表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

画用紙

作者: ちわわん

私と君の真っ白な画用紙に、あの日からさまざまな色が塗られた。

私の知らない色ばかりで、新鮮な日々で優しくて暖かかった。

ぐちゃぐちゃに染まっても、また一色一色と色を塗って綺麗な絵を作り上げたんだ。

でも突然破れてしまった。

ビリビリに破れたそれは、テープを使ってくっつけた。

それはとっても不恰好だったけど当時の私たちにはこれしかなかったんだ。

でもテープに塗る色はとっても薄くて、今までとは違った。

だから私たちはその画用紙に色を塗ることを辞めたん

だ。

そして最後に君は「バイバイ」って私の絵に初めて文字を描いたんだ。

その文字が私はずっと忘れられない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ