少年 異所で目を覚ます。
因みに異所はコトドコロって呼んで意味は他の場所、別の場所っていう意味です。
あと次の投稿は、恐らく6月7日となります。
なぜなら普通にリアルが忙しいからです。
祐樹が目覚めたとき、祐樹は狭い場所で閉じ込められていた。祐樹は一瞬混乱した。
(一体どういうことだ……。確かに電車に轢かれたはずなのに、それに、俺はなんの中に入っているんだ?)
もがいてみるが、生地は少し伸びるだけで破れなかった。祐樹は慌てた。今彼が入ってるのは、材質がポリエステルのような固い袋だった。そして、このままでは酸素が尽きて、窒息してしまうかもしれない。死にたいはずの彼が、死にたくないともがいているのは、状況が理解できずにパニックになっているからだ。人間はパニックになったりすると、何をしでかすか分からない。光市母子殺害事件の犯人である元少年は、母子を殺害後、母親の遺体を「生き返らせるため」に屍姦し、子供の遺体を「ドラえもんに助けてもらうため」に押入れに隠したのだと話した。そんなことあるわけがないが、それでも追い込まれたりパニックになったらこうなる。 なぜかって人間という不完全な生物だからだ。そんなこんなでもがいていると、袋がビリビリと裂け、祐樹はようやく起き上がった。と同時に祐樹はガタンッと音をたてながら横に倒れた。どうやら祐樹は、机の上に置かれた遺体収納袋の中に入れられていたらしい。周囲を見渡すと、祐樹がいる部屋は地下室のような密閉空間だった。窓は無く、コンクリートの壁と天井に囲まれている。周囲のテーブルには、祐樹が入っていたものと同じような袋がたくさん置かれていた。その数は恐らく100を超えているだろう。そして、物が腐った臭いがするので、恐らく中は死体だろう。入り口は鉄のドアひとつで、押しても引いても動かない。電気はLEDでは無く蛍光灯で、少し薄暗く、不気味な感じだ。寝袋が載っていないテーブルの上には、比較的大きなメスや解剖ばさみが比較的きれいな状態で置かれていたが、テーブル自体は血で汚れていた。
(ここは一体どこだ?確かに電車に轢かれたはずなのに……それに、この腐った臭いはなんだ?換気もされていないらしく、部屋はひどく臭う。もし本当に寝袋の中に死体があるとしても、これだけの量はどこから集めたんだ?)
周囲を見渡したあと、自分の体に目をやると、祐樹は考えた。
(俺は確かに電車に轢かれたはずだ。服は血まみれだが、体は特に問題がない。むしろ、自殺前より力が強くなっている気さえする。服が濡れているのは、おそらく衝撃で川に落ちたせいだろう。だが、それなら溺死しているはずだ。ここはどこだ?真っ先に思い浮かぶのは死体安置所だが、もっときれいなはずだし、これほどの死体もいない。じゃあ、ここは一体……?)
そう考えていると、コツコツと足音が聞こえた。慌てて元の袋に戻ろうとするが、衝撃で破けていて入れなかった。慌てふためく祐樹の前で、ガシャン!と音を立てて鉄の扉がゆっくり開き、二人の男が入ってきた。
自己紹介② 高野美也
年齢 14歳(中学2年生)
誕生日 7月7日
身長 155センチ
部活 軽音部
好きなもの お義兄ちゃん ドラム みんなと一緒にいること
嫌いなもの 放置プレイ 捨てられること 嫌われること
祐樹の妹。 中学生で処女を卒業したヤバいやつ...と言いたいところだけど作者の周りに中学生で卒業した人何人か(5人)いるのでワンチャン普通だと思ってる。(?) 軽音部でありドラム担当。歌も上手いけどドラムを思いっきり叩くのが好きとのこと。 いつか義兄が来なかった世界線で書いてみたいな。 合体した時の感想は痛いけど楽しかったとのこと。 中2だけど精神年齢は幼く、そこに魔の手が襲いかかり、この状況がやばいことも分かってない。なんなら普通だと思ってる。 合体するならちゃんとリスクを考えてヤろう。