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第42話「夏休みだし王様から豪華客船でクルージング旅行招待されたから行ってみたけど質問あるw?」(4/9)

今回も後書きにイベント情報を書いてみました。



「次が最後の勝負です」

案内係が静かに告げた。


「現在のポイント状況は以下の通りです」

- チョコレート:±0

- ぱちわた:+3


結局チョコレートは一度当てて、一度外して±0

わたぱちは3回ともチョコレートに答えを聞き3ポイント


「この勝負で、地下送りが決まる可能性があります。ご注意ください」


チョコレートは、黒い箱からコインを引いた。

手が少し震えていた。


「……俺は“真実”を出したぜ。ションディ。」

ぱちわたは、チョコレートを見ながら言った。


ぱちわたは、少しだけ目を細めた。

そして、にこりと笑った。


「……“真実”だな」

チョコレートは、あっさりと答えた。


「……は?」

しかし次の瞬間、チョコレートは、眉をひそめる。


「ごめんよ、ションディ。」

ぱちわたは、優しげに言った。


結果は――“嘘”。


「不正解。チョコレート様、失点1ポイント」

案内係が淡々と告げる。


「……え?なんで?」

チョコレートが驚く。


「現在のポイント状況:ぱちわた様、+3。このフロアはクリアです。別室へどうぞ。」


チョコレートは、ぼ~ぜんとする。


「現在のポイント状況:チョコレート様、-1。マイナスになったので地下送り対象です」


「……は?」

チョコレートは、言葉を失った。


ぱちわたは、静かに立ち上がった。

そして、チョコレートの肩に手を置いた。


「騙される方が悪いんだよ、ションディ」

その声は、冷たかった。


「……お前……最初から……」

チョコレートは、震える声で言った。


「最初から騙すつもりだったのか!!!」

チョコレートは、ぱちわたにつかみかかろうとして案内人達に制止される。


ヘラヘラしながら制止されるチョコレートに、チョコレートの財布を見せる。


「1000円渡したのは財布の場所を知るため。俺は別室、ションディは地下。一生地下から出れないションディに財布はいらね~だろ?」


へらへら笑いながら、一番最初にゲームをクリアするのだった。



「チョコレート様、地下牢獄への移送準備を開始します」

案内係が告げる。


「人生オワタ」

チョコレートが諦めかけた、その時


その時――


「待てや」

ビスケットが立ち上がった。


「ポイント、分けたる。あたいの1点、こいつにやるがや」


「……特別」

キャンディも静かに手を挙げた。


「規則上、仲間からの譲渡は可能です。チョコレート様、ポイント+2。現在+1。地下送り回避です」


チョコレートは、仲間たちを見た。

その目に、少しだけ光が戻った。


「……ありがとう。マジで、ありがとう」

彼は、深く頭を下げた。


そして、ゆっくりと顔を上げた。


「……ぱちわた。次は、俺が騙す番だ」

その声には、いつものニートらしからぬ、静かな決意が宿っていた。




〇~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


第二ゲーム、トランプ

ルールは第一ゲームのコイン当てと、ほぼ同じだった。


ゲームは進むにつれ、空気が張り詰めていった。

トランプの嘘――それは、ただのカードゲームではなく、信頼と裏切りの試練だった。


「次は、ビスケット様の番です」

案内係が告げる。


ビスケットは、カードを伏せて言った。


「ダイヤの10や。信じるか信じんか、好きにせえ」

彼女は、堂々と宣言した。


対戦相手は、貴族風の男。

目を細めて、ゆっくりと答えた。


「……嘘だな」


結果は――“ダイヤの10”。


「不正解。貴族様、失点1。ビスケット様、ポイント獲得」

案内係が告げる。


「ほれ見たことか。あたいの言うことは信用せえ」

ビスケットは、笑った。


だが――次のターンで、彼女は逆に騙された。


「クラブの2や」

ビスケットが宣言した。


「……信じる」

相手が答えた。


結果は――“スペードのキング”。


「騙し失敗。ビスケット様、失点1。現在ポイント:-1。地下送り対象です」


「……は?」

ビスケットは、目を見開いた。


「ふざけんなや! たった1回で地下か!?」

彼女は、立ち上がろうとしたが、案内係に制止された。


「ルールです。ご理解ください」


同じ頃――キャンディも、静かに脱落していた。


「……スペードの5」

彼女は、淡々と宣言した。


「嘘だ」

相手が答えた。


結果は――“スペードの5”。


「見破られました。キャンディ様、失点1。現在ポイント:-1。地下送り対象です」


「……了解」

キャンディは、静かに立ち上がった。


チョコレートは、二人の姿を見て、拳を握った。


「……俺が、助ける」

彼は、カードを見つめた。


「次の勝負で、俺が勝って、ポイントを譲渡する。絶対に、地下には行かせない」


案内係は、静かに頷いた。


「可能です。ただし、次の勝負は“ダブルベット”。勝てば2ポイント、負ければ即地下です」


「……上等だ」

チョコレートは、カードを引いた。


彼の目には、ニートらしからぬ決意が宿っていた。

◆夏休みだよ!キャラクター人気投票!!!◆








---








●重要なお知らせ








この度は、当方の小説をご覧いただき、誠にありがとうございます。




作者の**双葉フレディ**と申します。








本作品が連載開始から約1ヶ月を迎えたことを記念し、ささやかながら**キャラクター人気投票**を実施させていただくこととなりました。








日々エゴサーチをしている中で、ありがたいことに延べ**1,000名近くの方々**に作品をご覧いただいていることが分かりました。




本当にありがとうございます。








本来、人気投票は“人気作品”で行われるものだと理解しております。




そのため、現時点で投票を開始しても、コメントがゼロになる可能性が高いと考えております。








そこで――




**特別ルール**を設けさせていただきました。








簡潔に申し上げますと、**投票数が1未満のキャラクターは物語から退場(殺害)**となります。








すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、作者はそういった展開が大好きです。




詳細につきましては、以下のルールをご確認くださいませ。








---








●投票ルール








- **1アカウントにつき最大3票まで**投票可能です。








 **Q:4回投票したらどうなるの?**




 **A:投票数は3票が上限ですので、4票を3で割った数が各キャラに割り当てられます。**




  例:4キャラに投票した場合、1キャラあたり0.75票となり、**1票未満扱い=退場対象**となります。








- 投票は、作品内のどの感想欄でも構いません。




 コメント欄にキャラクター名を記載していただければ集計いたします。








- **1人で1キャラに3票すべてを投じることも可能**です。








- 投票の締切は**9月末日**とさせていただきます。








---








●補足とご案内








この告知文は、9月末まで作品とともに掲載いたします。




明後日以降の作品では、まるで選挙のように**各キャラクターの命乞いシーン**を描く予定です(笑)








主要キャラクターが退場すると炎上するかもしれませんが――




**生殺与奪の権利は、読者の皆様にお預けいたします。**








作者個人としては、主要キャラの全滅や退場展開が大好きですので、**本当に実行いたします。**








現代社会では「見て見ぬふり」が当たり前になりつつありますが、




この作品を通して、**声を上げることの大切さ**を少しでも感じていただけたら嬉しく思います。








果たして、キャラクターたちの運命を変える声を上げてくださる方は何人いらっしゃるのでしょうか――




作者自身も、非常に楽しみにしております。
















## 投票可能な登場キャラクター一覧








- チョコレート(主人公・ニート勇者)   0票




- キャンディ(殺人鬼クーデレ)     0票




- クッキー(メンヘラ魔法使い) 0票




- ビスケット(DQN戦士) 0票




- グミ/マギー(統合失調症ヒロイン) 0票




- ゼリー(幼児化フェアリー) 0票




- スルメ(毒舌令嬢) 0票




- ぱちわた(詐欺師) 0票




- らーめんばあちゃん(本名:よっちゃん) 0票




- ガム(社畜書記 0票




- クラッカー(ギャンブル依存症の王様) 0票




- ポテトチップ(善人魔王) 0票




- アイスクリーム(守銭奴天使) 0票




- 飴ハントレス       0票












書いとかないとボーボ〇とか言いそうなので一覧にしときます。




勿論、これ以外で作者も忘れてたキャラがいたら描いてくださって結構です。








---






### キャンディ(殺人鬼クーデレ)


「そう。……あたしが殺人鬼だから? 冷たいから? 感情を見せないから? でも、あたしは第二話から仲間を守ってきた。功績で言うのなら、あたしは他のキャラより作品にも仲間の生死にも命を懸けて戦ってきた。そう、何度も、何度も。誰かに好かれたいなんて思ってなかった。でも、誰かのために生きてきた。それが、誰にも届いてなかったってこと? あたしの存在は、そんなに無価値だった? ……死ぬのは怖くない。でも、誰にも覚えられずに消えるのは、怖い。お願い。あたしのこと、少しでも……思い出してほしい…。」


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