異世界 3-54 王妃選び48
緋莉と明日香が抱き合って喜んでいる雰囲気を一気にぶち壊す言葉がなげかけられる。
「やっと前座が終わったかぁ。さぁ、そろそろ殺ろうか!」
酒呑童子だ。
「手の内隠すのは無しだぜ!最初からクライマックスだ!」
OUT!
酒呑童子さんは絶対に元ネタ知らないだろうけどそれは不味いです。
「勝ち抜けとかショボいこと言うなよ!全員でやろうぜ!」
酒呑童子さんが手をクイクイして、全員に挑発する。
酒呑童子以外が俺の顔を見てくる。
全員が『いいのか?』って目で語っている。
「待たせたので、致し方ありません。許可します。」
俺の言葉を聞いて全員の妖力が一気に高まった。
イブキが開始の合図をしようとした瞬間、雪花のお姉さんが俺の胸ぐらを掴んでくる。
「わ、私も参加させなさい!!」
お姉さんがかなり興奮していた。
「さすがにそれは‥。く、くるしい‥。」
お姉さんが首を絞めてくる。
「早く許可しなさい!死にますよ!」
やばい、本当に死んでしまいそうだ。
「わ、わかったから。」
俺の許可を聞いお姉さんは、ポイって俺を投げ捨てた。
俺の扱い雑!!
まぁ、地面にぶつかる寸前に緋莉が抱きかかえてくれた。
しかもその時、緋莉の巨乳がクッションになって痛みなく逆に気持ちよかったです。
あっ、明日香さんは必要ないですって。
遠慮はいらない?
いや、遠慮はしてないけど‥。
緋莉さんのがいいのに‥。
明日香さんだと骨があたって逆に痛いので‥。
その後、明日香にゴリゴリやられました。
『お兄ちゃんも馬鹿なことしないの!この後、私がパフパフしてあげるから‥。戦闘妖怪の試合を始めます。では、始め!!』
イブキが死闘の開始を告げる。
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