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1985年空は蒼かった~イノセントスカイ(改訂版)  作者: sky-high
退屈な高校の授業
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彼女が欲しいよ~

バイトをするようになって遅刻は無くなったが、その代わり休む事が多くなった


あまりにも欠席が多いので、学校から「何か家庭に問題でもあったのでは?」という連絡まできた

ただ単に遅刻するぐらいなら休んだ方がいいやって思って行かなかっただけの事だ


とにかく1年の1学期は休みまくった

週休4日、もしくは5日ぐらい休んだのではないかと思う


「お前、そんなに休んで進級できんのかよ?」


学校の帰り、後楽園に向かう途中の地下鉄の中で園田は僕に言う


「え、そん時はそん時に考えるよ」


僕は目の前に座ってる女子高生を眺めながらテキトーに返事した


「おい、前に座ってる子カワイイな。何処の学校だろ?」


園田は僕以上に女子高生をガン見している

今にも身を乗り出しそうな勢いだ


「何処の高校だ…あぁ、あそこだ」


僕は隣に座っている園田に耳打ちした


「T女子高だよ。バカ高校で有名なトコだよ」


この頃、都内ではバカ女子高として呼ばれていた女子高が数校存在していた


そこの女子高の連中は、誰にでもヤラせてくれるビッチな女子高生【ヤリマン】と呼ばれていた


ヤリマン校とか、サセ子とか色々と呼ばれていた

まぁそこに通ってる女子高生全員がビッチとは限らないのだが、僕らはその女子高に通う=ビッチという一括りにしていた


今思えば随分と失礼な呼び方をしていたと思うよね…

だって僕の行っていた学校だって偏差値の低いとこだし、バカ学校って呼ばれていたと思うよ

それにヤリマンな女子高生に対し、僕はまだ童貞だったのだから


地下鉄に乗られて僕と園田は目の前に座っている女子高生を眺めながら(このヤリマンが。誰でもヤラせてくれるならオレにもヤラせてくれよ)と頭の中で良からぬ妄想を広げていた、多分ヤツも同じ事を考えていたに違いない


僕らは後楽園に着き、電車を降りた


「おい、あのヤリマンも降りたぞ」


「バカ、声がデケーよ、聞こえるだろ!」


女子高生も僕らと一緒に後楽園で降りた


もしかしてこの子も後楽園でバイトしてるのか?


僕と園田は女子高生の後を付けるように地下鉄の改札口を出て後楽園球場に入り口に入った


「あの女もここでバイトしてるみたいだな」


「あのケツいいなぁ、あぁヤリてぇなぁ~」


「だから聞こえるっつーの!」


僕は一緒にいて恥ずかしくなる程、園田は女に飢えていた

いや、僕も飢えていたが、コイツは理性というのが無いのだろうか?という程、女を見る時の目付きが変だった



(彼女欲しいなぁ…そういや波多野どうしてるだろか?)


ふと波多野の事を思い出した…

もし、会ったら…いや、無理だろ、それはいくらなんでも!

何て頭の中で妄想していた…

この時期はしょっちゅう妄想ばっかしていた、やっぱり皆も同じなのかな?



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