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幕間 漢


「お願いして何なんですが‥

下手な事したら後々不味くないですか?」


今になって不安になってしまい老師に尋ねてしまう。


しかし老師は親指を立てると

「掟なんてクソ喰らえじゃ!

いいか?

規則なんてものは破る為にあるんじゃ。

最近の若いモンはすぐに規則だルールなどぬかす。」


ハンサムな顔でいつもとは逆の事を言ってくる。


「漢には引けない時があるんじゃ。

今がその時だ‥。」


うわぁ〜メッチャハンサム!


これで下心がなければ惚れてたかも。


お男前な老師を複雑な心境で見つめるのであった。


 ・

 ・

 ・


それから数時間後‥


「出来たぞ!」


老師が声をあげる。


完全に寝落ちしていた私はビックリして飛び起きた。


キャッキャッ喜ぶ老師の所に行くと、先程とは別人なスタイルの美雨が立っているのであった。


「完璧じゃ!」


あの老師が自画自賛している。


確かに物凄い出来だ。


ん?

私は美雨の姿を見てある事に気がつく。


「あれ?

縫い合わせた傷跡がありませんね?」


基本的な医療行為の素人である道士は死体を縫い合わせると、どうしても傷跡が残ってしまっていた。

その傷跡が全くなかった。


「どうやって傷跡を消したのですか?」


同じ道士として聞かずにはいられなかった。


すると老師がある場所を指差す。


興味津々で指差した場所を見ると、そこには以前ゲットしたドクターキョンシーが白衣を着て立っていたのであった。

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