取引 俺、何かヤバイ事やる事になってしまった
「後で色々と聞くことがあるからな、それで瑠未の容態なんだが足首の粉砕骨折他にも数カ所骨折してる」
「はあ⁉︎ちょっと待て治るのか⁉︎」
ちょっと前に野球の後輩が肘を複雑骨折して一年以上掛かって野球を辞めかけた事があるだからそれ以上掛かるんじゃねぇかだとしたら大変だ瑠未はまだ9歳で丁度成長期と被ったら成長に支障をきたすかも知れない
「瑠未さんの怪我は酷く特に足は、動く様になるのも3〜4週間掛かる、治るとなると1年半程掛かるしかも後遺症が残る可能性だって十分にある」
「だそうだぞ未希、あと瑠未は今ベットで寝てるぞ」
「父さんいきなり来て悪かった、話は後で話すからちょっと外の空気を吸いに行くわ」
チッ、なんでアイツがこんな事に確かに空気読めないし何時もうるさいがそれでもアイツは良い奴だし俺の大事な妹なんだよ畜生、だが
「おい、レミエル!瑠未を治す方法があるか?もしあるんだったらなんでも良いから教えてくれもしあるんだったら出来る範囲ならなんだってしてやる‼︎」
『良いよ〜そう言うと思ってたし回復の仕方教える代わりにあるお願いを聞いて貰うよ、っと契約するその前にお願いの説明をしようかな』
「よし‼︎にしてもお前、説明してくれるなんて案外優しいな」
『なにその言い方まぁでも良いけどね』
あれ?コイツこんな優しかったか?何か嫌な予感がするんだけど早まった?
『じゃあお願いなんだけどさ百鬼夜行を起こした奴を出来るだけ被害を少なくして倒してね』
「はぁーまあ良い、そんな事だと思ったよ、後その百鬼夜行が起こる前に防ぐじゃあ駄目か?そこんとこちゃんと説明してくれよ」
『うん君ならそう言ってくれると思ってたよ、後防げ無い理由は今から一緒に話すよ』
何かレミエルどんどん強かになっていってないか?
『じゃあ百鬼夜行について説明するね、まず百鬼夜行なんだけど基本的に倒すべき敵は主犯格と共犯者の怪異で敵の数はゴメンけど不明だよ、そして敵の主犯格の能力が人や怪異等を操る能力と隠密だよ、操る方の能力の方はさっき言った通り怪異や人を操って人同士を争わせたり怪異達の能力を無自覚に使わせたりするんだよ、それに隠密の能力は隠密性が凄くあって基本的に共犯の怪異は捕まえる事は出来ても主犯格の怪異は姿すら分からない事が殆どで物凄く厄介なんだよ』
「で、俺にどうしろと?俺は隠密を破れる能力なんて持ってねえぞ」
『そこなんだけどね、君にはニつお願いがあるんだよ〜まず一つ目は能力を使っている怪異の討伐そして二つ目は操られてる人の争いを止める事だよ』
「ハァ、マジかぁ〜ちなみに聞くけどそのお願いどのくらい難しい?」
『そうだね、世界一大きな犯罪組織に一人で勝つぐらい無茶なお願いだよ。でも、出来なくないでしょ今の君ならね、今は名前だけでも神だよ〜』
な訳あるかぁ〜‼︎と大声で叫んでやりたいが、コイツの言う事は多分正しいだって俺はもう普通の人間じゃねえし、妹の治療方法を知らなきゃいけないそれにコイツの言ってる事を聞いてるとやらないと多分少なからず家族や知り合いにも被害が出る、しかしここは賭けに出てみるか
「でも、割に合わなくないか?だから何個か条件増やしてくれねぇか」
『へぇ、これ以上か何が良いんだい?条件によっては許可できないな〜』
チッ今回は、さっきみたいに楽な交渉ではなさそうだな、しかしどう交渉しよう?まぁある程度は知ってるけどやった事ないんだよな〜
「じゃあ、五個程要望をきいて欲しいんだけど良い?」
『ちょっと要望が多いかな、それに内容によるしね〜』
「内容によるか〜それよりも何個なら良いんだ」
『内容についての質問は無視するんだ、そうだね〜君の妹の事入れて三つかな?』
「内容軽くするから瑠未の無しで四つで良いだろ」
『いやぁ〜内容軽くするって言うけど具体的には何も言って無いじゃん』
「そうだなじゃあまけて要望を3つにしようそれに一つは、このお願いの事に付いての事にする、これの条件でどうだ?」
『そうだね、要望を提示してくれたら考えても良いよ〜』
「分かった、取引成立だな」
よし‼︎ある程度希望近くまで引き出せた
「じゃあ要望を言うぞ、一つ目は、さっき言った通りお前のお願いを叶える為に修行をつけて欲しい二つ目は、強いスキルが欲しいそして、三つ目は、・・・・・・・・・・・・だ」
『そうだね〜最後のは条件付きだけど良いよ、あと二つ目はランダムだけどいい?それに一つ目は、修行期間は多分二か月ぐらいしか無いけどね』
自分で言うのもなんだけど結構無茶な要望だったけど通って良かった〜
「じゃあ契約するか」
『そうだね』
「てかこの場合どうなるんだ?」
『そうだね期間を決めてその期間中に叶えないと死ぬかそれに近い事が起こるだろうね』
「了解じゃあやるか」
『「【契約】」』
『じゃあ早速君の妹の治療法は、君の特殊スキルの超回復を使うんだよ〜使い方は、元の姿を想像しながら回帰と言えば良いんだよ』
「じゃあ早速やりに行くか‼︎」
『そうだね〜』