ハクのお風呂デビュー
街で食材とお弁当を買い、街を出る 荷物は俺の鞄の中だ
『コン』
「ハク 起きたか 顔を舐めるな」
ハクは一回り大きくなっている 尻尾が2本に増えている
「ハク 成長した?」
『コン』
ハクを降ろす
『もう少し見ておきたかったな 寝ている、赤ちゃんとお父さんみたいな感じでキュンキュンしてたのに』
「ハクが赤ちゃんで俺がお父さんならジャンヌはお母さんだね」
『ハクちゃん、ママが抱っこしてあげる』
ハク 俺ではジャンヌを止めれないからごめんな ハクはジャンヌに捕まり 抱っこされる そんな目で俺を見るな
街から少し離れた丘でお弁当を食べる ハクには野菜と果物
「ハク 美味しいか」
『コン』
『ジョーカー はい あ〜ん』
「あ〜ん 美味しいよ 俺からも あ〜ん」
『あ〜ん あぁ〜幸せ』
昼食後、お昼寝をハクは俺のお腹の上で丸まっている ジャンヌは俺の腕に抱きついている 柔らかい胸の感触が ・・・・・1時間程 休憩をして故郷に向かってまた出発をする
「この辺りは見晴らしがいいけど、警戒はしといてね」
夕方頃に湖に着いた 村から3時間ほどの距離の場所だ
『ここは、昔 泳いだ場所ですね』
「懐かしいね」
あの頃は俺とジャンヌとあと2人で良く遊んでいた 大人たちに内緒でここで遊んで帰った日は怒られたな
「どうした ハクとはこれから沢山思い出を作って行こうな」
『コン』
『その中に私もいますよね』
「もちろんだよ、俺の可愛い奥さん」
『もう、ずるいです』
鞄からテントを出して、野営の準備 明日の朝には村に着く予定だ ジャンヌの両親のお墓に挨拶もあるし、久しぶりに両親にも会うからな
「ジャンヌに夕食作って貰おうかな」
『楽しみにしていてください』
ジャンヌが夕食を作っている間に俺はハクをお風呂に入れる
「ハク お風呂に入ろうか 気持ちいいぞ」
『コン』
ハクをお風呂場へ連れて行き、お湯をかけていく
『クゥ~ン』
とてもリラックスして心地よいみたいだ、石鹸を泡立ててハクの体を洗っていく
「もうすぐ、終わるからな」
ハクにお湯をかけていき泡を洗い落とした、ハクは犬と同様のぶるぶるで俺までびしょ濡れだ
「気持ち良かったか」
『コン』
ハクを生活魔法、ドライヤーを使い乾かしながらブラッシングをする ハクの毛はあまり抜けないみたいだ
『ジョーカー、ハク ご飯よ』
「ハク ご飯を食べよう」
『コン』
ジャンヌの料理はとても美味しかった
『ジョーカー 今度お米の炊き方を教えて下さい』
「良いよ、お米に合う料理も教えるよ」
楽しい夕食が終わり、まったりラブラブ
「ジャンヌ 今日は大胆だね」
『ジョーカーは私のおっぱい大好きでしょ』
外から人がこちらへ向かって来ている、このテント 索敵も使えるから凄いな でも俺にしかわからない
「ジャンヌ 人が来る」
『もぅ ムードが台無しよ』
俺たちはテントから出ると、その人は倒れていた 駆け寄って介抱をする 修道服を着た女性だ
テントまで運び、ベッドへ寝かせる 着替えはジャンヌに任せる 女性は目を覚ました
『ここは』
「俺たちのテントだ、倒れていたから介抱をしたんだ」
『ありがとうございます、助けてください』
「とりあえず、話を聞かせてくれないか」