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壊れた世界でたった一つの宝を見つけた 後編(ロイス目線)

ラストスパート

これで最終話!(*`∀´*)

途中で分けたら短くなるのですっごい長くなったけど書きました(〃´o`)フゥ…

最後あたり微かにエロっぽいシーンがありますご注意ください<(_ _)>



目が覚めたら見覚えのない天井が見えた、起き上がると俺は現状を知るために辺りを見回す。

そこは綺麗に片付けられた部屋で孤児院で俺に与えられていた部屋の何十倍もの広さがあった。

部屋には大きめのクローゼットに大きな鏡の付いた化粧台、長椅子が向かい合うように置かれその間に椅子の長さと同じぐらいで高さは椅子より少し高めの机が置かれ、本棚がいくつか俺が今座っている恐らく絹で出来た滑らかなシーツでふかふかのすごく高そうな上質のベッド、窓がざっと見3、4つぐらい付いていてドアが(予想では)トイレと浴槽と出入口の3つ。


金持ちの貴族が暮らしてそうな家だと言うことがすぐに分かる。俺の家にもこんな部屋があったのを知っている恐らくこの部屋は家へ来たお客が泊まる部屋だと予想するが、何故自分がここに居るのか分からなかった、どこかの物好きにでも売られたか何かなのだろうかそう考え始めた時扉がノックされ驚く。

そして水桶とタオルを持ったメイド服の女が入ったきて俺が起きてることに気づき驚いた顔をしたあとすぐに、にこりと微笑だ。

「おはようございます、お目覚めになられて何よりです」

「⋯⋯⋯」

俺は癖のようなものでつい身構え言葉を発することは無かったがそのメイドは特に気分を害した様子もなく近づいて話しかけてくる


「初めまして、ここはレギノスタ皇国ハーベルトノーツ家、本邸のはなれにある別館です。

この別館はお越しになられたお客様方が泊まる際に利用する場所です」

女はお辞儀をしたあと心を読んだかのようにここが何処かを説明した、自分が何故ここにいるのかと言う疑問を口にすることは出来なかった。

「旦那様をお呼びしますので少々お待ちください」

「⋯⋯⋯は、い」

たったそれだけしか言葉を発せなかったがそのメイドは満足そうにニコリと微笑み部屋から出ていく。


☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:



数分あるいは数十分がたち再び部屋のドアがノックされ20代前半か後半ぐらいの男が入ってくる

「こんにちは、体調は大丈夫かい?」

俺はその質問にゆっくり頷く

「お腹空いてるだろう食べてから話そう」

そう言ってサンドイッチの乗った皿を目の前に差し出され躊躇したが恐る恐る1口食べる、お腹がすいてたのもありすくに全て平らげてしまった。そして飲み物を渡され話が始まる。


「まず私の名前はダリアン・ハーベルトノーツ、ハーベルトノーツ家当主をしている、君の名前を教えてくれる?」

俺はその言葉に頷き名前を言う

「⋯⋯えっと⋯⋯ろ、ロイス⋯⋯ロイス・アロイシュアです」

名前を聞くとダリアンは驚いた顔をした

「たしか、アロイシュアの名は隣国の伯爵家で大罪を犯し1家全員処刑されたんじゃ」

その話を聞き俺は俯く、彼は失言だったと慌てた様子で謝る。


誰かを信じるつもりはもう無かったけどただ何となくこの人は信じていい気がしただから俺は今までの事を全て話した。

その結果丁度従者を探してたからと彼の娘の従者として仕えることとなった、そしてしばらく休み身体の傷が良くなった俺は彼の娘 後に最愛で最も大切なたった一つの俺の宝アリシアに出逢うこととなった。




•*¨*•.¸¸☆*・゜•*¨*•.¸¸☆*・゜



初めて彼女に出会った時の印象は可愛いだったそれと同時にこんな無邪気そうな可愛い子も孤児院にいた時のやつらと同じような人間なのかと怯えながらも警戒していた、だけど彼女は俺の容姿について何も言わず俺に何もしてこなかった。

それでも警戒をやめることなく黙ってその時がいつ来てもいいよう警戒して待っていると彼女は庭園へと誘ってきた。

とうとう来たかと俺は思ったが彼女はそこでも何も言ってこなかった、いくら待てども何もしてこない彼女、アリシアに俺は意を決して問うと意外な答えがきた。

彼女は「よく分かりません、特に何か言わなければいけないことはありませんから」

なぜ?どうして?俺の中にただそれだけが渦巻く。君ぐらいの歳の子は俺の容姿を見たら暴言や暴力を振るうものなんじゃないのか?それが普通なんじゃないの?


「なんで」

「⋯⋯?」

そんな事を聞けばアリシアは意味がわからないというふうに首を傾げる。

「俺、いや私を恐れないのですか?」


「恐れる?なんでですの?」

「な⋯んでって、こんな目にこんな姿だから」


「?どこに恐れる要素がありますの?その真っ黒な髪はサラサラで陽の光を浴びてキラキラしていてすごく綺麗ですし


真っ赤な眼は宝石の様に綺麗で陽に当たればさらにキラキラして宝石を太陽にかざしたような輝きがあってロイスの事は綺麗で美しいとは思っても恐ろしいなんて全く思いませんわ」


この子は今この容姿を褒めた?分からないなんで褒めるのか笑って優しい笑顔を自分にむけてくるのか、そんな風にしてくれるのは家族と親戚だけしかいなかった。

俺は両親が死ぬきっかけとなったこの容姿が嫌いだった、だけどその言葉がすごく暖かく感じて嬉しくて彼女に焦った様子で心配されて初めて、自分が泣いていると気がついたそしたら涙が更に溢れて止まらず彼女に抱きしめられて子供のように泣き続けた。その日の夜久しぶりに兄達や両親を思い出し1人で泣いていたらアリシアが来てその日は抱きしめられて一緒に寝た。




☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜



「たしかあの時からもう既に惚れてたんだよなぁ」ベッドの脇に座り眠る彼女の頭を撫でながら昔を思い出してこんなことを思う。

たしかアリシアを好きだと気づいたのは初めてもらった休暇の日だったなぁ俺の代わりの従者がついて、アリシアが代わりの従者を連れて街に買い物に行ったて聞いて、頭が鈍器で殴られたような感覚がして目の前が真っ赤に染り激しい殺意を覚えたのがきっかけでアリシアに、惚れていて自分はその従者に嫉妬してるんだって気づいたんだよな

理性でなんとか我慢したけど気づいた瞬間アリシアに近づく人間全員気に食わなくなったんだっけ、好きだからアリシアに近づく男を全て排除したし彼女に手を出そうとする男を平気で脅したりもした。


あぁけどアリシアにキスをしろと命令された時は大変だった理性がもつかどうかはほとんど賭けだった、押し倒しそうになるのを我慢するのに全ての勢力をフル動員して理性の糸を保った

けどそんな命令をして来るぐらいだからもしかしたら俺の事を好きなのかもって期待して告白の言葉を待ってたのにそのまま部屋に戻ってしまうし、その日の夜は凄く浮かれてテンション上がりまくりで興奮しすぎてやばかった。


アリシアの唇を思い出してはいますぐ抱きたい、監禁したい、足枷を付けて閉じ込めたい、首輪もつけて逃げられないようにしたい、そんな色々な欲望が俺の心を支配した。

だけど次の日アリシアの気持ちを聞こうとしたら言葉を遮られ婚約すると伝えられた、吐きそうだったアリシアが俺の事を好きだと感じたのは俺の幻だったのかと、婚約者になる男が好きなのかと憎しみと嫉妬と独占欲、憎悪、恨み妬み様々な負の感情で頭が割れそうに痛かった。

心の中がグチャグチャで、頭がおかしくなって壊れてしまいそうだった、この衝動のままアリシアを犯して壊してしまおうかとさえ思った。



だけど我慢したまだ時間があると分かったその日から俺は旦那様に交渉しに行った毎日説得してようやく認めてもらえた、婚約を白紙に戻して貰えたアリシアが俺を好きだと言えば婚約も結婚もしていいと許してもらえた。

だから俺は賭けに出たんだ昨日の夜部屋に呼びだし紅茶に少しの自白剤と睡眠薬を混ぜ込んだものをアリシアに飲ませた、結果アリシアは俺が好きだと自白した好きだと俺を好きだと彼女は言ったんだ、ようやく手に入れたと歓喜が全身を包み込んだ。

眠った彼女の頭を撫でながら宣言する

「絶対に逃がさないよ、君はもう俺だけの物だ、俺の腕の中へ君から堕ちてきたんだ、もう逃がせないからだから諦めて今以上に堕ちてきてね、愛してるよ」






────────狂ってしまうほど君だけを ね








☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*



目覚めると知らない天井が見えた、すぐに扉が開き反射的に首を扉へ向ける

「おはようございます、お嬢様いやアリシア、あぁ、あと敬語もやめた方がいいですね」

「ロイス?」

「?どうしたの?」

「あの、ここは?」

そう言って上体を起こしたら肩を押されて再びベッドへと戻された、そしてどういう訳かロイスは私を押し倒すようにして覆いかぶさった。

「俺達の家だよ」

「⋯⋯⋯え?おれ⋯たち?」

「うん、俺とアリシア2人の家今日から俺達はここで暮らすんだよ」

そんな事を言いながらまるで世界一幸せだと言わんばかりの満面の笑顔でロイスは愛おしそうに私の頬を撫でる


「え?は?なんで?」

混乱する私を見ながらロイスは愛おしげに目を細め微笑みを絶やすことなく言葉を続ける

「なんでって俺達が婚約して3ヶ月後には結婚するからだよ」

「は?はぁぁぁぁぁぁぁ!!!???け、け、け、けけけ結婚んんんん!!!!???」

「うん、結婚、あぁ安心してちゃんとお義父さんの許可は取ってあるから」

「じゃぁ大丈夫かって、なるわけないでしょ!!なんでこんなことになってるの!?諦めるために命令してキスをしたはずなのに」


「大丈夫俺を諦める必要はないよ、むしろずっと俺の事を好きでいてくらればいいから、あ、他の男に見惚れたり目移りはしないでねそんな事したら罰として俺だけしか見えないようにお仕置きしちゃうから、あとしばらくベッドから出れない生活続くと思ってね」

「はぁ、いや、あの」

「ね?」゛二コ゛

「いや、けど」

「ね?」゛ニコリ゛

「あ「゛ね?」⋯⋯はい」

黒い笑顔と圧を感じても反発してたら急に真顔になってすっごい低い声で言われた、思わず頷いてしまった私は悪くないと思う。

「愛してるよアリシア、絶対に離さないよ」


まぁけど私の事愛してくれてるみたいだし両思いみたいだしずっと一緒に居れるのも愛を囁かれるのも嬉しいし私もロイスの事愛してるしこの幸せを信じて諦めるのを諦めよう

「私もロイスの事愛してるよ」

そう言った瞬間心から幸せそうに笑って私はそのまま美味しく頂かれちゃいました。





──────────────────

おまけ

☪︎⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩


「大丈夫?アリシア」

「これで大丈夫だと言う人間はただの異常な人だよ」

「ごめんね、幸せと嬉しさが一気に来ちゃって、けどこれでもまだ足りないぐらいだからあともう数日頑張ってねまだ3年分ぐらい愛せてないから、あと9年分は愛させてね」

「うそ、でしょ、こんなのがまだ続くの?初めてなのに4日間休み無しでヤリっぱなしでようやく休憩できたのに?しかもあんなに激しくずっとシてたのにまだ3年ぶんなの?体が持つ気がしない、せめて1日休ませて」

「ごめんね、それは無理な相談かな、これでもまだ手加減してるけど次は初めから本気でいくよ」

愛しい人の満面の笑顔でニッコリ言われても悪魔の言葉にしか聞こえない

「さて休憩終わり、続きをヤろうね?」゛にこ゛

「ちょっ、まっ、まだ20分しか休憩してない」

「20分も休憩したでしょ」

「ちょ、まっ、あぁぁぁぁ!」


結局そのまま美味しく頂かれ食事休憩(2、3日に量を多めで1回)に10分、水分補給で数秒だけ休憩を貰いその後更に3週はぶっ通しで抱かれ続け(どれだけ体力と精力があるのよ元気すぎる)

その後も夜になれば毎日頂かれ愛が覚めるどころか年々彼も私も愛が増していき、ロイスによる私の監禁事件や寝室に数週間籠り続ける事などちょっとした騒動があったり、寝室に籠り続ける度に「諦めるために権力を使ってキスをせがんだだけなのにどうしてこうなった!?」と思ったが沢山の子供達と愛しい夫のロイスと特に愛が覚めることも目移りすることなく末永く幸せに暮らし生涯を終えました。


《完》

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