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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ(改訂版)  作者: sky-high
彼女が出来た
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物を投げるなっ!

「ポコチンの皮剥けてねぇのにセックスしてんじゃねぇよ、バカ!」


「うるせー、ヤッたもん勝ちだ!」


僕は当時から【ポコチン】と呼んでいた

それは、ビートたけしのオールナイトニッポンで男性器をポコチンと呼んでいた影響で僕もポコチンと呼ぶようになった


「どっちが先にポコチンの皮剥けるか勝負だ、このヤローっ!」


「テメーなんか一生皮っ被りだ、バーカ!」


こんなやり取りをした事があった

で、僕はそれを思い出し、真っ先に康司の部屋に行き、ポコチンを誇らしげに見せつけた


「おい、オレの勝ちだな!今からタバコ買ってこい、ダッシュだ!」


そう言ってフルチンのまま康司にパシらせた


「くそ、何でテメーが先に剥けてんだよ!」


そう言いながらダッシュで階段を降りて、ラークマイルドを買ってきた


「…ほら、買ってきたぞ、金払えよ…ハァハァ」


康司は階段をダッシュで上り降りしたからハァハァ言いながらタバコ代をよこせと言ってきた


「バカかテメーは!パシりはテメーの金で買ってくるんだよ!」


「あぁー、何コイツ!すんげームカつく!」


「先に剥けたオレが王様、テメーは奴隷だ!ウヒャヒャヒャヒャヒャ!」


「あぁ~、殴りてぇ!マジ殴りてぇ!」


僕は相変わらずフルチンで高笑いしながら康司の部屋に上がり込み、汗で濡れたシャツを脱ぎシャワーを浴び、冷蔵庫にあるコーラの瓶を取り出し、グビグビと飲んだ


「テメー人ん家の冷蔵庫勝手に開けてんじゃねーっ!」


「ウルセー、この輪ゴムヤローが!」


バスタオルで身体を吹きながら

「サユリ、腹減った飯ないの?」


と言ったら


「あるわけないでしょ!そこら辺にあるもんで勝手に食ってろ!」


ベッドにあったファミコンのカセットを投げつけキレていた


普段は大人しいサユリだが、たまにキレると手当たり次第に物を投げてくる女って恐いよね…


「痛ぇ~、当たったじゃねーかよ、このペチャパイが!」


「うるさいわねーっ!」


「ワハハハハハハ!」


「いいからもう帰れよバカヤロー!」


「テメーは下僕だ、このヤロー!」


「何でペチャパイだって解るのよっ!このフルチンヤロー!」


「だから物投げるな、ペチャパイ!」


「あーっ、もうムカつく!」


結局サユリが物を投げまくったせいで部屋はグッチャグチャになり、僕と康司は部屋を片付け、サユリはご飯を作っていた


「アイツ、怒らせたら怖いな…」


「うん」


僕らは部屋を片付けながら、サユリを怒らせるのは止めようと言った

何だかコイツを散々バカにしてたけど、コイツはコイツで、僕は僕でこの関係を楽しんでいたように思う

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