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白銀の女剣士

外套を被り王都へ歩いている者がいる、白銀の髪がチラチラと見え、腰には剣、剣の長さや大きさから女性だと思われる


私はシェリー、シェリー・マスタング マスタング侯爵家の次女よ、わけがあって今はソロ冒険者として活動している。今は王都に向かって歩いている。


私の家には兄が4人と姉が1人、妹が1人いる 家族の仲は最悪だ、私の母は側室で私が産まれてからすぐに病で亡くなっている、父や兄たちは私を性的な目で見てくる、正室は私にいつも嫌がらせをしてくる


12歳の誕生日の前日にいつもよくしてくれるメイドさんに隣街の冒険者学校に行きなさいと言われ、小袋を渡されて、夜中に外へ逃がしてくれた 小袋の中には金貨と手紙が入っており、金貨は母が私のために隠していたお金らしい


冒険者学校に逃げ込んだ、私はすぐに入学できた 頑張って勉強に剣の訓練、魔法の訓練をしたが毎回2番だった いつも1番だった男の子ジョーカーに勝てなかった


ある日、ジョーカーに聞いてみた


『どうしていつも1番なの』


「努力しているからだよ、シェリーがいつも頑張っていることは知っているよ」


私はその言葉を聴いて、初めて人前で泣いた、彼は泣いている私に優しかった そんな彼は平民で開拓村の出身、貴族に連れて行かれた幼馴染と再会するために冒険者になると言っていた 私とは大違いだ、私の場合はあの屋敷から逃げたくて、冒険者学校に入ったからだ


15歳の春、卒業した 結局最後までジョーカーには勝てなかった ジョーカーを探して一緒にパーティーを組もうと言いたかったが彼の姿はすでになかった


卒業してから、別の街でしばらくはソロで活動していた、冒険者ランクもBに上がったある日、パーティーに誘われた、初めてのことだった 冒険者学校ではあらかじめパーティーを決められていたからだ


男2人、私を含めて女3人のパーティーだ、そんなパーティーも2年で終わった


寝込みを襲われそうになったからだ、4人はグルだった 私は頭にきて、男1人の片腕を切り落とした、パーティーは解散、私には人斬りの汚名までついた、その後はソロで活動していた


ある日、普段は魔晶器を見ることもないのだが、ある映像を見た 彼だ、ジョーカーだ 隣りにいる美人な女性は気になるが黒いオークキングと戦っている映像だ


彼の活躍を見ると、うれしくなるし彼のことを思うと胸が熱くなる 初めての気持ちだ


昨日、王都に近い街のギルドで彼の映像を見た、彼対複数人、そして立会人に国王陛下がいる


彼の周りにいる女性達は綺麗で可愛いし美人だ、それに比べて私なんか あの人数はパーティーじゃなくてクランだきっと 彼のクランに入りたい、彼の傍にいたい 彼なら私を受け入れてくれるはずだ


でも王都には兄が3人、第1騎士団にいる 父は第2王子派だったから粛清は間逃れている


店で外套を買い、王都へ ジョーカーに早く会いたいな



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