スタンピード6 束の間の休息
アンデッドキメラを氷漬けにした後、急いで陣に撤退した
陣に戻ると、戦闘は終了しており、騎士たちは死体の回収作業中だ
『お帰りなさい、セルフィはどうしたのですか』
「奥にアンデッドキメラがいたんだ、澱んだ空気と負の魔力に当てられたんだ」
『そのアンデッドキメラは・・・』
「氷漬けにして、撤退してきた あれを倒さないとスタンピードは終わらない それと問題が夜なんだ」
『その話は後で聞きますので今は休んでください』
「ありがとう、クレア」
テントの中に入り、セルフィを降ろして寝かせた
『ジョーカーさん』
アマネがテントの中に入ってきた
「どうした」
『先ほど父上に文を送りました、今回、参加しているのが第10騎士団と私たちのクランだけのようです』
「昨日の時点で冒険者たちには期待はしていなかったから」
『それと第2王子の消息が不明なのですが』
あのキメラ、知っている顔があったような気がするけど
『ジョーカー聞いて聞いて』
ジャンヌがテントにやって来た、元気だね
『あのキメラの顔、豚王子と生意気王子よ』
「道理で知っている顔だったんだ」
『ジョーカーさん、ジャンヌどういうことですか』
「俺の仮説なんだけど 豚王子は実験台だったと思う、逃げ出した第2王子が見つけて巻き込まれた感じかな、結局アンデッドキメラは出現していた」
『あの範囲で負の魔力が流れているから、夜にはアンデッドパレードが起きそうね』
「せめて聖職者か付与術師がいればなんとかなるはずなんだけど」
『私たちのクランに欲しい人材よね』
「俺の切り札2つ目を使えばいいけどこれはアンデッドキメラに使うから それとクラン全員で倒すぞ」
少し考えて
「クレア、騎士団を集めてくれ 即席で光魔法を覚えさせるぞ」
『ジョーカーさん、それは辞めた方がいいかと』
『そうよ、光魔法を使える人がまず少ないし、そんなことしたら聖王国や教会に目を付けられるわ』
「ちょっと待てよ、俺の切り札、完全にダメなやつじゃん」
『それってもしかして勇者が使った伝説の魔法よね』
ジャンヌさん物知りね~有名な話だし伝奇や絵本にもなっているからね、ご先祖様
「はい、そうです」
なんかいい案ないかな
『ジョーカーさん』
「パムさん、お疲れ様」
『あたしが撮影した映像の確認をしてもらいたいのですが』
「あ・・・・・落とし穴の中に聖水風呂を作ればいいんじゃない」
『それよ、その案にしましょう』
『それなら聖水を集めてきます』
『私も陛下に申し上げてみますね』
アマネとクレアはテントを飛び出していった
「パムさんの映像を見てから、落とし穴を作ろう」
パムさんは苦笑いをしていた、落とし穴の中にムーくんが岩の槍を作った罠を何個も作っていたから
パムさんの映像を確認、全体的に80点かな あとはスノーに付けておいた小型の撮影器の映像かな、着物の帯の所に付けておいたからね
『なるほど、大きい穴と壁を作ればいいのですね』
「今のうちに作ってもいいよ」
『良い作品を作ってきます』
パムさんも元気に飛び出していった
『主様、よろしいでしょうか』
「いいよ、入って」
スノーとカーシャ、ハクが来た
「スノー動かないで」
スノーの帯に付けた撮影器を回収
『主様、ここではいけませんわ』
「なんの話」
『てっきり、帯を解いて裸にされるのかと』
「帯に付けておいた撮影器の回収だよ」
『スノーはジョーカーが大好きだもんね』
『カーシャだって、主様の血が大好きでしょ』
『コン』
『ハクさん、負けませんわ』
ハクとスノーはどんな会話しているのだろうか
夕方には少し早いが夕食と夜の作戦内容を伝える オーク肉とミノタウロス肉を食べたがミノタウロス肉は食べることが出来た




