青春サツ×論 革田教師編 第3章
青春サツ×論 革田教師編 第3章
佐藤少女に忍び寄る不穏な影
青春サツ×論 革田教師編
第3章
「ふはjはっははっはは!ふはははっはっはは!
はぁ~、楽しみだなぁ~。」
まさかこうも簡単に引っかかるなんてぇ~、
思ってもみなかったなぁ~。
「帝立人魔妖霊学校のセキュリティは帝国1」
とかいわれていたけどねぇ~。
まさかこんなにねぇ~、部外者の僕が入れるなんてねぇ~、
思ってもみなかったねぇ~。
あの数学教師の田中とやらもねぇ~。
まさかあのときひったくられた個人情報がねぇ~、
ひったくり犯にこんな形に悪用されるとはねぇ~、
思わないよねぇ~。
しかも僕はぁ~、慎重なんだぁ~。
ひったくったものから得た個人情報うぉ~、
利用してぇ~、知りたくもないあの男うぉ~、
頑張ってストーカーしたんだぁ~。
全てうぁ~、佐藤ヒメリたぁーん。
君にぃ~、会うために僕ぅ~、
すっごく頑張ったんだぁ~。
君のぉ~、襲撃による本人の通院でぇ~、
本人が休んでくれてぇ~、僕は
こうしてぇ~、君の連絡先も手に入れられたしぃ~、
ひょっとしてこれってぇ~、運命って、やつぅ~?
・・・さぁあてぇ。ヒメリたんを呼び出すとするかぁ~。
彼女のような逸材はぁ~、他にいないよぉ~。
才能の塊だぁ~。殺人の神に愛されているよぉ~。
組織のみんなが欲しがるだろぉなぁ~。
ボスに褒めてもらえるよぉ~。
まぁ~、スマホを持っていないなんて
びっくりしたけどねぇ~、そんなレトロなところも
可愛いねぇ~。今の時間ならぁ~、
寮の電話に出れるよねぇ~?
・・・さぁあてぇ~、やりたくもないけれどぉ~、
田中の真似をしてぇ~、ヒメリたんうぉ~、
呼び出すとするかぁ~。
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「もしもし」
「あ、佐藤君?」
「あ、田中教師、どうされたのですか?」
「あぁ、あのですね、理由はよく分からないのですが、
守国様が君を呼び出しているのです。」
「・・・私を?守国様が?」
「至急第二会議室に来てくれないですかね?」
「・・・承知いたしました。」
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「ふはははっはhじゃっは!」
勝ったぁ~!
皆々様、初めまして、またはこんにちは。
⻆谷春那です。
・・・田中教師、誠に申し訳ございませんでしたぁ!
事情も知らず、勝手に処すだの言ってしまって、誠に申し訳ございません!
私の両手には深く反省させておきます!
次回あたりに、この田中教師のフリをしていた不審者・変質者・侵入者を締めたいですね。
あとこの変態、ずいぶん独特な笑い方ですね。
次回もお楽しみに。