登場人物2
登場人物2
アルベルト・ベルクマン 年齢55歳 身長172㎝ 体重63㎏ 人種 ドイツ人
ワールドイーター社お抱えの産業医。祖国ドイツの名門大学で医学を学んだ。25歳にして教授職に就く。提出した論文のテーマは「現代医学の脆弱性を証明する内容。その対策方法論」と「医療系機械技術がもたらすメリットよりもデメリットが上回る可能性の証明」であった。非常に知的好奇心が高く、自身が興味を示した事をとことん追求しないと気が済まない性格をしている。医学者としては間違いなく優秀ではあるが、生来の性格が災いし就労先で人間関係を育む事が出来ず職を転々とする。しかし、本人にとっては金や権力と言ったものは興味の対象外である。更に医学に携わっておきながら人命にすら大して興味が無い。十数年前に【隣の世界】が観測され、行き交う手段が確立されたことを知ると当時の職場を即日で自主退職し、就労ビザを取得して訪日。スニークとはこの頃からの付き合いである。【とある事件】では病原菌対策チーム顧問として活躍した。事件終了後にワールドイーター社が設立されるが、2年間は日本に滞在し社の方向性を観察。会社組織としての社会的評価が高まるとワールドイーター社の面接を受け、その能力が評価され採用が決定した。先進国の中でもかなりの異文化であるはずの日本にもすぐに慣れてしまった。体質上、海藻が食べれない事を非常に残念がっている。愛称は「ドクトル」。もしくは「アル教授」。
アビゲイル・クラーク 年齢32歳 身長170㎝ 体重 聞いたら失礼だろ!?
産まれは中国であり、育ちはアメリカ。父親はアメリカ人、母親は中国人のハーフ。両親の折り合いが悪く、彼女が4歳の時に離婚してしまった。母親は最新の教育を施すことを条件に父親の祖国アメリカ・カルフォルニア州で育てられる。徹底的な英才教育を受けた結果、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部を卒業する。両親には恵まれなくとも、教育や社会環境には恵まれた事ていた。生粋のエリートである故、挫折した経験が無かった。そのため、将来待ち受ける【とある事件】で多大なショックを受ける事になった。それから立ち直る事を人生の最大の目標としている。スニークとは自衛隊を含む先進国が作ったチーム編成の中で知り合った。スニーク同様のワールドイーター社設立に関わった最初期メンバーである。一見明るく勝気な様にも見えるが、本来は温和な性格をしておりプライベートではインドア派。音楽鑑賞・映画鑑賞が主だが暴力的な内容のものは決して聞かないし観ない。また、英才教育を受けた事にも一種の自己矛盾を抱えており苦悩している。ビジュアル・スタイルは共にそれなりに良く、社内の異性からも声をかけられることが多い。しかし、30歳超えても結婚できていない現状も悩みどころ。愛称は「アビー」。