番外編 ここまでの設定。
今回は本編の補足となっています。
アンケートは引き続き実施していきます。どんどん送ってくださいお願いします。
虚「どうも本作品の作者の虚言の騙り手です。今回はやっと十話まで書き終えたのでそろそろ設定や登場人物の整理をしようと思い、こうして書くことにいたしました。しかし、ここで私一人が延々と話し続けても面白くはないでしょうからゲストをお呼びしております。こちらの方です、どうぞ。」
舞「って、何であたしなんだよ?本編じゃまだほとんど出ちゃいないぞ?」
虚「だからこそ、こういうところで出しておこうと思ったんですけどね。」
舞「じゃあ、蘭や刃も出せばいいじゃねぇか。」
虚「三人いっぺんに登場させると収拾がつかなくなりそうなので、その中で一番気に入っている舞華さんにご登場願いました。」
舞「・・・あたしを気に入ってるってことはこの先出番が増えるのか?」
虚「さぁ?どうでしょう?」
舞「・・・・まぁ、いい。ってか、今回こんなのを書いたのはあれだろ?思った以上にアンケートの集まりが悪かったから次の話を出す前にもう一度、適当に何か挙げて呼びかけようって思ったからだろ?」
虚「さぁ、さっそくキャラの紹介にいきたいと思います。まずは主人公の銀牙 久遠君です。」
舞「誤魔化しやがった・・・。」
銀牙 久遠。
幼少の頃、封印から解き放たれた『魂』から律を救うため自らを犠牲にした。その後、『魂』によって元の肉体を元に『眷属種』という存在に転生させられ、剥離世界『裏平安京』で力をつけていった。現在は『裏平安京』の戦闘機構『警邏』の独立執行部隊『黒組』に昇格し、後見人である上司との契約通り自由に動き回れるようになり律達の元に戻ってきた。
元々は心優しい少年だったが力をつけていく過程で自分がどんどん変質していくのを自覚して精神がかなり脆い状態になり、律達のために戻って護り抜くという意思を元に精神を立て直している。根っこの部分は変わらないが大事なもののためならどんなにも冷酷になれ、自分を含む全ての犠牲をためらわない。
容姿は髪を首の辺りで括って腰まで伸ばし、毛先から四分の一ほどが銀色に染まっていて片方の眼が紅い。身長は成人男性の平均よりやや高め、顔立ちは人によっては見惚れる程度に整っている。
通り名は妖魔でも人間でも半妖でも、何ものでもないという揶揄を込めて『一匹狼』。しかし、彼と関わった大半の人物は好印象を抱き、周りには人(?)が集まってくる。が、彼はそれを友愛程度のレベルでまでしか認識できず、何人かの女性は苦労している。
特性は特異特性であるあらゆる結界、魔法陣の効果を受けつけない力『位相微剥』と『人魔混在』そして固有特性、『命脈干渉』、『魔法行使』。
舞「帰ってきたのは嬉しいんだが、過去のことを聞いた時はあいつをそこまで変えちまった生活を思うと辛かったな。」
虚「それでも根っこの部分を保てた彼の精神力はたいしたものです。」
舞「ってか、説明の中にも更に説明の必要な単語があるじゃねぇか。」
虚「ですね。それはこんな感じになってます。」
『魂』。
久遠を自身の『眷属種』へと転生させた存在。全ての世界の始まりとも言われている『四柱』の一つであり、本来は実体を持たない存在であるが人間達と触れ合うために遥か古に狼の姿をとって人間へと接近した。そのときは普通の大きさであったが、状況に応じてその大きさを変えられる。
そして、そのうちに信仰心の薄れてきた人間を離れて見守っていたが、ふとしたことから悪役に仕立て上げられ封印される。そして、長い時を経て封印から解放されると身近にいた人間、久遠と律にその怒りをぶつける。しかし、谷底に落ちた衝撃と眼からの痛みで正気に戻り、何の関係もない護るために自分の身を犠牲に出来る心優しい人間の子供を殺してしまったことにひどい罪悪感を覚えて自身の『眷属種』として転生させる。
『裏平安京』に逃げ込み傷が癒えた後、久遠をそこにいる最高責任者に預けて自分は他の『四柱』達がいるどこでもないどこかに姿を消し、久遠を通して世界を見守ることにした。
眷属種。
高位存在が自身の手足となる存在を転生術を用いて作り出した存在。基本的に能力がその主人の影響を受ける。しかし、久遠のように主人の力によって作り出された部分があるようなものは容姿にもその影響を受ける。
剥離世界。
始まりの大地から派生した世界。始まりの大地から何かしらの影響を受けて成り立っている。
裏平安京。
剥離世界の一つ。平安京をモチーフにした街が存在し、そこに住みついている妖魔も日本由来の妖魔が多い。
警邏。
裏平安京の戦闘機構。表の世界でいう自衛隊、警察の役割のようなもの。
黒組。
警邏の部隊の一つ。独立執行部隊という名がついていて、処分されるべき妖魔の討伐を主な仕事にしている。また、所属するものは独自の裁量で処分の決定が下されていない妖魔を殺す権利を有している。
虚「こんなところです。」
舞「おい、特性は何処にいった?」
虚「それについては次回かその次辺りで説明が入るのでここで話すのは止めておきます。」
舞「そういや、特性のところでいくつか出てない単語もあったな。」
虚「それはネタばれ的な話です。詳しい説明はまた本編で登場したときになりますが、今はこういう力を持っているということだけを紹介しておきます。ところで、本編にも出ていましたが、久遠君にそういう気持ちを持っていいんですかね?」
舞「うっ・・・・・・・。いや、そりゃあ、マズイだろうけどよ。あいつが随分と男前になってやがるし、その、なんつうか、あいつは強いんだろうけどよ、どこか弱いみたいな部分もあって支えてやりたくなるっつうか・・・・。ってか、そもそもお前が考えた設定だろうが!!」
虚「いや〜、最初はそのつもりはなかったんですけどね。悠璃さんの気持ちを書いているうちに何となくそっちのほうが面白いかなぁ、と思ってそうしちゃったんです。それに親子とは言ってるけど、転生して別の存在になったんだからギリギリOK?って思ったんで。」
舞「・・・・・・・・・・・ってことは、あたしと久遠の可能性も?」
虚「さて、次はヒロイン達の紹介にいきましょう。」
舞「何とか言え!コラ!」
橘 律。
幼少の頃、封印を解いてしまい目の前で『里見 久遠』の最後を見せつけられてしまったせいで彼に対してはいつもは普通に接することが出来るが、肝心なところでは負い目を感じてしまい一歩引いてしまう。
久遠失踪後、半ば錯乱状態に陥りしばらくの間部屋に閉じこもり泣きながら自己嫌悪をして自分を責めるだけの日々が続いたが、周囲の協力のおかげで何とか立ち直った。しかし、何時もどこかで罪の意識に苛まれていて悪夢にうなされることが多く、命日には一日中部屋に閉じこもり自分を責めていた。
父から代々、家に伝わる古流剣術を教わり、その腕は全国に名を刻むほどである。本人は知らないがその剣術にはもう一つの顔がある・・・・。
容姿は黒髪をポニーテルして眼も髪と同じ黒色。顔は美人に分類されてその人当たりのいい性格から男女の人気(比率は女子の方が多い)が高いが久遠同様、恋愛事に疎いために彼氏ができたことはない。
特性は血統特性である『封魔相克』と固有特性、『魔法行使』。
里見 悠璃。
まだ自我さえ発達していなかった頃、両親を事故で失い同じ事故で夫を亡くした里見家に引き取られる。幼い頃は引っ込み思案なところがあり一番心を許していた義兄、久遠の後ろにいつもついて回っていたが、段々と恋心が芽生えてきてそれが何か分からず戸惑いながらも久遠にべったりだった。
しかし、久遠が失踪すると彼女も落ち込んだが、律のあまりの落ち込みように自分が励まさないといけないと思うようになり人前では明るく振舞うようになった。時とともに心が成長すると自分の恋心を自覚してしまい、兄妹という壁に苦しんでいると血が繋がっていないことを知らされ束の間だけ歓喜に包まれるが、すぐに久遠がもういないという現実に悲嘆にくれる。それでも健気に久遠を想い続けた彼女は他に恋をする気もないらしく一生を独り身で終えようと考えていた。
そんなところに久遠が生きて帰ってきたから積極的に久遠にアプローチをかけて、恋人ひいては妻の座を狙っている。目下の敵は律、絢香と裏切り者の母だと思っていて向こうにもライバルがいることに思い至っていない。
容姿は茶色い髪をツインテールにしていて小柄の体とその明るさが合わさって小動物のような雰囲気を醸し出している。彼女もそれなりに人気はあったのだが、久遠を想っていたため男に興味をしめさず、律とのレズ疑惑もあったのでそれを利用して男たちを煙に巻いていた。
特性は特異特性である『魔力回収』と固有特性、『魔法行使』。
魅宗 絢香。
とある資産家の娘として生を受けたが生まれ持った特性のせいで家族からも嫌悪の目で見られ、外で知られてからは虐めに合うはめになった。それを慰めようとして近寄ってくる人間の下心も分かってしまい、人間という生き物の心の恐ろしさを知り一時期人間不信に陥る。
何時からか偽りの表情という仮面を被って暮らすようになったが、学園の試験を受けたことで自分の力のことを知り、この力を制御するために学園へ通うことを決意した。
学園での生活で律や悠璃と知り合い、その綺麗な心に惹かれて一緒にいるようになる。そして、久遠との出会いで彼を意識し始めた・・・・。
容姿は黒のロングヘアーを腰まで伸ばしてカチューシャをつけていることが多く、眼鏡をかけている。美人だがその特性ゆえに人をさけ、周りも気味悪がって近寄ってこなかったため彼氏がいたことはない。
特性は特異特性である人の心を読む力、『精神感応』と『先見予告』、そして固有特性、『魔法行使』。
虚「と、今のところはこんな感じです。」
舞「何か全員、暗めの背景だな。」
虚「それは私が普通の人間というものを描写するのが苦手だからです。どこか暗いところを持っていた方が書きやすいんですよ。」
舞「ところで、虚言。聞きたいことがあるんだが、」
虚「何ですか?」
舞「何でヒロインの紹介をしてるここであたしが出ていない?久遠とくっつく可能性がないってことか?」
虚「・・・・・・・・・。」
里見 舞夏。
久遠の母であり、悠璃の義母。夫を亡くしてからは悠璃を引き取り女手一つで二人の子供を育てた。久遠がいなくなってから彼女もショックを受けたが、子供達の手前、情けない姿を見せることは出来ないと気丈に振舞っていたが、命日にはどうしても暗くなってしまっていた。
帰ってきた久遠に惹かれていていけないことだと思いつつ、久遠に添い寝をするなど積極的にアプローチをかけたが気付かれていない。
容姿は茶髪を軽くウェーブをかけていて、目がぱっちりとしている。二人の子持ちとは思えないほど若々しい。
ただ、言葉遣いは男のように粗雑であり性格も荒々しいが、その奥に母として深い愛情がしっかりと存在している。久遠に対しては女としての愛情も見え隠れし始めている。
何故か握力が尋常じゃないほど強く片手で楽々とりんごを握りつぶせるほどに強い。その腕から繰り出されるアイアンクローの威力は幼い久遠の心に深く刻まれている。
舞「・・・・(ガシッ)。」
虚「・・・・あ、あの、この私の頭を掴む手はナンデゴザイマショウカ?」
舞「ついでのようにつけたしてんじゃねぇかぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!(ミシミシ!!バキッ!ゴキッ!)」
虚「ギャアァァアアアアァァァァァァアアァァァァァァァアアァァア!!(がくっ)」
舞「ったく・・・・、っとまだ残ってる奴等がいたな。」
橘 刃。
律の父親であり剣の師匠。封印を守る守人としてひっそりと暮らしていたが、あの日封印が解き放たれてしまいそれを感じて急いで駆けつけて現場で呆然としている律を最初に見つけた。封印が破れてしまって自分の不注意を責めていて、更に久遠の命を奪ってしまったと思い久遠とその死の悲しみに暮れる舞夏と悠璃と律に申し訳なさを抱きつつも裏の事情を話すわけにもいかず秘密にしつづけていることに罪悪感を抱いていた。
容姿は優男という言葉がしっくりくるような姿だが、実際は律も及ばないほどの剣の使い手。しかし、そのことを知っている人間は少ない。
特性は血統特性である『封魔相克』と固有特性、『魔法行使』。
橘 蘭。
律の母親であり、封印のことを知っている一人。刃と同じく知っていることを黙っていることに罪悪感を抱いきつつも舞夏達を支えていた。
容姿は大和撫子という言葉がしっくりくる美人で性格も容姿に相応しいものを備えている。学生時代はその美貌から高嶺の華だったのだが、同じ学生だった刃が性質の悪い連中に絡まれているところを圧倒的な強さで叩きのめしたその姿に惚れたのを機に積極的にアプローチをしかける。橘家の秘密を教えられてもそれを受け入れてそのままゴールインした。
久遠の初恋の人であり、今も久遠はこの人に頭が上がらない。ちなみに、久遠の初恋の人だという事実を律と悠璃は知らない。
亜神 莉里。
魔法を教えるための施設、天鳴学園の学園長であり最高責任者。常にゴスロリの服を纏い、仕事のための部屋を自分の趣味に合わせて改装するもそのことに何ら疑問を抱いていない。
無類のイヌミミ好きであり、久遠のイヌミミを見て自分の家に泊めることを強制させ家に久遠といるときは攻撃されようと何をされようと四六時中堪能するほど。
あまりのしつこさに久遠が辟易としてそこらへんの犬の耳や犬型の妖魔の耳で我慢をしておけと言ったところ、『イヌミミが人についていることで発生する萌え』に関して半日ほど語り続けた。久遠が無理矢理中断しなければ一日中語ってもまだ足りないほどに好きらしい。
芒 沙羅。
天鳴学園に勤める教員の一人で莉里が信頼する部下の一人。学園では理論を専門として教えているが、実力も折り紙つきであり優秀であることから莉里の世話役を周りから押し付けられた苦労人。久遠と律、絢香のクラスの担任である。
クロ。
烏型の妖魔。主に久遠と他の人物間の連絡係、後始末をしており、久遠のパートナーとして多くの地をまわったよき理解者。久遠が警邏に入隊した頃からの付き合いであり戦いの中で苦しみながらも成長していく姿を見守り続けてきた。最近の悩みは久遠に関する悩み事を何故か相談されることらしい。
舞「っと、これで全部か?」
虚「そうですね。今のところはこれで全員です。莉里さんや沙羅さん、クロに関しては特性をまだ決めていませんのでここには書いていません。それにここに書いた設定も現時点で私が決めていることなのでこれから先、物語が進むと何かを追加することもあるかもしれません。」
舞「・・・・久遠を狙う女がこれ以上増えるのは?」
虚「決定事項です。」
舞「よし、虚言。少し向こうで話し合おうか?」
虚「全力で遠慮させてもらいます。あっ、アンケートは引き続き実施していますのでどんどんというか、容赦なくというか、とにかく送ってくださると私も嬉しくて作品を書く筆が進みます。では、また次回の番外編で。(シュバッ)」
舞「あっ!コラ!!あたしからもアンケートの件、よろしく頼むっ!じゃ!また機会があれば会おうな!虚言!!待ちやがれ!!(ダッ)」
アンケートは引き続き実施しますのでどんどん送ってください。