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青春サツ×論  作者: ⻆谷春那
革田教師編
6/12

青春サツ×論 革田教師編 エピローグ

―――私です。姫離ヒメリです。


―――はい、本日、革田に施術・探りを入れてみようと思っております。


―――あ、ありがとうございます!貴男様に激励しれいただけるなんて...

   夢でも見ているかのようです。


―――うふふ、確かにそうですね。これが本当の

   「夢見心地」

   ですね。


―――では、行ってまいります。

エピローグ

―――――休み時間、革田教師と佐藤少女の2人だけの、

     2年す組教室で


「・・・革田教師かわだきょうし

今お時間大丈夫でしょうか?」

「お、なんだ佐藤、ノートなんか持ってきて。

勉強の質問か?

・・・いや、ちょっと整理する時間をくれ。」


革田教師かわだきょうしが佐藤少女に

「整理する時間をくれ」

と言った理由は、貴方は分かるだろうか?

ヒントは革田教師かわだきょうしの担当科目に

隠されている。


革田教師かわだきょうしの担当科目は体育だ。

そんな彼にあの「Ms.非・良識人」の佐藤少女が、

休み時間にノートをもって質問に来た。

保健体育のほうでも恐ろしいし、

元襲撃犯の佐藤少女が体育の質問をしにくるのも恐ろしい。

正直、これより恐ろしいものは彼にとって

2つしかないだろう。

そんなこんなで、革田教師かわだきょうし

黙り込んでしまった。


革田教師かわだきょうし

貴男自身のことをお聞かせいただきたいのです。」

「・・・え?俺?」

「はい。」

「どういう風の吹き回しなんだ?」

「先日、

「常識を知れ」

と、指導していただいたではないですか。」

「うーん、まぁ、言ったな。」

「そこでクラスメイトの皆様の助言をもとに、

神宮司様じんぐうじさまに教わろうと思いまして。」

「・・・まぁ、神宮司じんぐうじはうちのクラスでは

数少ない良識人の1人だからな。」

神宮司様じんぐうじさまから

「まずは人という生き物がどういうものかを知れ」

との御指導がありまして。」

「・・・で、俺のことを知りたいと。」

「はい。

・・・だめ、でしょうか...?」


佐藤少女の

「(美少女・ヒメリの)上目遣い」!

革田教師かわだきょうしには効果がないようだ...


しかし革田教師の教師魂と良心に1000のダメージ!

効果抜群だ!

―――――――――――――――――――――――――――――――

「まず年齢、出身高校からお願いいたします。」

「24歳、良座間市立第四高校出身だ。」

「・・・。」

「ほかに聞きたいことは?」

「・・・こういうとき、何を聞けばいいんでしょう...?」

「え?!考えてたのそれだけ?」

「はい、申し訳ございません...」

「いや、別にいいんだけどさ、他にない?

「犬派?猫派?」

とか。好きな食べ物とか?

気になること聞いていいんだぞ!」

「・・・気になることはあるのですが、

大変失礼な内容と言いますか...」

「失礼ご法度おおいに結構!さ、聞いてみろ!

今だけなんでも答えてやる!」

「・・・では、お言葉に甘えて伺わせていただきます。」


―――革田教師は、ひょっとして、刃物に恐怖心をいだいて

   おいでですか?


―――よく気づいたな。


―――「なんでも答えてやる」って言っちまったしな。


―――ちょっとトラウマというかなんというかがあってな。


―――「ちょっと調子乗ってた時に

   刃物で鼻柱を折られた」というかなんというか


―――刃物ナイフで鼻は折れませんよ。

   できるとしたら、削ぐくらいです。


―――怖いこというなぁ。


―――本日はありがとうございました。

―――――――――――――――――――――――――――――――

「革田先生、革田先生?もう休み時間は終わりですよ。

起きてください。」

「・・・ん?ああ、神宮司じんぐうじ


あれ、俺、いつの間にか寝ていたのか...?


「おはようございます。居眠りなんて珍しいですね。」

「ん、あぁ...」


・・・妙にリアルな夢を見たな...


「・・・先生、顔を洗いに行きましょう。」

「・・・ん?なんでだ?」


そういう革田教師の顔には、


「革田先生が隙を見せるなんて滅多にないよな~。

へへっへへへへ」

「またとない好機じゃな」


と、笑山少年・御孤少女の悪戯タッグにより、

「瞼の上の目」

や、

「謎に赤すぎる頬」

などが、油性ペンで作られていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――

―――はい。私です。姫離ヒメリです。


―――はい、予想通り、革田かわだはぐむは

「良座間市立第四高校襲撃事件」の当事者です。

そして「刃物にトラウマがある。」と。


―――やはり原因はあの事件でしょう。


―――そんな、滅相もありません。

   貴男のお役に立てるだけで本望にございます。


―――はい、これからもお役に立てるよう誠心誠意

   情報収集に努めさせていただきます。


―――では、失礼いたします。

―――――――――――――――――――――――――――――――

青春サツ×論 革田教師編 完

皆々様、初めまして、またはこんにちは。

⻆谷春那です。


・・・皆々様、本日の後書きは何も書く気が起こりません。

少し情報量が多すぎて...




あああああぁぁぁぁぁ!!!!!

ヒメリちゃぁぁぁんんん!!!


・・・取り乱しました。

失礼しました。

でもしょうがありませんね。

皆様も感想か何かでお叫びください。

私の両手も咆哮に加わらせていただきますので。

皆々様、今回の話の感想をお叫びください。


次回から「青春サツ×論」は「剋宮夜王編」に突入いたします。


・・・叫ばずにいられる自信がありません。

では皆々様、悲鳴奇声歓声が響き渡るこの作品の後書き欄でまた出会えることを楽しみにしております。


追伸 感想で出会えることはもっと楽しみにしております。

|―――――――――― |

|         |

| 告知が通ります |

|         |

|―――――――――― |

| ⻆

|\│/ 

| │  告知


皆々様、アンケートにご協力いただきたく。

内容は


「ユニークアクセス100人いったら何かしたほうが良いですか?」


というものです。

詳しくはX、活動報告(第二回メタ発言の会)でも載せておりますが、

事の経緯は


「⻆谷の黒歴史仲間Aがユニークアクセス100人記念に絵を描いた!

⻆谷も何かしたほうが良いか?!」


というものです。

ちなみに私の画力の\(^o^)/オワタぶりの参考までに私の過去の糞絵を上げておきました。

皆々様には賢明な判断をお願いいたしたいですね。

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― 新着の感想 ―
最後のヒメリが話していた相手は、革田教師の顔面に落書きをしたのは誰なのか!!とっても気になります!次章も楽しみにしています!
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