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スタンピード1 開始の遠吠え

夜明け前、俺たちはすでに起きていた、偵察にハンゾウを向かわす


「ハンゾウが帰ってきたら作戦開始だ」


『騎士団の魔法部隊は私におまかせください』


「いつも後方でごめんな」


『いいえ、ジョーカー様を送り出して、帰る場所を護るためですから』


『兄貴の作戦成功させるっす』


『この日のために技を磨いてきました』


『ジョーカーくん、ありがとう 新参者の私に大役をくれて』


「ただの遊撃部隊だよ、俺とかジャンヌでもいいんだけど 後第1騎士団には気をつけてな」


今回は最前線に俺、ジャンヌ セルフィ 後方にティア、クレア、パムさん 遊撃隊とは別にスノーとカーシャさんも動く ティアがシルフのミラーに頼んで、クルスと豚の位置を把握し指輪で伝えることになっている  


最終的に森羅万象でクルス、星々の誓いが豚を倒すことを決めている


「ワン、ワン ワーォーン」


ハンゾウが戻って来た、遠吠えを 作戦の合図だ


季節は夏、すでに外は明るいため、松明やライトのような魔法で照らす必要はない


ティアからの念話だ


『ゴブリン、オークの混成部隊、それとオーガとミノタウロス、ワイバーンも確認したわ』


『第10騎士団のみなさん、勝てばオーク肉で祝杯ですよ、昨日食べた肉ですよ 勝ちましょう』


クレアは士気を高めるのが上手いな、彼女の美貌とカリスマ性だと思うけど、ティアに念話


「ティア、ワイバーンの処理を頼めるかな」


『いいけど、終わったら1杯付き合いなさいよ』


「俺は酒なしで」


今のティアならドラゴンの鱗も陰陽師の結界も破壊できるから心配はない


一定のラインより前の魔物を後方が攻撃、打ち漏らしを前衛が叩くのが騎士団の作戦だ、盾を持って槍で突っ込む考えしかない将軍は本当に致命的だ 第10騎士団の面々には兵法の書を読むことを薦めた


俺たちは騎士団の作戦のラインより前で戦う、第10騎士団にはここで潰れて貰いたくない、彼らは平民の誇りであり、貴族よりも強いとアピールしてもらわないといけないからだ


俺とジャンヌ、セルフィはゴブリンやオークを流れ作業のように狩っていく


「セルフィ、魔法の練習に丁度いいぞ 動いているし」


『兄さん、余裕扱いていると足元掬われますよ』


『セルフィに同意するわ、オークの回収忘れないでね』


念話だ


『こちらアマネ、予想通り第1騎士団と戦闘します』


『主様、クルスを見つけました 戦闘の許可を』


「アマネ、2、3人を生き残して捕まえてくれ」


「スノー、ティアの弓の射定範囲まで誘導するように」


「ジャンヌ、バフをお願い」


『わかったわ』


「俺はミノをやるからオーガいける?」


『兄さん、大丈夫ですよ』


『あなたとの修行の成果を見せて上げるわ』








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