姉妹 俺の悪者ムーブは当分終わらない
「あら、着いた?」
「あぁ、着いたぞ‼︎ここが我が拠点にして家であり仲間の場所だ」
「仲間?まぁ良いわ、それにしても初めて来たけど、それなりに広いし意外と整理されてるのね、貴方と違ってしっかり者が居るのかしら?」
まぁそりゃしっかり者が居なかったら物がぐちゃぐちゃになってるだろうな〜特に俺の発明品とか材料とか
「って、今ここに来たのが初めてって言わなかったか⁉︎」
「はぁ?そりゃそうでしょ?大体何の用事があって敵陣まで来るのよ?しかも私より強い奴が居る場所へ?それこそ子供か戦闘狂とか言う馬鹿じゃ無いんだから、私がそんな馬鹿な事する訳無いでしょ?」
「まぁそう言われたらそうだよな〜」
確かに弥空の言ってる事は分かるし言い分も通ってる、それに良く考えれば弥空が居た階で確実について来た訳じゃないのか〜
「だけど、それじゃあさっきの襲撃は誰が何の目的があって来たんだ?」
「えっ?ここに誰か襲撃が来たの?」
「あぁ、しかも見た目とか雰囲気が弥空に結構似てて勘違いしてたんだよ」
「へぇ〜私に見た目とか雰囲気が似てたね〜なら大体候補が何個か上がって来たわよ?」
「マジでか⁉︎」
「えぇ、そいつはいえソイツ等は天狐ね」
「天狐って言うと、お前の上の存在の?」
「まぁそうね、強いて言うなら私の完成品が天狐ね、私は空狐には成れたけどそこまでだったから」
なるほどな、確か昔話かなんかだと千年生きた狐の中でごく稀に運が良い奴は天狐になるし、それ以外の大半が空狐になるんだっけ?
「そして、多分だけど親玉は九尾の狐だと思うわ、それも三大妖怪の」
「あぁ〜あの名前が長い強そうな奴か〜って、そう言えばなんで他の奴と違って俺達の国の事知ってんだよ?」
「そうね、言うなら長く生きてるからかしら?」
いや、それは答えになって無えよ
「まぁ良いや、それにしても何でソイツ等が居るって知ってたんだ?」
そうなのだ、他のボスだった神影とか海恋は見た事はあるけど、あまり面識は無いって言ってたし
「それは、私がちっちゃい時に彼女達が私の事を面倒を良く見てくれたり、姉妹みたいに仲が良かったからよ」
なるほどな〜じゃあ、あの天狐は相討ちになっても良いから弥空を守る為にこっちに攻めて来た訳だ、何か感動物だな〜でも、その守ろうとした奴を倒しちゃったけど、って何か最近俺の悪者ムーブが止まらないのだが⁉︎
「仕方ないか〜で、お前は大丈夫なのか?言っちゃ悪いかもしれねえけど、そんな奴等と戦う事になるかもしれないんだぞ?」
「えぇ、私の事は気にしないで頂戴?それに、仲間にしてくれるのでしょ、未希?」
「まぁそりゃ、やれるだけやるさ」
「なら良いわ」




