第1騎士団へ宣戦布告
今日から騎士団を鍛えることになったのだが、帰ってからみんなに話すと私たちも一緒に鍛えてとか・・・・・俺の負担というよりこれからが大変だ
一応、陛下からのクエストということでギルドからも了承を得ているから撮影してもいいのだが、問題はこれからなんだよな
「騎士団を強化するように言われてきました、Aランク冒険者です」
王国には第1から第10までの騎士団があり、王国の各地に常駐している 今、城に常駐している騎士団は第1騎士団、貴族が多く将軍の直属と第10騎士団、貴族よりも圧倒的に平民が多い騎士団だ、ここの騎士団長は粛清された貴族で今はトップがいない
第1騎士団が200人にいるのに大して、第10騎士団は100人いるかいないかだ
「俺は第10騎士団を鍛えるので5日後、第1騎士団を倒しましょう 将軍、よろしいですね」
貴族が嫌いというか、クランメンバーを見てやがるからな 宣戦布告だ
「陛下にも言われていたことなので、お手並みを拝見しよう」
100人に集まってもらい普段の訓練を聞く
「団長がいたときは鎧を着けたまま走らされた」
「武器も触らして貰えない」
「合同演習でいつも笑われる」
「まとめると団長がクソでゴミ野郎だからまともな訓練をしたことがない」
全員、頷いている
「第1騎士団の訓練は何をしている?」
「槍と盾で模擬戦しか見ない」
「槍以外の武器を使っている所は」
ないみたいだ
「そもそも、なんで盾と槍にこだわっているんだ」
『ジョーカー様、私が説明しますね、王国の建国に尽力した勇者パーティーの1人、聖騎士が盾と槍を使い戦っていたからですよ。』
クレアの説明で第10騎士団の連中は拍手をしている クレアに手を出すと陛下が怒るぞ
「よし、決めたぞ 騎士団の理想や威光なんぞ知るか 勝つぞ 貴族をボコるぞ 方針が決まったので冒険者になってもらいます」
大ブーイングなんだが、冒険者ギルドの規定では騎士は冒険者になれるからな活用するんだ、それと冒険者に登録すると、自分の得意な武器や属性魔法、魔力量など鑑定してくれる 冒険者学校を卒業している俺たちはやったことはない
「あの、ジョーカーさん 本当に怒られませんか」
騎士の1人が話しかけてきた
「騎士というものは国を民を護る盾であり志だと俺は思うんだよ、盾と槍を持って騎士なら冒険者にも騎士を名乗れる奴は腐るほどいるぞ」
「王国の騎士団が間違えていると」
「たいして実力もない貴族が騎士団にいるだけ無駄だ、さっさと死んでいる方がマシだ」
城中に響き渡るように風魔法を使って叫んだ 5日後楽しみだね
100人を連れて、冒険者ギルドに行き、登録 そして鑑定
「前衛50人、中衛30人、後衛20人か」
『兄さん、50人の内20人は盾適性よ 私が見てもいい?』
「いいけど、5日以内に仕上げてくれよ」
残りの30人は俺とアマネ ファンで見るとして
「ジャンヌ、中衛の魔法適性と後衛の魔法適性の人数は?」
『中衛17人、後衛5人よ』
「ジャンヌとクレア スノーに頼むよ」
『人に教えると自分で何かに閃くことがあるからいいわ』
『頑張りますね』
『主様のお手伝い』
「ティア、弓適性を頼める?」
『魔弓の件があるしいいわ アカとパムもこっちを手伝わせるね』
1日目の今日は全員に魔力を使えるようになってもらう、デモンストレーションとして魔力のありなしを見てもらうことに
「今回は魔力を使っている状態と使っていない時の違いを見てもらう、両方魔力無しから」
俺はセルフィに剣を振る、セルフィは盾でパリィをし、飛ばされる
「次は俺だけ魔力を使うぞ」
全身に魔力を纏わせて、剣を振る タイミングがズレ、パリィは失敗し剣と盾の拮抗状態になり、止める
「今ので理解出来たか?」
「1回目と2回目で剣を振る速度が違いましたが」
「正解だ、今回は全身に魔力を纏わせたから速度が上がったんだ 腕だけとか足だけとか馴れれば部分にだけに魔力を使うことが出来る」
拍手だよ、模擬戦に勝ってからにしてくれ
「目を瞑れ、深呼吸、身体の中心、へそ辺りに魔力が来るようにイメージをしろ」
どうやら全員、出来たようだ
『兄貴、出来たっす』
「ファンは魔力を使えていたと思うけど」
『あたしは感覚派なんっす』
「これからも練習をするように」
『うっす』
予定では1日目と2日目で冒険者の基礎を徹底的に叩き込み、3日目は5人パーティーでダンジョンに入ってもらう 4日目は分かれて模擬戦、5日目は作戦の確認と休息の予定だ
クランメンバーを鍛えるのは5日目だな




