王女と騎士とメイド
クレアの護衛をする日だ、クレアの説明によると月初めに王族会議をするらしい ちゃんと教えなかった国王陛下が悪いらしい ダンジョンは29階層まで進んだ、雪原を突破した後26階層からは砂漠だったため攻略スピードが落ちたからだ
「クレア この装備おかしくないか」
『お似合いですよ 私の騎士様』
「ありがとうございます 姫様」
国王陛下から貸し出されたマジックアイテムは城に向かう、馬車で付ける予定だ
『外に馬車を待たせているので行きましょうか』
「いいけど、メイドさんたちは」
『すでに馬車の中で待っていますよ』
俺とクレアは屋敷を出るとハクとハンゾウが後ろからついて来る
「クレア ハクとハンゾウはどうする」
『屋敷に待たせるのは可愛そうですし、素性を隠さないといけませんから』
「ハンゾウ 影移動はハクも連れて行けるか」
「ワン」
「ちょっとやってみて」
ハクとハンゾウは横一列に並び俺の影に入っていき、クレアの影から2匹は出てきた
「これなら行けるな」
『はい 大丈夫そうですね でも私の控え室で待っていてくださいね』
『コン』「ワン」
騎士らしくクレアを先に馬車に乗せてから乗る
『兄さん 騎士も素敵ですよ』
「セルフィもメイド服 可愛いね」
「ジャンヌもアマネも似合っているよ」
『『『 ありがとうございます、旦那様 』』』
そこはハモるんだ
馬車は王城に向かい走り出した ほんの数分の距離だ
「ハク 小さくなれる?」
『コーン』
「出来ないか」
『どうしたのジョーカー』
「ハンゾウの影移動を使えば、ハクも移動出来るけど ハンゾウへの負担が大きいと思うから」
『なるほどね、私たちの荷物の中に入ればいいんじゃない』
「あの木の箱なら入れそうだね」
木の箱には一応、クレアの服や彼女たちの服だけ入っている、武器や防具は俺の鞄の中に入っている 武器を持っているのは騎士の俺だけだと思い込ませる必要があるからだ
「ハクは木の箱に入ってもらうからね」
しょんぼりする
「部屋に着いたら出してあげるから我慢してくれない」
『コン』
ハクとはなんだかんだ意思疎通は出来るからいいけど
「アマネ 天狐って成長すればどんなことが出来るんだ」
『まず自然の力を扱えるようになりますね、人語を話せますし、人に変化出来るようになります ですがハク様は天狐であり妖狐の力を引き継いでいますので残念ながら分かりません』
「あとは俺が負の感情に流されて堕ちないようにするだけだな」
『その時は私が命を賭けて止めて見せます』
「アマネはもっと強くなれるよ」
『これからもご指導お願いします』
『兄さん 私もよ』
『ジョーカー私を忘れてない』
『ジョーカー様の教え方は分かりやすいですから』
馬車が停まった どうやら着いたようだ
「打ち合わせ通りにな あとハクを見られないように箱に入れるのも」
俺たちはマジックアイテムを身に付けた 自分のはわからないが3人の容姿や体型が変化している
俺は馬車を降り、メイドからエスコートをして降りる補助をする 最後にクレアの手を取り、降りていき 俺が先頭 クレア 箱を持ったメイドの順番で城に入る
俺はクレアの隣りにいるだけでクレアに任せる 打ち合わせ通りだ
クレアの控え室に着き 木の箱を開けてハクを出してあげる
『コンコン』
甘えたいのはわかるけどスキンシップが激しい
「ハクは女の子なんだからお淑やかにな」
会議が始まるまでのつかの間の休息




