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偽物

ここはわけわかんねぇな

太陽がやけに眩しくてうぜぇなと思ったら

息が出来なくなるくらいのどしゃ降り

凶悪なカミナリがまるで蛇みたいだ

相変わらず太陽は苦笑い

どうした?

お前もおかしくなったのか



腐った唇

吐き出すのは

世界を殺す毒の吐息

心を殺す偽りの声


パンクでクールな

どんな美しい旋律にのせても

それだけは変わらない

それだけは変わらない

変わることはない


いつからか

嘘はまるでリアル

本当は存在しないのに確かにそこに在る

夢や幻みたいだ


天使の囁きか

悪魔の嘲りか

空は少しまどろんで

俺が嫌いになった


アルコールやドラッグ

狂っちまった時だけは

頭は妙に心に忠実

だけどそれもどうかな?

俺の心はいつでも猛吹雪

偽りを着込まなきゃ

すぐに凍りつく


なにが真実かわからなくなる


世界の時計を叩き壊したい

そうすりゃあの頃の教室にタイムスリップして

なにか思い出せるかも知れない

今はもう思い出せないけど

くだらない誇りなんかじゃない

もっと大切なものがたくさんあったはずだ

馬鹿みたいな

本当に馬鹿みたいな

嘘の呪縛がそれを全部砕いて殺した

俺が勝手に裏切ったんだ



ここはわけわかんねぇな

太陽がやけに眩しくてうぜぇなと思ったら

息が出来なくなるくらいのどしゃ降り

凶悪なカミナリがまるで蛇みたいだ

相変わらず太陽は苦笑い

どうした?

お前もおかしくなったのか



なにが真実かわからなくなる

真実は一体どこ?

少なくとも俺は偽物

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