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異世界 3-55 王妃選び49


イブキの合図で始まった戦闘系妖怪の戦いだが、最初に動いたのは『がしゃどくろ』だった。


「では、久々に本気ださせてもらいます。」

そう言うと30メートルぐらいの巨大な骸骨になった。


すげー、マジでデカいよ!


「私もいきます!」

八重花は八つの蛇が巨大して、神話に出てくる八岐大蛇に変化した。

普段見る蛇たちは穏やかな顔をしているが巨大化した蛇は獰猛な顔になっている。


「私は本当はイチローに見られたくないのですが‥。仕方がないですね。」

咲夜が恥ずかしがりながらゲゲゲの何たらに出てくる黒い巨大な目に変化した。

ギョロリした目、身体の周りにはトゲトゲが何本もあって不気味だ。


「ほな、私も‥」

玉藻の前は九つの尻尾をもった巨大な狐に変化した。

流石は玉藻の前、禍々しいオーラが出ている。


「‥‥‥」

傘化けもゲゲゲの何たらに出てくるベーシックな傘化けに変化した。ただゲゲゲに出てくるのはあんなに大きくはないけどね‥。


百目鬼・大天狗・酒呑童子も何故か巨大化している。

酒呑童子曰く、面白そうとのこと。


20、30メートル級の妖怪たちが出揃った。

何かもう怪獣映画だよね。


そういえば、雪花のお姉さんが巨大化してない。


「巨大化しないのですか?」

一応聞いてみる。


「そんなホイホイ巨大化出来たら苦労しません。まぁ、一応出来ますけど、絶対に笑わないで下さいね。もし笑ったら殺します。」

お姉さんが物騒な事を言ってくる。


さぁ、和服美女はどんな姿になるのかなぁ、楽しみである。


お姉さんが妖力を高めて、どんどん巨大化していく‥。


そしてそこに現れたのは、30メートルはある巨大な『雪だるま』であった。


ぷ。

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