スタンピード9 事後処理
目を覚ますともふもふだった
『コン』
ハクの背中に乗せられていた、知らないうちにハクはまた大きくなっている 俺を載せて運べるくらいに
『ジョーカー、おはよう』
「今は?」
『アンデッドキメラを倒した後、素材の回収といっても魔石くらいしかなかったけど 今は陣地に帰っている所よ』
「俺も歩くか」
『ダメよ、寝ていなさい 魔力の使い過ぎよ』
「ハクにも悪いから」
『コンコン』
「私は大丈夫だから、ご飯にお肉を所望する 分かったよ」
『ハクの言葉が分かるの?』
「なんか、分かっちゃった」
1時間後、戻ってこれた
「ハク、なんで成長出来たんだ」
『クゥ~ン コン ココン』
「光魔法と聖魔法が魂と共鳴して成長できたの、尻尾も8本になっているでしょう 私、可愛い? 可愛いけど人型にはなれるのか?」
『コン』
「秘密 秘密か」
『主様、楽しそうですね』
「ハクの話しが分かるようになったからね」
『それは、おめでとうございます』
『ジョーカー様、お話が』
「どうしたクレア」
『事後処理をしないといけませんが、穴の方は浄化してから埋める方向になっています 私とアマネは城の方へ行きますので』
「俺はギルドに行くよ」
『それではまた屋敷で会いましょう』
クレアは抱きつきたかったみたいだが、騎士団がいるし王女としての振る舞いを選んだ
「ハクは白炎で浄化するの手伝ってあげて」
『コン』
誰とギルドに行こうかな、パムさんは穴埋め作業があるから
「ティア、ギルドに行くぞ」
『それはいいけど、私でいいの?』
「いいけど」
みんなにはギルドに行くといって王都の中へ、城下町はいつも通りの賑わいだ
『ジョーカーが言ってた回転を加えて貫通力を高めるの 成功したわ』
「それは良かったよ」
ギルドに着いた
『お待ちしておりました、会議室でギルドマスターがお待ちしております』
2回の会議室へ
「よう、早かったじゃねーか」
王都のギルドは冒険者のレベルが低いせいで暇だ これから働かせてやるからな
「映像でも見てくれ」
俺の撮影器とギルドから借りた小型撮影器、パムさんの撮影器を出した
「あーーお前これを流すつもりか」
「どれの事だ」
「全部だ、全部 まず小型の映像 相手は帝国のミドウ家のやつだろ」
「スタンピードの主犯だが」
「帝国にケンカ売るつもりか」
「名門の一族でも管理できていなかった責任を取ってもらうつもりだが、後は陛下しだいかな」
「お前のバックに国王陛下がいたな」
「あの人はただのファンだぞ」
「で次にこっちの映像だ」
パムさんの撮影したやつか
「騎士団の戦い方が冒険者そのものだが」
「陛下からの依頼で俺たちが鍛えたからな 盾と槍で戦うのは古い」
「お前らの仕業かよ、これは新人冒険者の育成に使えると思ってな 買い取らせてくれ」
『私がワイバーンを撃ち落としてた映像もあるのだけど』
「いや、騎士団の戦いだけを買い取らせて欲しい」
「いいけど」
「金貨50枚で買い取る」
パムさんの撮影した騎士団の戦いは冒険者学校の資料になり、後世に伝わっていった 未来の話
「問題はこれだ、屈強な男どもが女の子にボコられているんだよ」
『それはあいつらがスタンピードに参加していなかったのが問題の1つね 次に種族差別発言と女性蔑視発言ね』
「そうだな、結婚記念日を忘れた次の日には腕の骨が折れるからな」
「あんたも苦労してんだ 結婚してんのかよ」
「俺の話はどうでもいい、その冒険者どもはどうした」
『森の奥で虫の息よ』
「生きていたら、剥奪だな 最後のこれはなんだ」
「勇者の技の再現だが」
「はぁ、流してもいいけどな 俺は何も知らないし関係ないからな 聖王国辺りがお前に何かしてくるぞ」
「相手がアンデッドキメラだ、しかも人工的に作られたやつで第1王子と第2王子が素体になっている」
「はぁ お前、王族を殺したのか」
「どう見てもアンデッドだろ あれを人間と判断できる人間がいるか」
「今回の報酬だ、白金貨50枚と映像代金貨50枚だ」
白金貨の入った袋と金貨が入った袋を投げ渡された、中身を確認して、問題はない
「お前のせいで仕事が増える」
「いつも暇だからいいだろ」
会議室を後にした、ここまで予想してたな あのおっさん中々の策士だな
『映像はパーティーで管理しているの?』
「クラン作ってからクランで管理するようにしているよ」
アマネたちの戦闘も撮影出来るようにすれば良かったな
いつも通り、映像を流すため登録した
「終わりだな、どうする」
『みんなが帰って来るまでまだ時間があるし、デートしましょう』
夕方までティアとデートを楽しんだ ただお茶して話すだけなんだけど
ティアと屋敷に帰ると
『ジョーカー、抱きなさい 今すぐ』
すでに酔っ払って出来上がったジャンヌがいる
「酒はほどほどと言っただろ」
『らって、今日は疲れたんだもん ヒック』
食堂ではすでにパーティーが始まっている
『ジョーカーくん はい、あ~ん』
シェリーが・・・酔ってる 女性陣の酒の弱さが酷い
『ジョーカー様、大切なお話があります』
クレアに呼ばれて着いていく
『陛下が帝国との賠償交渉に私を選びました』
あ〜やっぱり 俺たちも帝国に行くのかな
『その護衛にクラン星々の誓いをご指名されました』
「予想通り過ぎてな、出発は?」
『1週間後になります』
「分かったよ」
クレアを抱きしめた
『ジョーカー様、ありがとうございます』
「屋敷の中くらい我儘になった方がいいよ」
『今夜は一緒に寝てもいいですか』
「いいよ」




