道のり
頑張ったので褒めてください。
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行く道には魔物がたくさんいたが、アールはそれを一瞬で捌く。ミイルも思わず「お〜」と声をあげるほど。
アールとミイルは行く道でたくさんの話をした。
「君にはわからないだろうけど、君の周りにはたくさんの魔力が漂っている。それも、常人以上の。まぁ問題はそれを操れるかどうかだけど… 君はそれなりにステータスもあるようだし大丈夫じゃないかな?」
ミイルはその話を聞き、こうかんがえた。
(え?私ってもしかして、生まれ持った才能が⁉︎私=天才児?)
ミイルはすぐに調子に乗る人間だった。
そのようなことを話した後、アールはすぐ何も喋らなくなってしまった。そう。アールは自分から会話を始めるのが苦手な人間なのだ。ミイルはアールが黙ってしまい、何かあるのか?と急に怖くなってガタガタいい始めた。一方アールはそれでも無表情を突き通す。その無駄な戦いが始まって随分と経つと鳥の鳴き声が聞こえてくる。
ミイルがいう。
「綺麗な鳥の鳴き声だね〜。(これでようやく言葉のキャッチボールができる‼︎)」
密かに喜んでいた。アールはというと、何やら真剣な表情だ。
「ん?どうかしたの?」
少し心配そうに尋ねる。
「この鳴き声は鳥じゃない。」
えっ?といいたげなミイルをよそにつづける。
「なんの魔物かはわからないけど、おそらく上級。近くにいるよ。」
今までより低く、真剣そうな声を聞き、不安げなミイル。
「僕だけならまだしも、君は今の状況じゃただの足手纏いだ。とりあえず逃げるよ。」
何かが近づく気配がする。ミイルの身体がこわばる。うなづくのでも精一杯。
「来たか…あいつらに見つかった。しょうがない。全速力で逃げよう。」
アールがミイルの手を引く。アールの手は、冷たい。アールが唱える。
「氷風冷雲」
ミイルが驚きの声をあげる。
「あっ」
風が背中を押す。冷たい風だ。音を立てる。ミイルはあわあわしているが、アールは何一つ顔を変えない。走っている途中なのに、ミイルは眠たくなってきた。それも唐突に。
(なんだろう…この眠気。寝ちゃだめだってわかってるのに、頭の中から何かされてるような…?)
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