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青春サツ×論  作者: ⻆谷春那
剋宮夜王編
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青春サツ×論 剋宮夜王編 第1章

青春サツ×論 剋宮夜王編 第1章

「ヒメリは俺の嫁」

と言う発言から始まる怒涛の展開

―――――――――――――――――――――――――――――――

(「青春サツ×論」本編開始前)

剋宮「・・・!

っく、闇の気配...」


(剋宮、盛大に倒れる)


神宮司(剋宮に駆け寄りながら)「あぁぁぁ!!!剋宮警報機(Kアラート)が作動した?!

か、革田先生!こ、剋宮が倒れました!近いうちに侵入者が来ます!」

革田「な、何だって?!

・・・とりあえず俺は守国様を呼んでくr...ん?

お前ら、何やってるんだ...?」

笑山しょうやま「い、いや、剋宮警報機(Kアラート)が作動したら、

誰かが剋宮を保健室に連れてかなきゃいけないじゃないですか?

そして剋宮が倒れたら絶対襲撃者が来るから

剋宮警報機(Kアラート)

って呼ばれてるんじゃないですか?」

理定りさだめ「また、本校の養護教諭の戦闘力は

謎に強く、もはや最強だ。

そこで私は

「保健室最安全地帯説」

を提唱した。」

革田「・・・「保健室最安全地帯説」...?」

理定りさだめ「そうだ。

剋宮警報機(Kアラート)が発動したとき、剋宮を連れて保健室に連れて行く人間が

最も生存率が高い。」

というものだ。それをクラスメイト達に提唱したら皆、保健室に行きたがりだした。」

革田「・・・なるほど。それでじゃんけん大会を?」

笑山しょうやま「そうですよぉぉぉ!!!

俺、死にたくねぇです!」

―――――――――――――――――――――――――――――――

一応


「誰が剋宮夜王を保健室に連れて行くか!第1回!

チキチキ、保健室じゃんけん大会!」


には笑山人間しょうやまひとまが勝ったものの、

今回の襲撃は


「養護教諭 桐宮先生が

「『熱烈なファン』と書いて『ストーカー』と読むタイプの人間」

に襲われてしまっていた」


というものだった。




頑張れ、アンラッキーボーイ・笑山人間しょうやまひとま




※この襲撃以降

「剋宮夜王を保健室に連れて行く役目は

神宮司勇人じんぐうじはやと

という暗黙の了解が作られた

青春サツ×論 剋宮夜王編 第1章

「・・・もう1度、説明してもらっても?」

「だから何度も言わせるな。ヒメリは俺の嫁、死に別れた俺の嫁、姫璃だ。」

「・・・インターネット文化には、男性は自分の最推し?

とかいう最も好きな活動者・キャラクターを

「俺の嫁」

と言うらしいですね。」

「違う。その

「俺の嫁」

じゃない。

「自身の正室」

を意味する

「俺の嫁」

の方。」

「・・・ごめんなさい、少し今

「王様の耳はロバの耳」

の為に壺を持ってくるので。」


守国役人はちょっと有り得ない事が有り過ぎてショートしたらしい。

珍しい守国役人の取り乱しシーンだ。

守国役人ファンの皆々様、一眼レフカメラはお持ちになられていますか?

・・・お持ちになられていない?

それは残念でしたね。


「・・・貴様の妖術で音声を遮断してもらえるか?

少し込み入った話がしたい。」

「・・・すみません、取り乱しました。

・・・それは許可できません。

「込み入らない程度」

に話してもらえますか?」

「・・・それで納得できるなら、良い。聞け。何が聞きたいんだ?」

「・・・まず、なぜ今になって再婚?再求婚?したんですか?」

「・・・襲撃の時、「定番のアレ」で保健室に

行っていてな、気が付かなかった。」

「・・・あぁ、あれですか。」

「さすがに出会ってすぐに言うのは野暮だし、

勘違いだったら洒落にならんからな。

少し様子見していたのだが、やはり姫璃だった。」

「あぁー、貴男、そう言う気遣いはありますよね。

「他の皆さんよりマトモな部類に入る貴男が何故?」

と思いましたが、成、程…?」

「そう言うじんこそ、姫璃が俺関連と

分かってたから処罰しなかったんじゃないのか?」

「やめてくださいよ、人をそんな

「犯罪者なら誰それ構わず処する(鈴さん方式の)非情な奴」

みたく言わないでくださいよ。

一応、巳禍みかさんに見せたりします。」

「ふ、戯言をぬかすな。偽田中教師はどうした?」

「・・・まぁ、そんな時もありますよ。」

「あれは正しい判断だったと思う。

アヤツの邪気は本当に気持ち悪かった。

アレに姫璃が狙われていたと思うと…

背筋が寒くなるな。」

「・・・本当にヒメリさんが大切なんですね。」

「あぁ。姫璃は俺の嫁であり、恩人であり、希望だ。

・・・だからこそ、あの時は本当に…」

「あの時を思い出さないでください。

虚春こはるさんにも

「あまり思い出さないで」

って、言われてませんでましたっけ?」

「あの女の名前を出すな。

・・・気分が悪くなる。」

「まぁまぁ。」


守国役人も大変そうだ。


「・・・ヒメリさんを見逃した理由ですよね。

・・・正直、貴男が反応するとは思っていませんでした。」

「・・・別口の理由だったと?」

「そうです。だから貴男が反応されたことにはとても驚きました。」

「・・・誰関連か言えるか?」

「・・・「上司からの指示」とだけ、

とりあえずこの場では言っておきます。」

「・・・色々と事情があるんだな。

上司が虚春アレだなんて、貴様も大変だな。」

「そこまで大変ではないんですよ?

ただ…」

「一般人には話せない事情か。」

「・・・はい。貴男にも

話せないというわけではないんですが、その…」

「無理に話さなくとも良い。今の俺は一般人と変わりない。」

「お心遣い、痛み入ります。

・・・例え元夫婦だったとしても、


「親しき中にも礼儀あり」


と言いますように、礼儀が必要だと思いますよ?」

「『礼儀』?

・・・つまり、何をしろと?」

「いえ、そのー...

「男女の仲」

というものは順番や手順というかが大切だと思います。


「より親密になってから次の段階に」


というものは今も昔も変わりません。

・・・まずはとりあえず、お友達から始めてみては?」

「・・・参考にしてみる。忠告、感謝するぞ。」

―――――――――――――――――――――――――――――――

そんなこんなで大人な会話が繰り広げられていだが、

突如、尅宮少年が苦しみだした。


「・・・グッ…!」

「え!?大丈夫ですか?!あれですか?!

剋宮警報機(Kアラート)」ですか?!

また侵入者ですか?!」

「・・・いや、違う…

侵入者ではない…」

「え?!じゃあ何事ですか?!」

「・・・「恋の病」というかなんというかだ…

嫁に心ない言葉というか陰口というかを言われているだけd…

グハッ!」

「え?!え!?だ、大丈夫ですか?!ちょっと!」


ちなみにちょうどその頃は、

佐藤少女は革田教師に事情を聞かれて正直に


「・・・正直に申し上げるなら、

「え?変質者?」

「お巡りさん案件かな…?」

「・・・変態…?」

「・・・なかなかに危ない匂いがする野郎だな」

「以下略」

と思いました。」


と、尅宮少年のことを革田教師が慌てて止めに入るレベルに

コッテンパンに言っていた頃であった。

皆々様、初めまして、またはこんにちは。

⻆谷春那です。




ヒメリちゃんファンの皆々様、お分かりいただけたでしょうか?

ヒメリちゃんはなかなかに辛辣なんですね。




そこがまた良きかな...




「辛辣な女の子は嫌だ」

「心がすり減る」


と仰られる皆々様、ご安心ください。

そのような皆々様の心はヒメリちゃんよりも早く私、⻆谷春那がゴリゴリ削らせていただきます。


「既に削り取られていたらすり減るものは0」


というわけで御座いますね。

ヒメリちゃんは辛辣なところも魅力で御座いますよ、はい。




皆々様、いかがでしょう。

この際に虚春パイセンを推すのは。

虚春さんはまだ「青春サツ×論」本編には登場していませんがね。

私の別作品


「麗しき令嬢は鏡の中に」


では天の声として登場しています。

さぁ皆々様、ヒメリちゃんと虚春さんを推していきましょう!

(というか箱で推してください)

作話さくわちゃんもお勧め)

(エリーちゃんとマリーちゃんも追加で)

(ライサちゃんとロセ君の良いですよ)

(メアリーちゃんとかアリスちゃんとかマリアちゃんとかアテネちゃんとか)

御孤みこちゃんでも良い)

(ケイトちゃんとかアンネちゃんとかアナちゃんとか)

(以下略)


次回もお楽しみに!

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