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誓いの指輪

後2話で1章終了予定です

魔法陣に乗って光に包まれた後 ダンジョンの入口に戻って来た


「魔法陣の感覚なれないな」


『馬車で酔ったような感覚よね』


「まずはギルドで報告と買い取りだね」


『うん、でも切り札、撮影してるけどいいの?』


「今までも使ってたけど、大剣を生成したのは初めてだよ、投擲用の投げナイフ作っていたからね」


『牽制に魔法かナイフを使ってたのは知っているけど、ナイフは魔法だったんだ』


ジャンヌと手を繋いでギルドまで歩く、疲れてるし身体中痛いけど、我慢だ


『ジョーカー 明日には街を出ませんか?』


「急だね、いいけど行き先は」


『私たちの村 歩いてのんびり帰りましょう』


「テントも使ってみたいからちょうど良いね」


俺たちの育った村はここから歩いて3日くらいだ、馬車でも行けるけど、ジャンヌと会えなかった間の時間を少しでも埋めたいかな


今回はとても良い稼ぎになったと思うが、あの斧の投擲は予想外だったし、矢避けの加護でもあれは防げない、ジョーカーがいなかったら私は今頃・・・・


今も昔も彼は私のヒーローで大好きな人、お金を貯めて結婚して彼とのマイホームをそして子供は4人は欲しいな


ギルドに着いたが、ジャンヌは妄想中だ 昔から妄想していると顔が凄く緩んでいるから分かりやすい


「ジャンヌ 着いたぞ」


『もう、着いたのですか もっとデートしたかったのに』


ただ歩いていただけなんだけど


ギルドの中に入り、受付けへ


「ダンジョンを攻略したのと撮影した映像ね」


受付けの女性は撮影器を持って、奥へ 30分経っても帰ってこない


『遅いですね』


「ジャンヌ、こういう時は面倒くさい事になりそうなのと、ここのギルドマスターが出てくるぞ」 


『お待たせして、すみません 2階の会議室に行くので付いてきてください』 


2階の会議室へ 入ると、ハゲたおっさんがいた


「星々の誓いだな 俺はここのギルドマスターを任されている トニオだ 座ってくれ」


俺とジャンヌは席へ座った


「撮影した映像を見せてもらった よく2人で勝てたな、あれはブラックオークキング Aランク下位だ」


「それにしても、ジョーカーお前はAランクパーティーだっただろ、何故ここにいる」


「あいつらに縁を切られて捨てられた、今はジャンヌに拾われた 飼犬だ」


「あのパーティーはジョーカーがいるからAランクパーティーでいなければDランク以下だ あそこのギルドマスターは仕事を全くしないからな」


あいつらそこまで弱かったのか 自尊心だけ強いからな 俺には関係ないからな


「何か話があるんだろ」


「ジャンヌさんをBランクへ昇格とダンジョン攻略の報酬だな」


「まだ、剥ぎ取りもしていない死体があるのだが買取ってもらえるか 後この指輪のマジックアイテムも」


「死体の方は買取るが、指輪の方は見せてくれないか」


鞄から指輪を1個だして渡す


「これは、買取らないぞ 買取れないが正確だな 伝説級の(レジェンド)アイテム 誓いの指輪(エンゲージリング)だ」


『聞いた事があります、結婚式に指輪をお互いに贈り合う元になったアイテムでしたよね』


「その通りだ、付けている者通しの念話が可能と1人のバフが指輪付けている者全員に影響される 他にも色々ある」


魔力の節約になるのか とても便利だな


「死体だけ、買取りでいい オークの肉は半分はもらうから値引いてくれ」


「交渉成立だな ジャンヌさんの冒険者カード渡してくれ、手続きをするから」


俺の鞄は優秀すぎるため 死体は新鮮でブラックオークキング1体 オーク5体 ハウンド5匹は良いお金になり、ダンジョン攻略報酬もあるため、凄い金額になり

撮影した映像はこの日、全世界のギルドで視聴率1位になった


俺とジャンヌは昨日の宿屋で昨日の部屋を取ることに、夕食後、部屋で


『ジョーカー、その私に指輪を嵌めてくれませんか』


「良いよ ジャンヌ、左手の薬指を出して」


俺でも意味は知っている それに絶望していた俺に希望をくれた彼女へのお礼でもあり、恋人からステップアップしたい


ジャンヌの左手の薬指に指輪を嵌めた


『ジョーカー 愛しているわ 大好き』


ジャンヌは涙を流しながら 俺に抱きつき キスを舌を絡め合う、大人なやつ


服を脱ぎ、ベッドの上で愛しあった


その日、俺たちは大人の階段を登った


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