次の日
疲れそうです
アール視点で話が進む。
(僕はアールです。昨日この子と出会いました。)
下を見る。ミイルが壁に寄りかかって眠っている。破った後のあるアールのマントがかけてある。
(まだこの子の名前も聞いていません。そのぐらい僕はテンパっていました。できるだけ見た目ではバレないように行動していましたが、バレてしまったでしょうか…?)
朝ご飯の支度をしているとミイルが起きる。
「あれぇ〜?朝だ〜」
いつも朝はこんな感じなのだろうか?そう思いながらミイルの方に行き、声をかける。
「おはよう。一応君の分の朝食も用意しといたよ。食べるかい?」
ミイルが飛び起きていう。
「食べう!(寝ぼけてる)」
朝食を用意した洞窟の入り口へ向かう。ミイルもついてくる。アールがもってきた折りたたみ椅子に腰掛けて、ちょうど良さそうな岩に置いた朝食を食べ始める。ミイルは食べ始めているが、アールは食べず、ずっとミイルの顔を見る。ミイルがいう。
「どうかしたの?」
アールが答える。
「えっと…そういえばまだ名前を聞いてないなって思って…(今更だけど聞いていいのか…?)」
「確かにそうだね!気づかなかった!私はミイル!15歳の可愛い女の子!これが私の自己紹介!」
「ミイルっていうんだね。僕の名前はアール。年齢は同じ。短剣使いだよ。魔法はお遊び程度なら使えるよ。剣技に軽い魔法を応用して使っているんだ。異名…っていうか肩書きは〔星々の剣使い〕。」
「異名⁉︎確か異名ってすごい人にしかつけてはいけないんじゃ…ってことはアールはスゴイ人なの⁉︎」
ちょっとアールが得意げになりながらいう。
「そうだよ?(ドヤ顔。周りにキラキラが見える気がする。)」
ミイルが感心したようにいう。
「へぇ〜」
アールはハッとしたように朝ご飯を食べ始める。美味しそうなパンはアールの持ってきたご飯である。
「冷めちゃう前に食べなきゃね。」
アールは食べながら計画を立てている。本来なら1人で眠らずに歩き続ける予定だった為、朝用と昼用のパンしか持ってきていなかった。だがミイルの分を合わせて二食分を食べてしまったので魔法を使い、急ぎで街に行こうと考えた。
「食べ終わったらすぐに準備してね。急ぎで街に行くよ。これ以上面倒は避けたいし。」
そう言ってミイルの足を見る。が、すぐに視線をそらす。まだ後悔しているようだ。ミイルとアールが食べ終わり、準備をする。アールは短剣を磨き、ミイルはリュックから何かを探す。アールが聞く。
「君…じゃなくてミイルは何を探しているんだい?手伝うよ。」
「ううん。だいじょーぶ!っと。あった〜!」
ミイルが何かを取り出す。アールが聞く。
「それはなんなんだい?」
「えっとね〜これは《レベル判別レンズ》!お母さんとお父さんが若い頃に買ったものなんだ!お母さん達物好きだから…冒険にこれを持ってけ!って言われちゃって…用途はわからないけどお高いものらしいし、やっぱりポッケとかに入れとけばいいんじゃないかなって思って…」
ミイルがレンズをポケットに入れる。アールがいう。
「用途は…名前の通りじゃないかな?でも詳しいことはわからないし、街に着いたらお店の人に鑑定して貰えば?」
ミイルが首を縦に振る。そしていう。
「うん!…そろそろ出発する…?」
アールが答える。
「…じゃあそうしようか。」
疲れました。
見てくれてありがとうございます。




