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青春サツ×論  作者: ⻆谷春那
革田教師編
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青春サツ×論 革田教師編 最終章

青春サツ×論 革田教師編 最終章

「るんるるんるるん♪」


はぁ~、楽しみだなぁ~。

このドアの向こうにヒメリたんがぁ~、

僕をまっているのかぁ~。

どうやって勧誘しよぉ~?

・・・やっぱり貧乏らしいからぁ~、お金でつろぉ!


この田中教師のフリをした変質者は歪んだ期待を持って

ドアを開けたが、その期待はすぐに絶望に変わった。


「・・・革田かわだ?!」


革田教師かわだきょうし

変質者に逃げる猶予は、少しも与えなかった。


「・・・くそ!なんで革田かわだなんだ!?

ここにはヒメリたんが僕を待っているはずなのに!」

「この学校を甘く見るな!

・・・といっても今回は、佐藤本人が教えてくれて初めて

気づいたんだけどな。」

「ひ、ヒメリたんが。そんな...

・・・僕とヒメリたんは運命の赤い糸(ディスティニー)

繋がれているはずじゃぁ...」

「アナタの変装、いや、模倣技術は

素晴らしいものでしたよ、汚い嘘つきのカワウソさん。」

「・・・守国刃もりくにじん?!」

「電話、隣で聞かせてもらいました。

スピーカーフォン機能は便利ですね。

リアルタイムで楽しませていただきましたよ。

いやー、素晴らしいものでしたよ...

これほど素晴らしい化け物のアナタは、

一体どれほどマシになれるか楽しみです。」


守国役人もりくにやくにんの目は、

変質者をもはや人間扱いしていないことを物語っていた。


「・・・あ、あぁ...」


この後に起こることは私には想像もつかないが、

1つ確かに言えることは、この変質者に

同情してしまいそうになるほど、おぞましいことが

コレの身には降りかかるということだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――

「これでもう大丈夫だからな、佐藤。」

「ありがとうございます、革田教師かわだきょうし

お手数をおかけいたしましてすみませんでした。」

「いいんだよ!教師おれの仕事は

「生徒に手を焼くこと」

と言っても、過言じゃねえからな!」

「今後何か

「おかしいな」

と思ったらすぐに私か革田教諭かわだきょうゆ

相談してくださいね。」

「・・・大変お恥ずかしいのですが、

なにがおかしいのか判断がつかない気がします...」

「・・・まぁ、一件落着なのですかね?」

「・・・佐藤にはまず常識を教えなきゃいけねえな...」

―――――――――――――――――――――――――――――――

青春サツ×論 革田教師編かわだきょうしへん 最終章 終幕

皆々様、初めまして、またはこんにちは。

⻆谷春那です。


・・・良かったぁぁぁ!

脅威は去りました!

ヒメリちゃんファンの皆々様、本日は祝勝会でございます。




・・・変質者の今後は、考えないでおきましょう。

さて、「青春サツ×論 革田教師編」は次回、エピローグを挟んでから

「剋宮夜王編」に突入します。

お楽しみに。

|―――――――――――|

|         |

| 告知が通ります |

|         |

|―――――――――――|


皆々様、アンケートにご協力いただきたく。

内容は


「ユニークアクセス100人いったら何かしたほうが良いですか?」


というものです。

詳しくはX、活動報告(第二回メタ発言の会)でも載せておりますが、

事の経緯は


「⻆谷の黒歴史仲間Aがユニークアクセス100人記念に絵を描いた!

⻆谷も何かしたほうが良いか?!」


というものです。

ちなみに私の画力の\(^o^)/オワタぶりの参考までに私の過去の糞絵を上げておきました。

皆々様には賢明な判断をお願いいたしたいですね。

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― 新着の感想 ―
ヒメリの箱入り娘っぷりと、プロローグからの革田教師の生徒思いな面がすごい際立っている回だと思いました!相変わらず、キャラデザと内容、キャラクター性がカンストしてる
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