少年 叩きのめされる
平等とはなんぞやって書きまくってたんですけど全部消えて萎えました。 平等について誰か感想で教えてください。
「おい、誰だお前!」
低くて鋭い声が響いた。祐樹が振り向くと、鉄の扉の向こうに二人の男が立っていた。
一人は身長約170センチ、がっしりとした筋肉質の体格で、まるで壁のように強そうだ。もう一人はそれよりも高く、180センチ近くある長身。筋肉はそれほどついていないが、その冷たい眼差しは祐樹をじっと見据えていた。
「新鮮なものを持ってこいとは言ったが、まさか本当に生きてるやつを連れてくるとはな」
長身の男は嘲笑混じりに言うと、何気なく祐樹の腕に銃口を向けた。
パーン!
銃声が響き、祐樹の腕に激痛が走った。
「....ッ がああ、、、」
祐樹は撃たれた腕を押さえながら呻いた。
「おいガキ、さっさと死んでバラされろ!」
ゴリマッチョの男がそう言いながら祐樹を蹴った。祐樹は壁に叩きつけられた。2人の男はそれを見ながらゲラゲラと笑いながら、
「ああ、死体をバラすのは楽だからいいけど、やっぱ痛ぶって、反応を見るのも最高だなあ」
「ああ、まったくだ。」
と笑い合っていた。
「おい、此処は何処だよ。それに、お前らは誰なんだよ。」
そんな中、祐樹はよろよろと立ちながら男たちに話しかけた言った。
「俺らか?いいぜ。冥土の土産に教えてやる。俺ら“白竜会“に所属しているんだ。白竜会ってのはなあ、日本の裏社会を牛耳っているとってもこえー所なんだぜ。そんでお前さんは、臓器売買の臓器の提供者となるんだよぉ。」
「まあ、そんな所だな。...てか臓器の提供者って悪意があるな。」
そうツッコミながら背の高い男は、また銃を祐樹に撃ったが祐樹は慌てて転がって避けた。その祐樹にゴリマッチョの男は蹴りを祐樹の腹に入った。
「...!ウォエ、、、」
祐樹はその衝撃で吐いていたが、ゴリマッチョの男はそんな祐樹の頭に三日月蹴りを放ち、祐樹の首の骨が ゴキィ! といなや音をしながら、祐樹の頭はあらぬ方向を向き、ピクピク痙攣しながら倒れた。
「ギャハハ。やっぱり弱いものいじめをするのは楽しいなぁ。」
「ふん。まったくだ。こういう安全な仕事もいいが、たまには殺しもやりたいしな。」
(...なんで、なんで俺ばっかこんな目に遭うんだ。何も悪いことなんてやってないだろ。なんで、なんでみんな俺の大切なものを奪う、なんで俺だけこんな惨めになる。なんで、なんで........ ふざけるな。ふざけるな。ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな なんで、なんで俺だけこんな目に遭わないといけない なんで俺だけこんな惨めにならないといけない なんで なんで なんで!!!)
「そうか。 俺が、俺が弱いからいけないんだ。」
そう言いながら祐樹は立ち上がった。
「そうか。そうだよなぁ。俺が弱いからいけないんだ。俺が弱いから、奪われ、惨めになり、そして自殺をする。こんな人間いていいのか? それは否だ。 こんな人間は全てが奪われる物語の引き立て役、かませ犬となり、惨めな思いのまま自殺する。 ふざけるなよ。 俺が弱者だと。ありえない。そんなことはあってはならないんだよ!!!」
「なんだ?あいつ?イカれちまったのか?」
「恐怖のあまり心が壊れたのだろう。 さっさとこんな狂人処理しようぜ。」
...そんな若干正論なことを話していた2人は、祐樹を殺そうとジリジリと近づいていった。
「なあ、お前もさっき言ってたよな。弱いものいじめは楽しいってよぉ!!」
そう言いながら祐樹はゴリマッチョの男に向かって襲いかかり、思いっきり殴りかかった。
「チッ……てめぇ、見かけによらず力があるじゃねぇか。でもな――」
ゴリマッチョの男はニヤリと笑い、拳を構えた。
「力だけで俺を倒せると思うなよ?」
そう言いながらゴリマッチョの男は祐樹のパンチを防ぎ、代わりに祐樹に向かって殴った。 それをなんとか祐樹は受け止めたが、この男、見かけによらず力任せの攻撃が少なく、祐樹は反撃する隙を見つけれなかった。そんな中パンチや蹴りを受け止めていた腕にだんだんとダメージが蓄積し、ついに祐樹はゴリマッチョの男の拳を顔にまともに喰らった。 ゴキッっといいながら鼻の骨が折れ、祐樹は倒れた。しかし休む暇を与えずにゴリマッチョの男は肘打ちを祐樹の腹に決め、思いっきり蹴り飛ばした。
「おいおい、死体の方にとばすなよ。臓器が傷つしちまうだろうが。」
「悪い悪い。つい力が入っちまった。」
そんなことを言い合いながら2人は祐樹の方に近づいた。
(くそったれ。 なんなんだよあいつら。 前より力が強くなってる感覚はあるのに、それでも敵わねぇ。 ふざけやがって。)
そう頭がクラクラしながらも、必死に考える祐樹は、自分がもたれかかっている机の上に置いてあるメスを見つけた。 これだ。 っと思った祐樹はメスを持ってさっき敵わなかったゴリマッチョの男ではなく、背の高い男の方に向かって斬りかかった。男は銃を放ったが、祐樹はたまたまだが、銃を避け、男に肉薄した。
「バカが。 俺の武器がいつ銃だけだと言った?」
そう言いながら男は、片方の手でナイフを持ちメスを受け止め、もう片方の手に持っていた銃で祐樹の腹に撃った。
「ッガハ、、、」
祐樹は血を吐きながら倒れた。
「おい、出番だぞ。」
「っへ、そうこなくっちゃなぁ。」
そう言いながらゴリマッチョの男は祐樹の体を上下逆さまに抱え上げて固定し、その状態から自ら座り込むことによって祐樹の頭部を硬いコンクリートの床に叩きつけた。 まるでパイルドライバーのような技を喰らった祐樹はゴキッっという音をしながら頭蓋骨が割れ、倒れ込んだ。
(あゝ........痛い.....やっぱり無理だったか...俺なんて...俺なんて...おれ.....てか、なんで俺は死んでないんだ?)
「ッハハハハハ。久しぶりに楽しめたぜ。なあ。」
「ああ。そうだな。じゃあさっそくあとsy」
背の高い男の首がなくなった。
「...は?おい、なんでだよ。なんでお前g」
ゴリマッチョの男も首がなくなって死んだ。
静まり返った地下室。血の匂いと腐臭が混ざり合う中、ただ一人、異様な気配を放つ影がゆっくりと立ち上がった。
その唇は三日月のようにゆがんで笑い、目は何かが覚醒したように妖しく光っていた。
キャラクター紹介③ 高野明美
年齢 38歳
誕生日 10月9日
身長 162センチ
仕事 トリマー
好きなもの 合体すること いろんなプレイ 歌うこと
嫌いなもの 規則正しい人 自分に反対する人 物事を押し付ける人
あんな家族と結婚しようとしたやばい人。てかもともとヤバかったらしく、なんで規則正しい旦那さんを持ったのやら。その反動のせいか実は夫が死んでからいろんな男と合体しており、そこで運命の出会いを果たした。つまり全ての元凶。 実はこの家族元々こんな設定じゃなく、この回で出てきた白竜会ってとこに惨殺されて、祐樹が冤罪かけられるっていう設定だったけど、なぜか知らないけどこうなった。 なんでだろうね。 別に後悔はしてないけど、唯一の欠点は警告された時に作り直すことがめんどくさいこと。