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エピソード12

関東を観光します。

異世界の少年にはどんなふうに近未来の日本が見えるのでしょうか?

エピソード12-1


車は北の方面へ走行中だ。スニークさんがメモリーチップを入れると車内に音楽が流れ出す。この言語は日本語じゃない。聞いたことも無いけれど【英語】だろうか?モニターには【Queen  We Are The Champions.】と書かれている。技術としては自動運転が確立されているが、スニークさんの車にはその機能は無いらしい。車の機能のタイプも【ミッション】という方式らしくレバーを忙しく操作している。けれど大して問題無く操作出来ているし、この操作をするスニークさんはどこか楽しげにも見える。フロントガラス越しに外に目を向けると看板が目に入った。【埼玉県・戸田市まで 20Km】と書いてある。現在の日本の情景を学ぶためにも高速道路ではない下道を時速45Kmでのんびりと行くことになった。東京を抜けてしばらく経った。こっちは東京の様な高層ビルはあんまりない。でも、難民やホームレスと言った人たちは格段に少ない。東京はとても綺麗な場所もあったけど、汚いところはとてつもなく汚い。こっちの方はそれがあまりない。東京とは違う外の光景に見とれていた僕にスニークさんが言う。


スニーク「ヒューム、気になるなら降りてみるか?」


スニークさんの問いに「はい。」と答える。スニークさんは少しだけ辺りを走って駐車場を見つけた。そこに停車する。車から降りると・・・おどろいた。色々と違う。空気がなんだか新鮮な感じがする。太陽の光も違って感じる。いつもよりも日差しが強い感じだ。そのせいか東京よりも暑く感じる。スニークさんが後部座席から自分と僕のリュックサックを取りながら言う。


スニーク「どんな感じだ?」


ヒューム「ええと、なんていうか感じたことの無い感覚があります。これって・・・何ていうんですか?空気が綺麗な感じがして、日差しが強いです。それに結構暑くて・・・。」


スニーク「そうか・・・。今は5月中旬だ。端末の気温を見てみろ。」


言われた通りに携帯端末を見る。気象台の平均気温は26℃だ。おかしい・・・。普段暮らしている部屋の気温が24℃だ。少ししか違わないのにかなり暑い。村にいた時の真夏よりも暑い感じがする。その様子に気づいたスニークさんが言う。


スニーク「メアリーの教育ではまだ習っていなかったか?お前が今、感じているのは【湿度】による影響だ。昨日の夜にここいらは雨が降ったみたいだ。湿度の方は75%。お前が普段暮らしている部屋の湿度ってみた事あるか?部屋のモニターについているだろ?」


ヒューム「はい。いつも設定温度は常に24℃で除湿にしています。湿度は大体45%あたりになってます。」


スニークが少し考え込む。そうして答える。


スニーク「という事は普段の【体感温度】は大体22℃ってところか?26℃の気温で湿度が75%って事は・・・体感は25℃を上回るな。3℃も違うなら暑く感じても仕方が無いな。」


ヒューム「体感温度・・・ってなんですか?」


スニーク「気温と体感気温っていうのは別物だ。日射や風、それと湿度なんかが関係する。覚えは無いか?雨降った翌日は夏の畑仕事がきつくなったり、逆に寒い春先に雨が降ると日差しにしては妙に暖かい感じがあったり。」


ぼーっと思い出す。確かにそうだ。村の中で一番最初に起きる僕は天気を見る。雨が降っていたならそれに合った行動はした。冬場なら薪が湿って無いかの様子を見に行く間も妙に寒く無かったり、夏場であれば雨が降らない期間があると快適だった感じある。


スニーク「暑さや寒さの感じ方は人それぞれに違いがある。老若男女それぞれだ。若いと暑さは強く感じる。反対に年齢が高くなると暑さが正常にわからなくなるんだ。他にも違いはあるが、日本に住む上で一番気を付けなければならない事は、夏場の湿度だろう。体感気温は高くなる。それで汗が大量に出て体内の水分が大量に減少する。ミネラルバランスも崩れるな。メアリーからは何か聞いてないか?夏の外での活動で注意するべき点について。」


ヒューム「熱中症・・・ですか?」


スニーク「そうだ。25℃を超える気温下だとその危険は飛躍的に増す。・・・お前、汗かき始めたな。これ以上説明しているとこっちもマズい。帽子を被れ。近くの飲食店に行くぞ。」


そういうとスニークさんは端末を操作する。カフェを見つけたらしい。距離は250mと出ている。リュックサックを受け取り、帽子をしっかりと被り直すと移動を始めた。




エピソード12-2


カラン、カラン・・・とベルの音が鳴る。


店員「いらっしゃいませ・・・。」


カフェに入ると店員さんが静かに来店の挨拶をしてくれた。外の蒸し暑さと違いとても涼しく、普段過ごしているの部屋とも違った快適さを感じる。コーヒーのほろ苦い香りや紅茶と似た別な匂いもする。甘く香ばしい香りもするけど、多種多様な匂いが混ざっているのに不快感が全く感じない。タッチパネルのメニュー表を見る。サンドウィッチやホットケーキと言った軽食やコーヒー、紅茶、ジュース類などが並んでいる。


スニーク「好きな物を選んでいいぞ。値段は・・・まぁ、高いが気にするな。今回は勉強する為に来ているんだ。興味がある物を注文するといい。俺は・・・エスプレッソとバタークッキーにしておく。お前はどうだ?」


ヒューム「えーと、そうですね。ちょっと待っててもらっていいですか?色々見てみたいですから。」


「OK。」そう言うと、スニークさんはテーブルサイドについているタッチパネルを操作する。目を向けると店員が何やら作業をし始めた。僕はメニュー表に目を向ける。日頃の勉強の甲斐もあってか大体の内容が読める。初めて知った食べ物がある。見た目は凄く豪華だ。値段もSサイズで2000円と高いけどこれにしたい。飲み物はアイスのアールグレイにしておいた。こちらも一杯1100円と中々の高さだ。タッチパネルを操作して注文する。注文した内容を見てスニークさんは言った。


スニーク「お前、空腹だったか?結構ガッツリしたもん選んだな。」


ヒューム「いえ、初めて見た食べ物だったので気になってしまって・・・。お値段高いですよね・・・?」


スニーク「いーんだよ。それでお前の知識を深める事に繋がれば安いもんだろ。」


そう言うスニークさんのところへ店員さんがエスプレッソとバタークッキーを持ってきてくれた。


店員「ハニートーストは調理中です。もうしばらくお待ちください。先にアールグレイをお持ちしましょうか?」


ヒューム「はい。ではお願いします。」


「かしこまりました。只今、お持ちいたします。」そう言って一礼すると店員はカウンターの奥へ戻って行った。その様子を見てスニークさんがエスプレッソを口に運びながら言う。


スニーク「当たりの店だな、ここは。」


ヒューム「当たり・・・ですか?」


スニーク「最近の飲食店は大手のチェーンが殆どだ。ヒュームお前、この前の秋葉原で見なかったか?同じ様なファミリーレストランとかそういうの。ああいった店の殆どは全国に展開するんだよ。で、同じようなメニューが殆どだ。チェーン店だから外れは無いが、それ以上に美味い店も無い。良くも悪くも値段通りなんだよ。あぁ、チェーン店が悪いとか言うつもりはないぞ?あれはあれで良い経営戦略だ。」


会話をしていると店員がアールグレイを運んで来てくれた。「ごゆっくりどうぞ。」と一礼する。ストローで一口飲むと上品で爽やかな味が口の中に広がる。その様子を満足げになる僕を見ながらスニークさんが話を続ける。


スニーク「幅広い範囲で成功しているんだからな。だが、逆に言うとチェーン店が乱立すると個人でやっている店は減るんだ。値段は高いし、工夫を凝らしても集客力が無いと一瞬でつぶれる。そういうのを経営するのは相当に難しいんだよ。」


そう言いながら端末をいじくって店の情報を確認する。そうして「やっぱりな♪」と言う。この場所に店を構えて12年くらい経つらしい。それよりも前からも大型の飲食チェーン店はこの近くにもあるみたいだ。それでも生き残って経営が出来ているのは・・・。


店員「おまたせいたしました。ハニートーストをお持ちいたしました。」


そう言って僕の目の前に注文した品が置かれる。写真で見るのとは随分違う。程よく焼けた食パンに溶けたバターとシナモンの香りが漂い、乗っているのはアイスクリームだ。添えられた新鮮で綺麗なハーブは確か、ミントだったか?見た目からして凄い・・・。こんな料理は見たことがない!店員さんは「ごゆっくりどうぞ」と言って戻って行った。ナイフとフォークの使い方はメアリーさんとの授業で習っていた。早速、食べようとする。


教わった通りに食パンへ切り込みを入れて、口へ運び咀嚼する。その味にただひたすらに感嘆する。こんなのは食べたことがない・・・。火傷しない程の熱を持っていてなおカリカリする食感だ。食パンならば日々の生活で食べていたが、工夫次第ではまるで別物になるのだ。次は一緒にアイスクリームと口に放り込む。ほど良く熱の残った食パンとアイスクリームが口の中で溶け合う。言葉にならない。絶妙だ・・・。それからは止められなかった。夢中でナイフを切り込んでフォークを使って口へ運ぶ。味の付いた焼いた食パンとアイスクリームを乗せただけの組み合わせがこんなに美味しいなんて思わなかった!その様子を見かねたスニークさんが「アールグレイの事、忘れて無いか?」と苦笑交じりに言う。気づくとハニートーストの残りは四分の一くらいになっている。先に届いたアールグレイは半分以上残っている。少しだけ飲んで一旦落ち着く。改めてハニートーストと向き合う。食パンの熱が伝わったせいかアイスクリームは溶けかけてるし、せっかく綺麗に焼きあがった食パンはアイスクリームの水分を吸ったせいかふやけてきている・・・。こんな機会はそうと無い!急いで食べないと!大慌てで取り掛かろうとする僕にスニークさんは言う。


スニーク「おいおいヒューム、いいか?起こった事は変えられない。そうなったら戻せはしない。お前が最初の状態が最高だと思っているなら尚更だ。でも、考えてみろ。店員さんは何て言ってた?確か・・・【ごゆっくりどうぞ】だったよな。つまり、ゆっくり食べても楽しめる料理になっている。その言葉の意味を考えた食べ方はしてみないのか?」


そう言われてもう一度ハニートーストを見直す。ふやけているのはアイスクリームが乗ってる部分だ。よく見ればそうじゃない部分もある。熱はなくなりつつあるけどカリカリとした食感はまだ楽しめる。まずはそこをナイフで切り離す。そうするとふやけているところとそうでないところで分けられた。次にふやけた部分にとりかかる。僕はふやけている部分にフォークを何回も突き刺した。ふやけている範囲をより広げる考えだ。溶けたバターと降りかかっているシナモンを塗りたくる。どんな味になるかはわからない。美味しく無くなる事もあるかもしれない。それでも大丈夫だ。意を決してパン粥状になった口にいれた。・・・うん、悪くない。最初の感動とまでは及ばないけれど十分に美味しい。アイスクリームとシナモンの味が先に口に広がり、その後でバターの風味が鼻を抜ける。粥状になったパンも元々あった美味しさは変わらない。これはこれで素晴らしい料理だ。粥の方を食べ終わると、切り分けておいたふやけていない部分を口に運ぶ。するとどうだ?美味しい事には変わりはないけれど、甘くてバターが乗っただけの食パンになっている。熱も殆ど無くなっているから普段食べている食パンに近い感じだ。最初に口に運んだ時の様な感動は余り感じられない。その様子を見ながらスニークさんが言う。


スニーク「物事を一面的に見ていると、別の良さが解らなくもんだ。【それが正しい】とか【この方法が一番】って思い込んでいると他の可能性を見失う。チャンスが少ないなら尚更そういう考えを持つんだ。例えその時に失敗しても次の機会には、良い成功を収める事に繋がる。そう考えた方が人生で起こりえる物事を楽しむ幅が広がるもんだぞ。」


そう言いながら冷めたエスプレッソを飲み尽くすスニークさん。時間を見ると14:30を過ぎている。スニークさんが頼んでいたクッキーを分け合って談笑した。少しした後でスニークさんは会計を済ませてくれた。食べ物一つでも【物事の意外性】を知った僕は様々な事に満足して店を出た。日差しは相変わらず眩しい。外は相変わらず暑かった。




エピソード12-3


スニーク「ここからもしばらくは北へ向かうぞ。」


そう言ってスニークさんで車を出発させた。喫茶店で食事を終えた後の僕たちは下道で行くのを止めて、新4号国道 をひたすら北上することにした。途中休憩でのサービスエリアや道の駅に立ち寄ったが20分も無い短時間休憩だ。トイレを済ませたら、店に並んでいる特産品を見て回り、土地ならではの飲み物を二人そろって買ったら移動の繰り返しだ。道中、


スニーク「窓の外ばかり眺めてばかりで退屈にならないか?」


と、聞かれたが初めて見る光景ばかりで全く退屈にならない。こちらの方が都心よりも栄えてはいないが難民の様な存在は殆どと言っていい程に見られない。それよりも鮮やかな新緑の風景に、僕は心を躍らせていた。そんな僕を見てたのかスニークさんは、


スニーク「少し飛ばすぞ。夜の19時までには今日の宿についておきたい。」


と言ってアクセルを吹かせた。急に加速したのでメーターを見たところ70kmを越えている。


ヒューム「あの・・・少し飛ばし過ぎじゃないですか?」


と聞いたところ、


スニーク「大丈夫、大丈夫。っていうより周り見てみろ、俺らより早い奴ら多いだろ?都心から離れると割と制限速度破って走るのが普通だったりするんだよー。」


と言って速度を維持する。時刻は17:10。もう日は沈みかけている。最後に寄った土産物屋で買った【茹で饅頭】を頬張って小腹を満たしいたりしているが、本心としてはしっかりとした食事を取りたいのも確かだ。それに見渡しても暗いだけのところをあと2時間もかかるのかと少し身構えたところをスニークさんが備え付けのカーナビを操作して映像を流し始めた。


スニーク「えーと、お前くらいの奴でも解る様なのって何だろうな?ヒューム、お前、部屋ではなんか見たりしないのか?ドラマとかアニメとかだ。」


ヒューム「えーと、ニュース番組が基本です。」


スニーク「いつもそうなのか?お前くらいの年齢のヤツってその辺が好きそうなもんだがなー。」


ヒューム「だって、ああいった物って、如何にも作り物って感じがして・・・。実生活に使えそうな内容が知りたいです。でも、ニュース番組も何だか偏ってて参考になる事が少ないんですよ。」


そう言う僕の言葉を聞くと、スニークさんはため息を付いて言う。


スニーク「若いウチからそんなに考えすぎると逆に頭悪くなるぞ。そうだな・・・映画なんてどうだ?俺の端末、そこのナビに繋げられるか?」


有線で物理的につなぐ訳でなくて、パスコードを入力してスニークさんが会員になってるネットチャンネルに接続するらしい。やった事はなくとも端末の使い方は解る。言われた通りにすると動画サイトがカーナビのモニターに映る。


スニーク「よし、上手く言ったな。ジャンルは・・・どうするか?何が見たいかって・・・解らんよなー。うーっし、じゃあ古典的だがアレにしょう。【ラ〇ボー1】。」


そう言うとナビに検索表示が出た後で予測された作品にスニークさんが言った作品が表示される。シリーズとしては古く、かなり連作されている。俳優さんも有名らしく他にもおススメ作品が色々と出てくる。


スニーク「おー、懐かしいなー。あぁ、この人、そう言えば【クリ〇ハンガー】なんかも出てたな。」


ヒューム「たくさん出てますけど・・・面白いんですか?映画って。僕、観た事無いですからイマイチピンと来ません。」


スニーク「そりゃあ、そうだ。初めて観るんだろ?王道から行くもんだ。この人が本格的に売り出す前の作品だから世間の目を余り気にしないで観れる作品だ。当時の社会へのメッセージ性も強い作品の割には今でも評価が高い。内容も1時間30分ちょっとか。丁度いいだろ、観てみたらどうだ?」


そう言って僕はナビを操作して勧められた映画を視聴を始めた。映画内容は【平和な町に突然素性の判らない浮浪者がやって来てしまって、その人を追い出そうとしてたら町全体を大混乱に陥る】話だ。でもこの作品の主人公の浮浪者は、元々は祖国の為に戦ったかなり強い軍人らしく町の警官たちが次々やられていく。昼間とは言え、崖っぷちから飛び降りたり、それで負傷した場所を縫い針で縫合するシーンなんて流石に無いだろうと思ったが、


スニーク「そのシーンだけどスタントマン無しだ。本当にその俳優さんが飛び降りてるし、負った怪我の縫合は実際にやった事だ。大体、その頃はCG技術なんて無かったしな。因みにそのやり方やった後で医者に行ったらかなり怒られたって話もあるな。」


と言われて更に驚く。いくら何でも身体を張り過ぎている。


僕が唖然としている合間でも話は進み、町の警官たちとの戦いは描かれる。山の戦いから坑道へ戦いの場所は移り、町に入ってからはガソリンスタンドを爆破するなどで浮浪者の怒りは止まらない。連発できる銃を強奪して施設に立てこもり昔の上司に説得されてようやく投降して身柄を抑えられる。そんなラストシーンまであっという間だった。浮浪者は言ったセリフは忘れられない。


【何も終わっちゃいない!何もかもだ!】


【俺はお前らが言った通りにやったんだ!】


【俺たちを使い捨てないでくれ・・・。】


そのシーンが流れた時、スニークさんが少しだけ呟く。


スニーク「ほんと・・・終わってないんだよ。何にも解決なんてしてないんだよ・・。」


その時は映画の内容にのめり込んでいて聞き流していたけれど、スニークさんの言葉の意味をこの時に理解して入れば、僕は後悔しなかったと長年思う事になる。

次の回で観光回は終了します。

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