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俺の世界は空想世界  作者: シキタ
16/39

第16話 姉妹

ギルド内部専門能力者室内



「ほんっっとうに、申し訳ありません!!」


「いいってことです、ケイラさん」


勝負後、しばらくすると騒ぎを聞きつけたケイラが駆けつけ、メルと蓮二達を専門能力者室と言う場所に連れて蓮二達に謝罪をした。


「しっしかし!この愚妹がいきなり殺害しようとするなんて…自宅謹慎1年ものだぞ!?」


(あっ、かっるぅッその程度なんだ!?)


「まぁっまぁ結果として怪我もし無かったしさ別にいいって、気にしないでくださいよ」


「……あたしは殴られたけどね」


「ッ!自業自得でしょぉがぁぁ!!」


蓮二が言った言葉に反応したメルが小さくつぶやく。だがそれは隣に座っていたケイラにしっかりと聞こえていたらしくアイアンクローが彼女の頭に炸裂した。


「ところでレンジといったけ?」


蓮二がその様子を苦笑いしながら見ているとケイラが何かを思い出し聞いてきた。


「よくメルに勝てたな?まぁたしかにこいつの能力はすり抜けられる時間制限があるが、それでもこの子の能力は防御面では最強に近いはずだが?どうやって勝った?」


メルの能力に時間制限があるのは初耳だったが、その問いにあぁ、と返事をしながら答えを言った。


「あれは別に手の混んだことなんてしてませんよ?単純に俺の能力です」


「能力?それは興味あるな。どんな能力なんだ?」


とそこへ今まで喋っていなかったシャルが慌てて小声で蓮二に注意する。


〔レンジ、あまり自分の能力は言いふらさない方がいいですよ?〕


蓮二は少し考えシャルに別に構わないと言う風に首を振り、ケイラに自分の能力を大まかにだけ話した。


「触れるか、だからすり抜けるメルにも触れられたのか。たしかに珍しい能力だ」


「フン、たしかにあたしに勝ったけどそれはあくまであんたの能力が相性良かったからじゃ無いッ!!」


「…でもあんた実際負けたんじゃない、負けは負けだ」


ふて腐れるメルにケイラはもっともな事を言いメルはさらにふて腐れた。そしてまた蓮二の方を見て言った。

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