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対抗戦10

 セオリと初代雪女のせいで白けた現場を盛り上げる為、小鈴シャオリンと呼ばれたキョンシーが自ら闘技場に立っていた。


 さて、こうなるとイチロー陣営はどうするか‥。

 メンバーは紫花を除いた雪花、璃水、明日香、緋莉、八重花、九曜、梓月の7名だ。


 ここで最初に口を開いたのは明日香だった。


「イチローがいないから私が仕切るわよ。」


 なんだかんだ言っても妖怪総大将のぬらりひょんだ。

 他のメンバーからも特に反対はなかった。


「そこまで妖力は感じないから、向こうも様子見でしょうね。

 そうなるとこちらからは‥

 一応聞いとくけど梓月って戦える?」


 梓月の力が未知数なので明日香が尋ねる。


「まさか‥

 基本的に小豆を洗うしか能はありません。」


 梓月の説明にこの子は出場させないと心に誓うのであった。


 さて、そうなると誰を出すかと。


「相手が未知数だし‥

 たぶんあまり強そうじゃないからね。

 璃水宜しく!」


 明日香が璃水の名を呼ぶ。


「だと思ったっす!」


 自分でも名前を呼ばれる気がしたのか璃水は特に嫌がることはなかった。

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