幕間 皇帝と聖女
スタンピード編 終わりました。
ジョーカーが映像を配信した後日
帝国 皇帝の書斎
「あ~ミドウ家の次男がやりやがった、王国から賠償請求が来るよ~どうしよ~」
『落ち着いてください、父上』
気弱な男こそゲンダッツ帝国 現皇帝アレクセイ・ゲンダッツであり、会話の相手はその娘、皇女ミリティア・ゲンダッツだ
「父上が亡くなってから、才女であった姉上は国を出て行ってしまうし、傀儡政治でどうにもならないしミリどうしよう」
『父上はどうしたいのですか』
「昔のように種族差別をなくしたい、それに他国と協力関係を築きたい」
『父上、私に提案があります』
「なるほど、ミリは賢いな~その案で行こう」
『それと父上これは内密に、何者かに気づかれてはいけませんので私が動きます』
「ミリに任せるよ、持つべきものは賢い娘だね」
父上は気弱でダメな人だけど誰よりも優しい人だから助けたいと思う、それに比べ母上はこの帝国を私物化にしている一派の娘だから信用してはならない身内だ 一人っ子でよかったと思う
『父上、その父上の姉君、私の叔母様に1度お会いしたいのですが』
「ミリ、姉上が帝国を出て数十年、手紙もないんだよ 自由気まま、風のような人なんだ」
一方過去に戻り、王国のスタンピードが発生する前、シャクス聖王国 辺境の教会
『女神様、それは本当の事なんですね』
『私も聖女の子孫として目的を果たします』
彼女の名はエリス、聖女の子孫であり、ジョーカーと同じ年齢 そしてジャンヌの遠い親戚でもある
『女神様は仰いました、ブレンド王国に勇者様の子孫がいると 初代様行ってまいります』
エリスは墓標に挨拶をしてから女神の啓示にしたがいブレンド王国を目指して旅立った
『ブレンド王国には親戚のあの子がいるわね、1度だけ会ったことあるけど話したことないし、勇者様の子孫はどのような方でしょう』
王国と帝国のどちらにも行きやすい、隣国の聖王国なのだが、外交に積極的ではないため人の行き来が少ない
聖王国と王国の国境の近くの街のギルドでその映像を見た
『綺麗』
思わず口に出してしまった。それはジョーカーが使ったグリッターブレイブを見た感想だ
あの技は勇者様が使っていたと言われる技だったような、あの人が勇者様の子孫か 格好いいな 同じパーティーにあの子もいるし、あの子は確か王女様だったはず 教会に行きましょう
教会で女神像に祈る そして天啓が下る
『ゲンダッツ帝国に行けばいいのですね』
『初代様の遺言通りに』
聖女エリスは行き先をゲンダッツ帝国に変更し歩きだした
次は帝国編になります。




