、ひときわ目立つ建物。


看板には、煌びやかな文字で《ガミージェロ芸能事務所》と書かれていた。チョコレートは、少し離れた場所からその建物を見つめていた。


「……アイドルって、美女なんだよな。たぶん。俺、話しかけられるかな……」


武器屋の武器は自宅に置いてきた。

手ぶらだったけど茶菓子くらい用意すべきだったかと思う。


「……まあ、俺って勇者だし。勇者って、だけでキャーキャー言われるかもだしな。」


そう言いながら、チョコレートは事務所の扉をそっと開けた。


中は、意外にも静かだった。受付には誰もおらず、壁にはポスターが貼られている。そこには、華やかな衣装を着た二人の少女が並んでいた。


「……ガミージェロって、二人組だったのか?」


ポスターの下には、小さくこう書かれていた。


> ガミー&ジェロ

> 地方発!糖質系アイドルユニット《ガミージェロ》


「……糖質系って何だよ」


チョコレートが首をかしげていると、奥の扉が開いた。


「入っても、よかと?」


現れたのは、マギーだった。控えめな笑顔で、チョコレートを見つめている。


「え、マギー?……ってことは、もう一人は……」


「ゼラチンゼラチン!ゼラチン!」


「うるせ~!!!」


勢いよく飛び出してきたのは、ゼリーだった。キラキラした衣装を着て、チョコレートに抱きつこうとする。


「おっきい人は、ちっちゃくなって反省するのよぉ~♡」


「やめろ!俺にそういった性癖はない!」


チョコレートは慌てて距離を取る。


「……なんで、マギーとゼリーが?マネージャーとか?」


「違うもん。ガミーは英語で日本語にするとグミ。ジェロは日本語でゼリー。あたし達が糖質系アイドルだよぉ!」


マギーは、少しだけ目を伏せて答えた。


「……人が多いところにいれば、暗殺されにくいと思って……それで、地方で活動してたとよ」


「……なるほど。糖質系って統合失調の…それが悪化して命を狙われてるって、そういうことか…」

チョコレートは頭をかかえた。



ゼリーは、くるくると回りながら言った。


「何でチョコレートが?王都でやるのは怒られると思って、わざわざ地方でやってたのにぃ~。ここでもダメだって怒ってるのぉ?」


この食い違いに再びチョコレートはため息をつく。


「わかった。お前らの熱意に負けたよ。特別に俺が交渉して王都でアイドル活動できるようにしてやる。」


チョコレートはどや顔でゼリーとマギーに言った。


「えっ、ほんと?じゃあ、王都でライブしてもいいの?」


「ああ、男に二言はない。そのかわし、売上金の…2わり……」


「全部上げるよぉ~。うちら買い物しないもん。」


魔王軍って何で皆、金を受け取らないんだろ?

バカなんやろか?


マギーは、少しだけ考えてから、静かにうなずいた。


「……わかった。その日、王都で活動する。ゼリーも、それでいい?」


「もちろん~♡かわいい人がいっぱい来るなら、ゼリーもがんばる~!」


チョコレートは、ほっと息をついた。


「……よし、これで祭りの目玉は揃ったな」


事務所の外に出ると、空はすっかり夕焼けに染まっていた。


風が、少しだけ強くなっていた。



〇~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


王都の広場は、夕暮れの光に照らされていた。


かつては兵士の訓練場だった場所も、今では誰も使っていない。石畳には草が生え、屋台の骨組みだけが風に揺れている。


チョコレートは、広場の真ん中に立っていた。


「……ここで祭りをやるのか。まあ、広いし、爆発しても多少は大丈夫だろ」


手には、武器屋主人から受け取った《真空爆裂弾ヴォルカニック・ゼロ》。

どう見ても花火ではないが、応用すれば花火になるって思って持ってきた。


「……さて、どうやって空中で爆発させるかな。」


チョコレートは頭をかかえた。


そこへ、クラッカーとポテトチップがやってきた。クラッカーは酒瓶を片手に、ポテトチップは掃除道具を抱えていた。


「準備は進んでるか?」


「いや、進んでない。着火と、あと花火って色んな色の炎が上がって花みたいで綺麗なんだ。」


「爆発させればいいんだろ? なら、火薬を詰めて空に向けて撃てばいい。昔、魔王軍が狼煙で使ってたぞ」


「それ、戦争じゃん」


ポテトチップは、ほうきを持ったまま、そっと言った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~魔王ポテトチップのやさしい科学教室 ~

**テーマ:花火の色が違うのはなぜ?**


「みなさん、こんにちは。今日は夜空を彩る花火についてお話ししますね。赤や青、緑の光が広がるのって、とてもきれいですわよね。」


「でも、どうして色が違うのか……気になりますよね?それは、科学の力なんですの。」


「花火の中には、“金属の粉”が入っているんですの。それが火で熱されると、光を出すんですけれど、その光の色が、金属によって違うんですのよ。」


たとえば…


- 赤い花火には、ストロンチウムという金属

- 緑の花火には、バリウムという金属

- 青い花火には、銅という金属

- 黄色い花火には、ナトリウムという金属


「それぞれの金属が熱くなると、“電子”という小さな粒が元気に動いて……戻るときに光を出すんですの。その光が、色になるんですのよ。」


「だから、花火の色は“どんな金属を使っているか”で決まるんですの。夜空に広がる色は、科学と職人さんの工夫の結晶なんですのよ。」


---


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



◆キャラクター人気投票&作品の今後について◆


---


いつも本作品をご覧いただき、誠にありがとうございます。

作者の**双葉フレディ**です。


本作品は連載開始から約1ヶ月を迎え、これを記念して**キャラクター人気投票**を実施させていただくこととなりました。

日々のエゴサーチを通じて、延べ**1,000名近くの方々**に作品をご覧いただいていることが分かり、心より感謝申し上げます。


---


●人気投票ルール


- **1アカウントにつき最大3票まで**投票可能です。

- 投票は、作品内のどの感想欄でも構いません。コメント欄にキャラクター名をご記載いただければ集計いたします。

- **1人で1キャラに3票すべてを投じることも可能**です。

- 投票の締切は**9月末日**とさせていただきます。


なお、4キャラに投票された場合など、合計票数が3票を超える場合は、各キャラに均等に票数を割り当てる形となります。

例:4キャラに投票した場合、1キャラあたり0.75票となります。


---


●作品の今後について


現在、人気投票の結果は**0票**となっております。

この状況を踏まえ、今後の作品の展開についても検討を進めております。


当初は数年にわたって連載を続ける構想でおりましたが、現時点では**9月末を一区切り**とし、**年内で完結させるかどうか**を判断する予定です。


また、作者自身の創作意欲にも波があり、正直なところ少し気持ちが離れてきている部分もございます。

それでも、これまで応援してくださった皆様には心より感謝しております。


物語の進行には登場人物の存在が不可欠です。

そのため、もし人気投票の結果、登場人物が全員退場となった場合には、**物語の継続が困難となり、打ち切り**という形を取らざるを得ません。


---


●最後に


読者の皆様の声が、物語の未来を形づくります。

お気に入りのキャラクターへの投票や、作品へのご感想など、ぜひコメント欄にてお寄せいただければ幸いです。


皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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