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プロローグ

文明レベルは中世レベルで考えて書いてます。

書きなれてませんがよろしくお願いします。

  この世界は才能が全てである。そして俺にはなんの才能もなかった。


  「ミサト ユウキ、才能未開花!!!」


  このセリフはもう4回は聞いた。そして今から5回目を聞くことになる。


  「なんでも才能が見つかればいいわね、ユウキ。」


 

  母親がそんなふうに声をかけてきたが半ば諦めている俺は期待しないで返事をした。

  この世界では5歳から10歳の間に毎年誕生日になると町の魔術師の元に行き才能を測定してもらうことになっている。

  そして俺は今日9歳の誕生日を迎え才能を測定してもらいに魔術師のもとを訪ねてきたのである。

  ではなぜ俺が才能を諦めているのか。それは才能の質に関係している。

  5歳の時点で才能が開花しているものはほとんどおらず歴史上で英雄や大犯罪者と呼ばれるものばかりである。

  6歳で天才であり以降才能の開花が遅れるほど能力の質は落ちていく。

  9歳以降で才能が開花するものはほとんどおらず開花してもほとんど一般人と変わらないのである。

 *

  「それではミサト ユウキの9歳の才能測定を始めます!!!」


  無駄に声のでかい魔術師が例年通りのセリフを吐き測定が始まった。

 

「ミサト ユウキ、才能開花!!!」


 そして魔術師は続けざまにこう言った。


  「才能は勇者!!!」

次回から本編スタートです

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