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魔王ミスティと御園アマネ(ちょっとだけ大人向けver)お読みくださったお礼として。

挿絵(By みてみん)


ミスティはベッドに横たわる御園アマネの細い手首をそっと掴む。

血を吐いたばかりの唇で、その指先をいたずらに咥え、熱い吐息を絡める。


御園は目を見開き、小さく息を呑んだ。

「……やめてください、魔王様……そこは……」

弱い抗議は、すぐに熱に溶ける。


ミスティは血の香りに酔いながら、その耳元に唇を寄せ、囁く。

「お前は私のものだろう? お前の未来も、その痛みも、全部……私の。」


そして頬に零れた涙を舌で掬い、そのまま深く口づけを落とした。

ちょっとだけよ

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