言葉の雨
雨が降る
言葉の雨が
温かかったり
冷たかったり
やさしく頬を撫でたり
肌を突き刺したり
時には雪となり
雹となる
雨には直接当たらずに
音を聴いてるだけでいい
どうせすべては他人事
言葉の雨も絵空事
大地を潤すはずの雨が
今日も心を渇かせる
◇
ここまで書いたが文字数不足
だけどこれ以上の言葉は蛇足
言葉で虹がかかるような光景を
ひさしく見れていない気がする
無邪気なこどもの言葉くらいか
今の時代で優しい雨は
そんなこどもたちが降らす雨でさえも
やがて温度を失い、冷たくなっていく
世界を温め直すには
いったい何が必要か
地表は温暖化の一途なのに
人々の心は氷河期を迎え始めている




