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街に到着

洞窟の奥に岩で出来た天然の檻に子供が5人、縄で繋がれている


「大丈夫か、今 出してやるからな」


刀で岩を斬った、自分でも驚くくらいの切れ味で岩を切断した


ジャンヌが中に入り、子供たち1人1人の状態の確認、俺は外で待機


『ジョーカー、全員大丈夫です、問題ありませんので洞窟を出ましょう』


先頭はハク 次に俺で子供たち5人最後尾にジャンヌの順番で洞窟から脱出した、3人の盗賊は縄で縛ったままで帰りも眠ったままだった


「ジャンヌ この子たちはどうする」


『話を聞いたら、目的地の街の子たちよ ご両親たちも心配していると思うから早く連れ帰ってあげましょう』


「そうだね、とりあえず 洞窟の穴を塞いでおくよ」


土魔法で出来た土を洞窟に敷き詰めて、炎魔法で高温にして強度を上げて完成した


「行こうか、ジャンヌ 陣形はこのままで」


『クゥーン』


「どうした、ハク」


ハクは俺をよじ登って、肩に乗っている、まだ猫くらいの大きさだし 重くないからいいけど 子供たちはハクを見て目を輝かせている


『お兄さんその子何ていうの』


「この子はハク、俺たちの家族だよ」


『触ってもいい?』


「今は街に向かうことが優先だから、街に着いたら触ってもいいけど、その時はハクに聞いてくれ」


『うん』


ハクは俺の肩から飛び出しジャンヌの元へ


『どうしたの、ハク・・・・・なるほど ジョーカー街までどのくらい』


「あと30分くらいだ」


『ハクが眠たいみたいなの』


「わかった」


俺は鞄から外套を取り出し 捻って、両端を結んで輪っかを作り身体に着けて簡易ゆりかごが完成 紐なら抱っこ紐と言いそう


「ハク おいで」


『コン』


ハクはゆりかごの中で丸くなって眠った、可愛いぞ ジャンヌの次に


30分後、無事に街に着いた、いつも通り、冒険者カード提示して中に入れるけど今回は違う


「お前たちの身分はわかったがその子供は」


「森のはずれに盗賊の拠点がありそこにこの子たちが捕まっていました、助けて、洞窟の穴は完全に埋めました」


「事情はわかった、通っていいぞ」


街に入れた、当初はここで1泊予定だったが


「ハク、寝ちゃっているんだ、撫でるくらいならいいよ」


5人の子供たちはハクを撫でて、楽しんでいる


『お兄さんたちはいつまでこの街にいるの?』


「ここは通り道なんだよ、故郷の村に帰るんだ」


『そうなんだ、お兄さんたちどこかで見たことあるんだけど でも助けてくれてありがとう』


子供たちはそれぞれの家へ、帰っていった


「食材とお弁当を買ってから行こうか」


『ジョーカー昨日の私の水着どうだった』


「また、改まって 似合っていてよかったよ、黒の水着の方がセクシーになるよ」


『参考にするね、行きましょう』


食材とお弁当を買いに向かった








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