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俎板の場合

短い、短いよ、スタッフ!

何だか最近相棒の包丁の攻撃力所謂切れ味が上がっている気がする。


私はいつまであの子の相棒でいられるのだろうか?

少なくとも「いつまでもいっしょにいようね!」と言っていたあの子との約束は叶えられそうにない。


最近身体の損傷が激しいのだ。ご主人様があの子をふるう度に私の白い身体は傷ついていく。


私の身体はいつまでもつのだろうか?


いや、本当はもう知っている。


この調子でご主人様があと一回、次にあの子を使ったとき、私はきっといや、

必ず壊れるだろう。無惨なほどに真っ二つに。


それが何時になるか。明日か、明後日か、はたまたそれよりももっと遠い未来なのか?


ふと気づく。どうやらご主人様が台所に入ってきたようだ。右手には昨日よりも鋭く光るあの子の姿。


あぁ、理解した、わかってしまった。私の命日は今日だったのだ。


勢いよくご主人様があの子をうち下ろす。


パキリという音と同時に私の意識が遠ざかって行く。


最後に見えたのは、悲しそうに光る包丁の姿だった。


あぁ、神様。願わくば彼女に幸があらんことを。





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