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異世界周遊 4-170 強制召喚4


緋莉が妖力を使って他の妖怪を押し潰す。


緋莉以外の妖怪が石で出来た闘技場にめり込んでいく。


全員が太ももまでめり込んだ辺りで紫花が口を開く。


「もう終わりか?

 そろそろ飽きてきたんだけどなぁ。」


紫花は軽口を叩きながらめり込んだ場所から上がってくる。


緋莉は術を解いていなかったが、紫花は純粋な力だけで脱出してみせた。


「そろそろ、私も飽きてきたので‥。」


九曜は紫花と違って自らの妖力で緋莉の術を解いていた。


咲夜と白音の2人は脱出する気は見せなかったが、特にダメージもないようですずしい顔をしている。


緋莉もこの程度で倒せるとは思っていなかったが、全く効果がなかったのには軽くショックを受けていた。


並の妖怪であれば、これだけで戦闘不能に出来る力がこの術にはあったのだが‥。


効果がないと分かると緋莉は術を解くのであった。


「次は私の番ですね。」


攻撃するのにあえて何も言わなくていいのだが、大妖怪ともなると余裕があるのかいちいち口に出すようだ。


「狐火!」


九曜の背後に青色の炎が九個浮かび上がる。


赤色ではなく青色なのが、その炎の力が強いのだと分からせる。


その後、炎は回転を始め緋莉、咲夜、白音、紫花目掛けて飛んでいくのであった。

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