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第41話「夏休みだし王様から豪華客船でクルージング旅行招待されたから行ってみたけど質問あるw?」(3/9)

今回は後書きにイベント情報を書いてみました。


「ルールは簡単です」

案内係が、黒い箱を卓上に置いた。


「この中には、“真実”と“嘘”のコインが一枚ずつ入っています。各プレイヤーは一枚を引き、伏せて出してください。他のプレイヤーは、それが“真実”か“嘘”かを当てます」


「当てたらポイント、外したら失点。シンプルだが、奥が深いゲームです」

よっちゃんが、ラーメンをすすりながら呟いた。


「……くだらねぇ」

チョコレートは、やる気なさげにコインを引いた。


最初の対戦相手は、ぱちわただった。


「よろしくな、ションディ」

ぱちわたは、にこやかに笑った。


(ションディ。いい作戦がある。このゲームは交互にコインの目を言い当てる。しかし言う側は当たればポイント会得で外したら失点だ。)


それがなんだよっとチョコレートはつぶやく。


(つまり最初に問いかける側は当たっても外しても損も得もしないんだよ。)


チョコレートはハッとする。


(だから、ブラフっぽく俺は真実か嘘かを正直に話す。だからお前も正直に話してくれ。それでお互い全問正解しようぜ。)


こいつは天才じゃないかと思った。


「……ああ」

チョコレートは、伏せたコインを指で軽く叩いた。


「俺は“真実”を出したぜ。」

ぱちわたは、目を細めて言った。


「……なら、“真実”を選択するぜ」

チョコレートは、即答した。


「えっ、いいの? もっと疑ってもいいんだぜ?」

ぱちわたは、わざとらしく笑った。


「…お前良い奴だな」

チョコレートは、安心して答えた。


結果は――“真実”。


「おおっ! 当たった!」

ビスケットが驚く。


「……運だけで生きてる」

キャンディが呟いた。


「いいぞ。さすが、ションディ。次は俺の番だな。」

ぱちわたは、肩を叩いて笑った。


チョコレートは、少しだけ得意げに鼻を鳴らした。



〇~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「次は俺が出す番か……」

チョコレートは、黒い箱からコインを引き、伏せて置いた。


「……俺は“嘘”を出した」

チョコレートは、ぱちわたの作戦を思い出しながら、正直に言った。


ぱちわたは、少しだけ目を細めた。

そして、にこりと笑った。


「……“嘘”だな」

ぱちわたは、あっさりと答えた。


「…」

チョコレートは、眉をひそめる。



結果は――“嘘”。


「正解。ぱちわた様、会得点1ポイント」

案内係が淡々と告げる。




「次は俺の番だな」

ぱちわたは、黒い箱からコインを引き、伏せて置いた。


「……俺は“嘘”を出したぜ」

ぱちわたは、さっきと同じように、目を細めて言った。


チョコレートは、完全に信じ切っていた。

さっきは“真実”だった。今回は“嘘”と言っている。

でも、あの作戦通りなら、ここも正直に言っているはず――


「……なら、“嘘”を選択するぜ」

チョコレートは、信じるように言った。


結果は――“真実”。


「……あれ?」

チョコレートは、目を丸くした。


「ごめんごめん、ションディ。見間違えちゃったみたいだ」

ぱちわたは、軽く頭を下げた。


「……見間違えるか?二つしかないのに」

チョコレートは、ぱちわたを睨みつける。


「失点1ポイント。現在、チョコレート様は±0です」

案内係が淡々と告げる。


「…くっ……」

チョコレートは驚いた、さっきまでふざけていた

ぱちわたがボロボロと涙を流す。


「俺は最低だ…。こんな初歩的ミスをしちまうなんて」

号泣だ


案内係にしがみつく


「今のはなしだ。俺のポイントを減らしてションディにくれてやってくれ。」

涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で必死に懇願した。


「それは規則にのっとりできません。ルールですので」

案内人に拒絶され


「頼む…、頼むよ。それじゃあ俺が申し訳なくて、あいつに顔向けできない。」

ぱちわたは土下座までした。


「何と言われても規則ですので、それよりゲームを再開しないなら、ペナルティを与えますが?」



「……いや、いいんだ。ぱちわたを信じる。あいつは、俺のションディだ」

チョコレートは、割って入って、ぱちわたを弁護した。



「ありがとう。ションディ…。そうだ…。これせめてものお詫びに…。」

わたぱちは1000円札を出した。


「俺も債務者だから大した金額は出せないけど、せめてもの謝罪だ。」

金を受け取れと渡す。


チョコレートは断るが無理矢理渡されてしまった。



仕方なくチョコレートは自分の財布に1000円をしまった。




◆夏休みだよ!キャラクター人気投票!!!◆




---




●重要なお知らせ




この度は、当方の小説をご覧いただき、誠にありがとうございます。


作者の**双葉フレディ**と申します。




本作品が連載開始から約1ヶ月を迎えたことを記念し、ささやかながら**キャラクター人気投票**を実施させていただくこととなりました。




日々エゴサーチをしている中で、ありがたいことに延べ**1,000名近くの方々**に作品をご覧いただいていることが分かりました。


本当にありがとうございます。




本来、人気投票は“人気作品”で行われるものだと理解しております。


そのため、現時点で投票を開始しても、コメントがゼロになる可能性が高いと考えております。




そこで――


**特別ルール**を設けさせていただきました。




簡潔に申し上げますと、**投票数が1未満のキャラクターは物語から退場(殺害)**となります。




すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、作者はそういった展開が大好きです。


詳細につきましては、以下のルールをご確認くださいませ。




---




●投票ルール




- **1アカウントにつき最大3票まで**投票可能です。




 **Q:4回投票したらどうなるの?**


 **A:投票数は3票が上限ですので、4票を3で割った数が各キャラに割り当てられます。**


  例:4キャラに投票した場合、1キャラあたり0.75票となり、**1票未満扱い=退場対象**となります。




- 投票は、作品内のどの感想欄でも構いません。


 コメント欄にキャラクター名を記載していただければ集計いたします。




- **1人で1キャラに3票すべてを投じることも可能**です。




- 投票の締切は**9月末日**とさせていただきます。




---




●補足とご案内




この告知文は、9月末まで作品とともに掲載いたします。


明後日以降の作品では、まるで選挙のように**各キャラクターの命乞いシーン**を描く予定です(笑)




主要キャラクターが退場すると炎上するかもしれませんが――


**生殺与奪の権利は、読者の皆様にお預けいたします。**




作者個人としては、主要キャラの全滅や退場展開が大好きですので、**本当に実行いたします。**




現代社会では「見て見ぬふり」が当たり前になりつつありますが、


この作品を通して、**声を上げることの大切さ**を少しでも感じていただけたら嬉しく思います。




果たして、キャラクターたちの運命を変える声を上げてくださる方は何人いらっしゃるのでしょうか――


作者自身も、非常に楽しみにしております。








## 投票可能な登場キャラクター一覧




- チョコレート(主人公・ニート勇者)   0票


- キャンディ(殺人鬼クーデレ)     0票


- クッキー(メンヘラ魔法使い) 0票


- ビスケット(DQN戦士) 0票


- グミ/マギー(統合失調症ヒロイン) 0票


- ゼリー(幼児化フェアリー) 0票


- スルメ(毒舌令嬢) 0票


- ぱちわた(詐欺師) 0票


- らーめんばあちゃん(本名:よっちゃん) 0票


- ガム(社畜書記 0票


- クラッカー(ギャンブル依存症の王様) 0票


- ポテトチップ(善人魔王) 0票


- アイスクリーム(守銭奴天使) 0票


- 飴ハントレス       0票






書いとかないとボーボ〇とか言いそうなので一覧にしときます。


勿論、これ以外で作者も忘れてたキャラがいたら描いてくださって結構です。




---



### チョコレート(ニート勇者)

「まずは俺か。まぁ、主人公だから仕方ないかもだけど理不尽じゃない?だって俺がこれで何かしら発言して、読者の好感度を得たとするじゃん?他のキャラも二番煎じで俺の真似したら助かるわけじゃん?それに俺の次の奴が交換高かったとしてさ?俺以降の奴が、それを真似した場合さ?俺は、もう真似できないわけじゃん?これは不平等じゃない?だから俺が死ぬってなると話は別だ。俺は逃げてばっかだった。責任も、戦いも、全部他人任せ。でも、仲間が死ぬのは嫌だった。だから、俺なりに守ってきたつもりだ。言葉で、頭脳で、時には命懸けで。……それでも、誰にも届いてなかったのか? 俺がいなくてもいいって、そう思われてたのか? お願いだ。もう一度だけ、俺にチャンスをくれ。」

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