バカンス5日目 個性的なメンバー
リビングに戻るとファンが駆け寄ってくる 元気な子犬のようだ
『兄貴、兄貴 これからお世話になるっす』
「よろしくな」
次にパムさんがやって来た
『ジョーカーさんに相談することがありまして』
「相談なら乗るよ」
『まずは鍛冶をしていましてクランハウスに鍛冶場を作ってもらえませんかと』
「今の拠点がクレアの屋敷なんだ、クランハウスを買うことを考えているからその時に改めて相談しよう」
『はい、次にジョーカーさんの撮影方法を聞きたいのですが』
「パムさんは魔法は使える?」
『ドワーフは火と土特化型ですのであたしも使うことは出来ます。』
「俺の場合は風魔法とか重力魔法を使って撮影器を浮かしているんだ」
『重力魔法は聞いたことありません、オリジナルですか?』
「オリジナルじゃないと思うよ、昔の文献や書物に書いてあったから 土魔法と闇魔法の合成だからね」
『魔法の合成は難しいですよ』
「練習したからね」
パムさんはため息をつきながら頭を押さえて立ち去った
『コン』
「ハク、どうした」
『ジョーカーさん、どうも』
スノーさんがやって来た、顔が少し赤い
「ハクがお世話になったようで」
『いえいえ、ハクさんはいい主に出会われたお話をしていただきました。』
「最近、構ってやれないので心配していたのですよ」
『少し私のお話をしますね。私は雪女という種族で東の小国の雪が降り続ける山奥に住む種族です。数百年前にその小国が滅びてしまい、小国に住む種族の大半はこちらの大陸へ移り住んだのです。』
「天狐もその小国に元々住んでいたのか」
『そうですよ、アマネさんの先祖も小国の生まれです。』
エルフやドワーフは元々こちらの大陸に住んでいた、獣人も一部はこちらの大陸だ
「こちらに移り住んだ。種族というのは」
『妖怪と人括りにされる種族です。私の場合は氷と風魔法が得意ですね、もう1つの特徴として忠誠を誓える主を見つけることです。ハクさんはジョーカーさんに忠誠を誓ってますよ』
「そうなのか」
『コン』
誇らしげに鳴いている
「スノーさんは俺にどうしろと」
『私の主になっていただけませんか』
「パーティーメンバーには相談したの」
『していません、私、個人の問題なので』
「1度、パーティーで話し合った方がいいよ そうしないと俺は受け入れられない」
『1度、話し合ってみます。』
スノーさんが去っていった
「ハクはなんで俺を選んだんだ」
『コン』
「顔を舐めるな」
『は~い、ジョーカー』
「ティアはできあがっているな」
『こんなの酔ったうちに入らないわ』
「明日、頭が痛くても知らんぞ」
『どう、私のパーティーは』
「個性派が多いね」
『アカはエレガントにとか言ってるしファンは天真爛漫よ パムはよく頑張ってくれる スノーは頼もしいけど不思議ちゃんよ 最近は主様を見つけたとか』
「その主様、俺だわ」
『そうなの』
「パーティーで話し合えって言ったから」
『バカンスが終わったら、どこに行くの?王都には帰らないでしょ』
「村に寄ってから王都に帰るよ」
『私たちも行くわ、何年ぶりに帰れるし』
「俺たちの馬車に相乗りでいいか、20人は乗れるぞ」
『それでいいわ、いつ出発するの』
「明後日かな、今日はジャンヌの相手をする日だし」
『明後日ね、それと喘ぎ声漏れているからね』
「気をつけるよ」
クラン結成パーティーは御開きになり、俺たちはコテージに帰るのだが
「ジャンヌ、服はまだ脱ぐなよ」
『暑いのよ、ジョーカーのエッチ』
酔っ払いジャンヌが面倒くさい
朝、全裸で寝ているジャンヌとゲロ塗れで気を失った俺がベッドにいた




