回復 俺、どうやら結構強いっぽい
「あ、そうそうレミエル隠蔽工作は任せたよ」
『まぁ分かったよその代わりそれ以外は自分でやってね』
「お、おう?」
あ、父さんがいた‼︎これでやっと瑠未が治せる
「父さん‼︎」
「おう未希か‼︎今、瑠未の骨折の事を考えてる所だから丁度良かった」
「あぁ、俺もその事で話があって父さんを探してた所だよ。まぁまず、瑠未の病室に行こう」
「あぁ、そうだな」
ハァ瑠未の怪我を治さなきゃだな、よしやるか
「未希、着いたぞ」
「あぁあと父さんいきなりだがビビるなよ」
「ハァ⁉︎おいどう言う意味だ⁉︎」
「まぁ見てなって」
「【回帰】」
よし、成功したっぽいなんか瑠未の怪我した部分が光ってる
「おい未希、何か瑠未の体が光ってるぞ」
よし、治ってるにしても何か嫌な予感がする
『未希君そろそろ敵が来るよ〜あ、そうそう敵の力は目に集中しながら鑑定だよ』
なんだって⁉︎ちょっと先に言ってよ
「父さんさがって‼︎」
「ハァ⁉︎どう言う事だ?まあ分かったが」
来た‼︎よし
「【鑑定】」
名前 無し
種族 髑髏
称号 無し
HP 432/432
MP 0/0
能力ランク E
スキル 憑依
うん弱い、まぁ俺を併せて二人目だから平均が分からないけどな
「まぁ取り敢えず殴るか、ほい」
シュ パァァァン
「何か一発で死んだんだけど、にしても弱っわ⁉︎」
『いや、君が強いだけだよ?』
「そうか?あ、父さんは?」
『そこで気絶してるよ』
「はぁ、それにしてもこうなる事を知ってたんだったら先に言ってくれよ、所で瑠未は治ってるか?」
『うん治ってるよってかさっきした鑑定の系統で解析って言うのがあって、解析って言えば解るんだけど』
「そうなのか⁉︎」
鑑定と解析って両方使えればめっちゃ凡庸性があるじゃん次の機会があったら使おう
「そうそう、今うちに聞いとくんだけど修行は誰がつけてくれるんだ?」
『そりゃもちろん仲間の天使だよ』
「どんな奴?」
『めっちゃくちゃ強くてしかも戦いの指揮も執るすごい奴だけど頭がちょっと硬い奴だよ、それにちょっとで喧嘩っ早い奴で』
いやなんか凄く怖くなって来たんだけどでもそんな凄い人(?)に修行つけてもらえるのか〜
「で、名前なんつうの?」
『僕と同じ上位天使の【カマエル】だよ』
なんかめっちゃ強そうなんだけど〜
「てかさぁそのカマエルって人が戦えば良くね?」
『いや多分そんな事したら操られて争ってる人間全員殺しちゃうから駄目だよ』
「じゃあお前が倒せないのか?」
『う〜んそれなんだけどね、僕は力はそんなにないから戦えはするけど倒せないと思うんだよね』
「極端だな〜じゃあなんでお前が来たんだ?」
『やぁ〜僕の役目が先触れを人に言う事で更に、僕の能力が偵察に強いからね』
「そう言う事か、にしてもなんで俺にこんな事させたんだ?」
『それはまだ教えられないかな』
「ハァまだ面倒な事が長引きそうだなぁ。あ、そういえば俺が言った能力っていつ頃貰えそう?」
『多分、カマエルが持って来てくれると思うよ』
何か怖そうな人にパシリみたいな事さしちゃって良いのかなぁ
「あ、レミエル隠蔽工作終わってる?」
『うん、君の妹か治って直ぐに終わらせたよ〜ここに居る理由は、一応検査入院って事にしたよあと家族にも同じ認識にしてるからそろそろ帰るよ』
「サンキューにしてもお前以外と優秀だったんだな」
『君も大概失礼だよね、っとそろそろカマエルがここら辺に来るらしいよ』
「分かったじゃあ行くか」
『うん、場所分かったから着いて来て』
何で分かったんだ⁉︎天使だからか⁉︎まぁ良いか
「で、そのカマエルって奴はどのくらいで来るの?」
『後10分くらいかな〜それまでどうする?』
「そうだなあ〜じゃあゲームでも「その必要はないぞ‼︎」え、何処から」
『上からだよ〜』
「えっ?」
ちょっと何か空からめっちゃ早くなんか人みたいなのが落ちてくるんだけど危なくね⁉︎
「おいレミエル大丈夫なのか⁉︎」
『うんいつもの事だから大丈夫だよ〜それに他の人に見えないように気配遮断してるし』
「おい、これがいつもの事かよ⁉︎それにお前何気に気が回るなあ。お、そろそろコッチに着くぞ」
「とう」
トン
物凄く紫色の髪が綺麗なスレンダーの美人が地面に着く直前に急減速してスチャっと着地したそして
「やぁ君が新人の神人、才木未希君かな」
ピューーー
めっちゃ印象に残るが、つまんない親父ギャグで寒い風を吹かして来た