青春サツ×論 剋宮夜王編 第15章
青春サツ×論
剋宮夜王編
第15章
「私達の毒の効果はね!
その真髄はずばり!!
その『苦痛』にあるのよ!!」
強がっちゃって!
無様で可っ哀想なヒメリさん!!
「『苦痛』と言われても…
俺は何も感じないのだが…」
「強がっても、痛みは消えないわよ!!
・・・って、あら?!
脂汗なんかかいちゃって!!
やっぱり苦しいんじゃない?!」
痛みに強いのは良い事よ。
あぁ、増々欲しいわ!
やはり貴女は、私達の素晴らしい手駒になれるわ!!
「私達の毒はまず最初、そうね…
数分後に?
まず普通に生きていれば一生感じる事が無かった程の、
『死んでしまいたい』
と思わせるほどの痛みを?
感じさせるわけなんだけど?
ただ痛いだけだけど?」
「だから、痛みも何も感じていないと言っているのだが。」
痩せ我慢しちゃって!
哀れ哀れ!!
・・・まぁ、毒の効く速さは個人差があるんだけどね。
「十分ほど後には、体が少しも動かせなくなるのよね~。
体の芯が底冷えするような感覚と共にね!!」
まぁ、人によっては数十分後くらいの事もあるけどね。
まぁ、焦れば焦る程、聞きやすくなるから、
「嘘も方便」
と言う事で。
「吐血する事も多々あるわね~。
呼吸困難になっちゃう人も、かなり居るわね~。」
気持ちを表に出さないように、必死みたいね!!
愛想のない仏頂面!
「そこでヒメリさんに、もう一度提案…
いや、再度通告よ。
私達の仲間におなりなさい!!
そうすれば、解毒剤も用意してあげるわ!!
素晴らしい待遇も勿論、用意するわ!
命の保証に、好待遇!
こんなに素晴らしいお話はないわよ!
さぁ、私達の手駒になる以外、貴女に選択肢はないのよ!!!」




