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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

全身真っ黒な奴が俺の家の前に立ってる

掲載日:2015/06/15

俺の今朝の目覚めは最悪だった。隣人の山田が子供を怒鳴りつけていたせいで起こされたのだ。

しかし、俺の気分は良かった。

朝食を食べ、ハロワにでも行こうかなと思い支度をしていた。

風呂にも最近は入ってなかったので入った。


そうしていると、呼び鈴の音が聞こえてきた。

『ピンポーン、ピンポーン』

はいはい、今すぐ出ますよと呟きながら覗き穴から相手を見てみた。

そいつは真っ黒な服を着ていた。俺より身長が高い。

怪しいのでチェーンをしてからドアを開けた。するとそいつはドアの隙間に手を突っ込んできたのだ。

手まで真っ黒だった。ヤバイ、どうしようと思って取り敢えず友達を呼んだ。


そして、巨大掲示板『nちゃんねる』に

「全身真っ黒な奴が俺の家の前に立ってる」

というタイトルのスレを建てた。

すぐさま「写真うp」「釣りか?」「はよ」

などという書き込みがあった。

「うpが無きゃ釣りだな」「うpはよ」

釣りだと思われているらしい。

俺は写真を撮る事にした。

玄関までそろり、そろりと足音をたてない用に歩き、覗き穴からあいつを撮った。


そして掲示板にアップした。

すると「マジだった」「イッチ大丈夫か?」「いや、これ二人で協力してるかもしれないぞ?」

という書き込みがあった。この状況でも多人数の人が居ると思えるのは精神的な支えになる。

「>>1は武装しておいた方がいい」「鍋でも持っとけ」

確かにあいつがピッキングして入ってきたらたまったもんじゃない。

棒の先に厚い辞書を括り付けた。一応これでも武器になるだろう。

そうこうしていると友達から電話が来た。

「もしもし。」

「すまん、俺これから俺の母親の病院に行くんだ!今日は行けそうにない!」

「お、おう。わかった」

友達が来ない。まだあいつは玄関に居座っている。


すると、掲示板に書き込みがあった。

「俺たちでイッチを救いに行ってやろうぜ、どこ住みだ?」

という内容だった。俺は千葉県在住なのでそう書き込んだ。

「千葉県だよ」

「千葉か…遠いな」「俺は東京住みだから行けるぜ」「俺も千葉県住みだ。行ってやろう」

数人の有志が来てくれるらしい。ありがたい。

スレでの計画は、明日の早朝俺の家の近くに集まり、真っ黒い奴を包囲する…というものだった。



もう午後5時になった。しかし、あいつは今も玄関先に居座っている。

そしてなぜか猛烈に眠い。

仕方ないので俺はベッドに潜り込み、毛布を何重にも掛けて寝た。






俺は翌日午前3時に起きた。

スレは活気が無かった。黒い奴もまだ居る。友達も来ない。

ゲームをして時間を潰していると、掲示板に動きがあった。

有志が今から来るらしい。

俺はカフェインが大量に入った飲み物を飲み己を奮起させた。

よし、あいつをどうにかしてやる。



しばらくすると掲示板に書き込みがあった。

「よし、イッチの家はこれか?」

写真がアップされていた。そうだ、確かに俺の家だ。

「俺の家だな」

「やっぱりか、黒い奴がいるんだ。」

「よし、今から1分後にあいつを取り押さえる。イッチもドアを開けて殴りかかってくれ。」

俺も頑張らなければいけない。


1分経った。決行の時だ。外から「ウォーッ」という声が聞こえた。

今だ!

ドアを開け黒い奴に飛びかかった。フードが外れた。

そいつは女だった。腕にはリストカットの跡があった。

有志数人と俺で取り押さえ、警察を呼んだ。

15分位で到着した。

「君たち大丈夫か?!」

「はい、大丈夫です!それよりこいつを捕まえてください!」


あの女は警官に連れられていった。

一時間ほど経ったら警察から電話が来た。何でも、今すぐ警察署に来て欲しいらしい。


俺は自転車で行った。

着いたら部屋に連れて行かれた。そして、質問された。

「この子は知ってる?」

俺の家の前に立ってた女だ。知らない。

「知らないです」

「ふん。じゃあこの女の人は?」

知らない。ババアにしか見えない。

「知りません」

「この手紙に見覚えは?」

なんだこの手紙?知らない。

「見覚えがないです」

「ありがとう。もう帰っていいよ」

質問を3つするためだけに呼び出したらしい。

とりあえず俺は帰った。

すると、ポストに封筒が入っていた。開けたら、中には人の小指と手紙が入っていた。














「ねえ何でこんなことするの?ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ私にはわからない理解できないどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてなんでこんなことするのねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ絶対にゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないころしてやるしねやるころしてやるころしてやるころしてやるしねころしてやるころしてやるしねころしてやる

ねえ、今度こそは待っててよ。ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす

ころしてやるからしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね

ろに放り込んで燃やしてやるからねまってろまってろまってろまってろまってろまってろまってろまってろ

酢に漬けて食べてやるから楽しみにしてね

私の小指も食べてねぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいぜったいおいしいから」


処女作です。文が変なところは大目に見て下さい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 意味怖ですか?そうでなくとも主人公の恐怖体験がリアルに伝わってくる話でした。
2015/06/15 10:54 退会済み
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