表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

144/848

異世界 2-26 世界会議5


「とりあえず砂漠に住み着いた地竜をボッコって英雄なるのは決定ね。次は領土だけど、さすがに貴方達がおさめている土地をもらうのはいろいろ問題だし‥。」


セオリが目をつぶって考え込む。

周りもセオリの考えがまとまるのを待つ。

それから数分してセオリが急に目を開け叫ぶ。


「フーヴェル、砂漠の土地頂戴!」


急に名前を呼ばれたフーヴェルが飛び上がって驚く。


「まぁ、砂漠でしたら差し上げますが‥。でも宜しいのですか?あそこには草木は生えませんよ。」


「多分大丈夫!砂漠は緑の大地に変えるから。まぁ、広大な土地だから作物でも沢山育ててこの世界の食糧危機でも救うわ。」


「おー!それは素晴らしい!!」

フーヴェルが声を上げて喜ぶ。


エルフの国はここ数年、干ばつなどの影響で作物が育たず食糧危機にあった。また南の土地の砂漠化も進み、干ばつとのダブルパンチでかなりのピンチである。


「じゃー、貴方達は各地に知らせる準備を進めてて。とりあえず地竜を倒したら一度連絡するわ。その後、砂漠を緑地に変えたらイチロー君の国をその土地に建国する許可を全世界に知らせて。あっ、反対する貴族が数十人出てくるけど、全員の弱みを握っているって脅してて。後でリストと渡すから。」

最後の方は悪い笑みを浮かべる。


各王は貴族に変な気を起こさないように注意しようと心に誓うのであった。


「では、今日は解散!!準備宜しくね!」


セオリの言葉で今日は解散になった。



王達が帰った後に応接間にイチロー以外全員が揃っていた。


「さて、皆んな揃ったことだしイチロー君を呼び出して、決まった事を説明しましょう!」


セオリが指を鳴らすと、イチローが姿を見せるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ