酒の勢いで思わず…
気がつくと店内に数時間も居た
だがアネキは一向に目を覚ます気配がない
「参ったな…あんまり遅くなるのもマズイしな…おーい、起きろ!そろそろ帰るぞ!」
椅子を並べて横に寝てるアネキの頬を叩いた
「ん…あれ?何でアタシ寝てんの?」
「祐実センパイ、そろそろ帰りましょう。歩けますか?」
波多野がアネキを起こした
「ダメだこりゃ、まだ完全に酔いが覚めてねぇや」
仕方ない、おぶって帰ろう
「すいません、いくらですか?」
僕はレジで会計を済ませ、アネキを背負って店を出た
「小野っちご馳走さま。今日かなりお金使ったんじゃない?大丈夫?」
何だかんだで支払いは5000円ぐらい飲み食いしていた
「まぁいいよ、今回はオレのせいでこうなったワケだし」
アネキを背負いながら少しばかり寒くなった夜の外を歩いた
しかし、アネキのオッパイが背中に当たってちょっと複雑な感じだ
いや、アネキの身体で興奮なんかしちゃいけない
しかし背中に当たるオッパイの面積が…
アネキも大きいんだな、波多野と同じかそれ以上か…
そう考えると酒のせいかイヤらしい事しか頭の中にない
(バカ、アネキ相手に興奮してどうする?)
そう言い聞かすが、背中の感触が気になって仕方ない
全神経が背中に集中する
「はぁ~何か気持ちいい、飲んだ後に外出るとヒンヤリして気持ちいいよね」
気持ちいいって言葉だけが頭の中に残り、僕はどうしようもなくムラムラしていた
「波多野…」
「なに?」
そう言って僕は片手で姉を背負った状態で残りの片手で思わず波多野の胸を掴んだ
「ちょっと、何するのよ!」
「ちょっとだけ、ちょっとだけ触らせて!」
「何言ってんのよ、祐実センパイ起きちゃうよ!」
「だからちょっとだけでいいから」
僕らは立ち止まり、波多野の胸をしばらく触っていた
酒のせいとはいえ、よくやったもんだ…
(あぁ~、いい感触だ!オッパイばんざーいだ!ワハハハハ!)
何故か急に波多野の胸を触りたくなった
姉の胸の感触を背中で感じつつ、手で波多野の胸の感触を味わいパラダイス状態になっていた
…勿論股間はフルMAXだ
「小野っちもういいでしょ?早く行こう…」
波多野が恥ずかしそうにして歩き出した
その後ろを僕がアネキを背負い歩いていた
「小野っち、ホントに学校だけは卒業してね。アタシも小野っちが高校辞めるなんてイヤだから…だから頑張って卒業しよう?」
僕を見つめる波多野の顔は幾分女らしさを増していた
「あ、うん。約束したからな」
さっきまで胸を触ってムラムラしていたのに、何だか波多野の顔を直視出来ない程、恥ずかしくて目を逸らせていた
「そうだ、渋谷に行くって言ったのに中々行けないから次の休みに行かない?」
「えーっと、うん。じゃあ次は渋谷に行こう」
照れ隠しのためか、空を見上げ三日月を眺めながら僕は返事した
「にしても中々起きねえな、アネキは」
まだ背中でアネキは寝ている
段々と背負っているアネキの身体が重く感じてきた
「このまま帰って何も言われない?」
「いや、オレはいいとしてアネキはずーっと寝てるからね。そろそろ起きて歩いてもらわないと」
「祐実センパイ、そろそろ起きて下さい!」
波多野が姉の耳元で少し大きめの声で起こしていた
「アネキ歩けるのか?」
僕はゆっくりと背負っていたアネキを地面に降ろした
「大丈夫そうか?」
「うん、もう大丈夫!歩いていけるから問題ないよ」
酔いが醒めたのか、アネキは歩き出した
「じゃあもう大丈夫みたいだね。アタシここでいいから。小野っち明日からちゃんと学校に行ってね。祐実センパイまた会いましょう、それじゃまたね!」
「慶子ありがとー!また会おうね、おやすみー!」
「じゃあまたなぁ~」
僕とアネキは波多野に手を振って別れた
そしてアネキと二人でトボトボとウチに向かって歩き出した
「ねぇ貴久…」
「ん?なに?」
「お姉ちゃん、貴久が高校行きたくないって気持ち解るよ…」
「ホントかよ?」
「うん。でも学校なんて何処も一緒だよ、楽しい学校なんて中々無いんだから」
「そんなもんかね~」
「うん、アタシだって出来れば学校なんて行きたくないわよ」
「…」
「皆、同じ気持ちだと思うな…だから学校辞めたいなんて貴久だけじゃないのよ」
「解ったよ、とりあえず卒業はするよ」
「うん、これは絶対約束して!
勉強解んないとこがあればお姉ちゃんちゃんと教えるから」
「大丈夫だって!勉強で落ちこぼれる事は絶対無い」
「だといいんだけどね…あ、貴久アタシお酒臭くないかな?」
「大丈夫だよ、ちょっとだけしか飲んでないから匂わないよ。
さて着いた、もう今日はさっさと寝よう」
「で、さっき慶子に何してたの?」
ビクっとした!まさかあの場面で起きてたのか?
「ちゃんと慶子の事、大切にするんだよ、解った?」
「…」
そして無言のまま家へ着いた…
バレてたのか、恥ずかしいなぁ!




