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ナイフとシャーペン  作者: れん
2/5

出会い

'ジゴロとか私には無理だよ…'


と思いながら酔いを醒ますために近所の公園を歩いた。

歩くのをやめ、近くにあるベンチに腰をかけて携帯を眺めた。


'電話、してみよっかな'


と思いながら通話ボタンに指を動かしたが、すぐやめた。


"はぁ…"


深いため息のあと、ベンチから立ち上がった瞬間、制服の女の子が近づいてきた。私は'こんな時間に?家出かな。'と思いながらその場を去ろうとすると女の子は後ろから追いかけてきて小さい声で


"あのう…" と声をかけてきた。


私は'うん?'と思いながら周りを見渡したが

、私以外誰もいなかった。どうしようかと考えてる間、女の子は指で1を作って、


"これでいいから、泊めて"


と泣きそうな声で言ってきた。


'え?これは噂の援交というものか!?とりあえずこんなとこにいたら、変な奴に変なことされるかもだし…'


と思い、私は何も言わず頷いた。

公園から家は5分くらいの距離であっという間にマンションの前に着いた。

明るいところで改めてその女の子をみたら援交とかと縁の遠いような普通の女の子だった。女の子は何も言わず私の後ろについてきた。







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